今回は岡山県岡山市で有機野菜を栽培している、さいとうファームの代表、齋藤 博さんにお話を伺います。
岡山市の北、自然豊かな旧・御津町にある「さいとうファーム」。東京での会社員生活を経て、農業学校で学んだ後、2010年に移住しスタートしました。有機栽培にこだわり、化学肥料や農薬は使いません。山の落ち葉や牛ふん堆肥で丁寧に土を育て、自然の力を活かした野菜づくりを続けています。気温差のある土地で、日々試行錯誤しながらおいしい野菜を育てる、あたたかい人柄がにじむ農園です。
昨年から「さいとうファーム」では、竹パウダーを使った土づくりにも挑戦中。竹をエサに微生物が活性化し、土がふかふかになると言われています。甘みアップの効果も期待されており、今年は人参で糖度の違いを数値で比較予定。春に育てたブロッコリーやカリフラワーも例年より立派に育ち、特に黄色いカリフラワーは「オーガニックライフスタイルEXPO」で大好評!見た目の華やかさも相まって、完売したそうです。
そして夏といえばズッキーニ!今年はUFO型、丸型、棒型など色も形もバリエーション豊かに栽培中。なかでも新顔は「ボロネーゼ」という品種で、丸型を短くしたようなユニークな姿。どれも瑞々しく、料理次第で味の違いが楽しめます。
ズッキーニはオリーブオイルで焼いてチーズをのせるのが定番のおいしさ。特に丸いズッキーニは輪切りにしてフライパンで焼くと◎。軽くボイルして温サラダにするのもおすすめで、素材の瑞々しさが引き立ちます。
