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CHOYA NATURAL BEAUTY

Aug 6 2021

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天然素材を使ったオーガニックパジャマをご紹介。

今日は、贈り物としてのパジャマをコンセプトにしたブランド『LOB SALTZMAN』について、代表の野口恵美子さんにお話を伺いました。
『LOB SALTZMAN』は、野口さんが6年前に立ち上げた、日本の縫製工場で作っている国産のパジャマになります。野口さんはどうして、パジャマのブランドを立ち上げたんでしょうか?

「LOB SALTZMANは贈り物としてのパジャマをコンセプトにしてるんですが、私自身が過去にプレゼントにパジャマを送る機会が多かったんです。それは、服やアクセサリーっていうのはやっぱりその方の好みがはっきりしている場合が多いので選ぶのが難しく、それに比べてパジャマは自分ではなかなか買う機会がないっていう方も多いので、ベーシックで上質なものを送ると、とても喜んでもらえたということと、サイズも比較的ルーズなので選びやすいっていうこと。あとは洗い替えに何枚あっても困らないなど理由はたくさんあるんですが、何より贈り物としてパジャマが選ぶ一番の理由は、相手に対して、このパジャマでぐっすり眠って疲れを癒してくださいね。体を大切にしてね。いつも気にかけてますというメッセージを伝えられることかなと思っています。普段面と向かって、なかなか感謝の気持ちを伝えることができない内気な私にとっては、パジャマは大切な人にこそ贈りたい、とっておきのプレゼントでした。そういうことがあって、私の思う贈り物としてのパジャマを追求したいという思いから、会社を立ち上げました。」

『LOB SALTZMAN』のパジャマには、どんなこだわりがあるんでしょうか?

「使う生地にはこだわりを持っています。同じ綿の生地でも、その糸の撚り方だったり編み方で、質感が全然異なってくるので、寝てるときにかいた汗をしっかり吸収するっていうこと、あとパジャマに適した通気性があるということ、風呂上がりの肌に負担がなくスッと馴染む着心地であるというのを重要視して生地選びをしています。あとはパイピング。このパジャマのパイピングを使った太いラインが、弊社のパジャマのデザインの特徴でもあるんですが、この部分には専用の少し固めのしっかりした素材のテープを使うっていうのが一般的なんですが、とにかく優しい着心地を追求したかったので、パジャマと同じ生地を細く切って使ってもらうようにしました。この縫製は難しく、職人さんには大変なんだよと言われてしまうんですが。あとはパジャマで一般的に皆さんがイメージされるのは、ボタンで前を開けるタイプのパジャマの形かなと思います。弊社のパジャマもそのタイプなんですが、その形には実は理由があります。寝ているときにはコップ一杯分の汗をかくと言われるの聞いたことがある方も多いかと思うんですが、それは睡眠中に汗をかくことで体温もグンと下げて、脳と体を休める、深い眠りにつくためなんです。そのときに熱がこもると、寝苦しくなってしまいます。前開きのパジャマは、ボタンとボタンの間に少し隙間ができるので、そこから汗の湿った空気や熱気を外へ逃がしやすくなっているので、熱がこもらず快眠できるということから、この前開きがパジャマの形の定番になったと言われています。ですので、寝苦しい真夏にはぜひ、前開きのパジャマを着てみてください。」

デザインや素材のこだわりだけではなく、こんなユニークなサービスもあるそうです。

「後ろ襟に無料で刺繍を入れられるサービスを行っています。贈る相手の名前はもちろんなんですが、15文字まで入れることができるので、例えば父の日に日頃ののありがとうの気持ちを込めて、「Thank you father」など、面と向かってだとちょっと恥ずかしくて言いづらいような言葉も、パジャマに入れる刺繍のメッセージでだったら伝えられるなどできますよね。ユニークな内容も割と人気がありまして、例えば、何でも完璧にこなす男性の贈り物に「Mr.Perfect」と入れる方もいたり、あと結婚祝いには「Mr.Sasaki」「 Mrs. Sasaki」と、あと苗字をそれぞれ付けてペアで贈り物されたり。その他には、私どもでは解読できないような謎の暗号のようなものもあったりとか、本当に様々なオーダーをいただいております。お客様からは、思い出の品となって送った相手にとても喜んでもらえたと、嬉しいお声をたくさんいただいています。で、なぜ後ろ襟かというのはさりげないところがいいなというのと、あと刺繍というものはどうしてもこの裏の部分が硬くなってしまって肌触りが悪いので、肌に直接触れない部分ということで後ろ襟なりました。この刺繡も、贈り物としてのパジャマを追求したいという思いから生まれたサービスになります。」

9月には、こんなパジャマも発売になるそうです!

「9月には炭の入ったパジャマが発売になります。一般的には炭の商品というと、生地に炭の粒子を吹き付けたりとか、塗布したものが多いんですが、それですと洗濯するたびに少しずつ炭の粒子が剥がれ落ちていってしまうんです。今回採用したこの生地は、綿そのものを高温で炭化させて角の糸にしたものを生地に編み込んでいるので、洗濯の回数を重ねても剥がれ落ちることがないため、炭の効果はパジャマが駄目になるまでずっと持続します。炭は遠赤外線の効果で血行を良くすると言われることがあるんですが、今回使ったこの記事は、寝たきりで血行が悪くなりがちな方の介護用のシーツなどにも使用されることもあるそうで、実際に弊社でも血流の流れの速さを測る機材を使って、通常の綿100%の生地と、この炭混入繊維の生地とをそれぞれ5分間、手の甲に乗せた後の指先の血流の流れを測定してみたところ、そのときの試験では30%近く血流の流れが活性化していることがわかりました。その他にも、炭には消臭抗菌の効果が期待できるので、例えば災害時などで、何日も洗濯ができないといったときにもおすすめの商品になります。」

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