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Jan. 5 2024

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縁起物のカレンダー、トーダンのカレンダー

今回は、明治36年創業で今年で121年を迎える、カレンダーを製造する株式会社トーダンの代表取締役である強口邦雄さんに、暦とともに生活することについて お話を伺いました
元々は、明治36年に東京団扇合名会社という団扇や扇子を製造する会社からスタート。世の中に扇風機やクーラーが各家庭で使われるようになっていた頃から、閑散期に製造していたカレンダーが主力。インターネットが生活に入ってきてカレンダーを使う人が少なくなった時もトーダンならではアイデアで、団扇、扇子は厄や邪気を払うという道具でもあった事から「開運カレンダー」や「金運カレンダー」といった縁起物のカレンダーや、さらには縁起物のだるまも製造されているそうです。
日本においてカレンダーは室町時代からスケジュール管理の道具としてではなく、吉凶や験を担ぐ日を確かめるためのツールとして使われており、十二直や二十八宿であったり、月の満ち欠け、星座の動きなど、長年の天文学的な蓄積や経験則から暦として作られてきたものだとのこと。
そんな中で、一番人気の「金運カレンダー」には“三合の原理”という日があります。これは、新発展、名声、名誉、金運上も司る、オールマイティーな吉日。事業をスタートしたり、新しいチャレンジを始めるのに最適な日です。そしてさらに、最初はカレンダーに入っていなかった一粒万倍日を入れたところ、このカレンダーが売れていることもありますが、世の中が一粒万倍日を気にし始め、日本で一粒万倍日を流行らせたのはトーダンだと言われているそうです。
強口さん曰く、金運だけでなく、家を買うなら、お財布を買うなら、新しい靴を履くなら、など生活の中に少し暦を取り入れることで、自分の小さな幸せを見つけてハッピーになれるとおっしゃっていました。

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