今回のLISTEN UP!は、新年ということで、初詣やお参りについて、大國魂神社・権禰宜の北山武潤さんに伺いました。
東京都府中市に鎮座している大國魂神社。京王線府中駅南口や、JR南武線・武蔵野線府中本町駅から、それぞれ徒歩5分のところにあります。大國魂神社は、大國魂大神を武蔵国の守り神として祀った神社で、俗に縁結びと厄除けの神様として有名です。
初詣を行う期間ですが、そもそも初詣とは神様への新年最初のごあいさつで、門松を立てておく期間である「松の内」の間にお参りするのが一般的です。ただし、定められた決まりはありませんので、過ぎてしまっても問題はありませんが、節分までが目安となります。
大國魂神社では、参拝順の決まりはありませんが、はじめは参道を進んで、拝殿前のお賽銭箱のところでお参りされる方が多いでそうです。
ご祈祷は個人の場合、ご予約不要です。思い立ったが吉日。午前9時より承っています。商売繁盛、良縁祈願、学業成就、家内安全、交通安全、心願成就など、さまざまなご祈祷があります。
また、大國魂神社の境内には松の木が一本もなく、植樹してもすぐに枯れてしまうといわれています。これは神様がまだ現世の神として散歩していたときの話ですが、大国様と八幡様が「武蔵野の野原に行こう」と出かけたものの、暗くなっても宿が見当たりませんでした。そこで八幡様は「俺が宿を探してくる。待っていて」と言って出かけましたが、なかなか帰ってきません。ずっと待っていた大国様は、「待つは大嫌いだ、待つのはいやだ」と言われ、それ以来、大國魂神社では「待つ」を「松」にたとえ、植物の松を嫌うようになったのだと伝わっています。
今でも境内には松の木は一本もなく、植えてもすぐに枯れてしまうと言われています。そして大國魂神社がある府中では、正月の門松にも松を使わない習慣が残っています。
