今回は、発酵料理や季節の料理をメディアで紹介する活動をする、料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、塩と米麹と水とレモンで作る発酵調味料”レモン麹”についてお話を伺います。
榎本さんは発酵食品が大好きで、それを使ったレシピや季節の旬を大切にした料理を発信しています。醸造所では栄養価の高い副産物が捨てられている現状もあり、それらを活用し、発酵をもっと身近に感じてもらえるよう『tsumugi-te-』というブランドで商品開発を行っています。
レモン麹は、米麹とレモン、塩を発酵させて作る発酵調味料で、爽やかな香りに加え、麹由来の旨みや甘み、塩味が楽しめます。榎本さんはレモンも麹も好きだったことから組み合わせてみたところ、和洋中問わず使える万能調味料になりました。米麹のおかげで酸味がまろやかになり、肉や魚、野菜など幅広い料理に活用できます。さらに、オリゴ糖や乳酸菌による腸活効果、レモンのクエン酸でリフレッシュ、美容や健康にも嬉しい一品です。
『tsumugi-te-』のレモン麹は、酵素がしっかり働く温度帯で数時間かけて丁寧に発酵させています。使用するレモンは、瀬戸内海産の完熟オーガニックレモンを丸ごと贅沢に使用。、京都の老舗『菱六もやし』の米麹を使い、原料に徹底的にこだわっています。国産レモンは収穫時期が限られており、今年の再入荷予定もないため、気になる方はお早めに。忙しい方でも手軽に使えて、旨み・甘み・塩味が一体となった一品で料理がぐっと美味しく仕上がります。
レモン麹はレモンの酸味がまろやかで、爽やかさに米麹の甘みや旨みが加わった、幅広く使える万能調味料です。例えば茹でたアスパラやブロッコリーにそのままつけるだけ、生のトマトにオリーブオイルと和えるだけでも美味しく仕上がります。お肉を漬け込んで唐揚げにしたり、鮭のホイル焼きにもぴったり。蒸し野菜や蒸し鶏とも相性がよく、ピザトーストに添えても◎。麹の旨みと甘みで味がしっかり決まるので、忙しい方にもおすすめです。「想像以上に美味しい!」という声も多く、まずは一口、ぜひ味わってみてください。
