幸せに感じることやソーシャルグッドな活動について、ゲストが語る。

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Oct. 30 2020

リスナーが未来に向けて始めたいこと

RN:花おやじ
私が未来に向けて始めたいこと、それは11年前に生み出した1枚の紙を切って作る美しい花、『折花』を日本の文化として世界にひとりでも多くの方に広めたいと思ってます。
『折花』というのは、多くの方はほとんど知らないと思うんですが、漢字2文字で『折る』『花』で『折花』です。折り紙やコピー紙よりやや厚手の紙を正確にとって、ハサミで切って立体的に折る、紙の花になります。私が『折花』を広めたいと思ったきっかけなんですが、初期に『折花』はよくカフェなどで作っていたんですが、作っていると、多くの方から声をかけられました。で声をかけていただいて方に折花をプレゼントしていたんですが、皆さん本当によく喜んでくれて。
以前こんなこともあったんですが、フランスに行く途中の機内で、空いていたので最後尾で『折花』を作っていたんですけど、機内乗務員のひとりずつがですね、私の横に座って『折花』を説明して『折花』をプレゼントしていたら、最後はチーフンサーまでで来られてファーストクラスのアメニティを受けたことがありました。こんな体験が本当にたくさんあります。
折花の世代に広がったらどうなるかということで、折花は生活に必ず人のものではないんですが、作り手から受け手に笑顔を届ける素晴らしいコミュニケーションツールだと思ってます。最後に、最終的には生花を折り紙のような日本の文化として世界に定着できればなと。思ってます。本当に折花は1枚の紙とはさみだけで作って、手軽に笑顔を開いて続く、記憶を刻む思い出を作るというものになっています。
LiLiCoさんの故郷のスウェーデンととても相性がいいと思いますよ。見た目と違って繊細なLiLiCoさんにぜひ教えに行きたいと思ってます。

RN:ゆう
私が未来に向けて始めたことが、【教員免許の更新】です。
そう思ったのは、私は数年前から小学校の支援学級で、みんなと同じ授業を受けることがちょっと難しい子のお手伝いをしています。その中で普通学級の子供たちでも、愛情不足だったり、何かちょっと不安定な子がとても多いと感じたからです。その子たちにも声をかけたり、良いところを見つけて話すだけでも、とても嬉しそうにします。算数なども、隣でそっと一緒にやってみようと声をかけると、ほんの少しのきっかけでどんどん解けるようになる。いつも宿題をやらずに、居残りさせられていた昼休み、元気に外で遊んでいる姿を見ると、こんな私でも何かできることあるのかなあと思い、宝の持ち腐れだった教員免許を復活させてみようと思ったためです。
今は担当している子供だけをお手伝いする契約です。でも免許があれば、もう少し多くのクラスの子供たちの事業にサポート的に入れるからです。
でも、「この年で新しいことを始めるなんて…。」と何度も悩みました。でもいつも前向きなLiLiCoさんの話を聞くうちに、私も大きな一歩を踏み出すことにしました。そのため、短い期間でしたが、久しぶりに夜な夜な勉強し、今は11月の合格発表を待っているところです。
子供たちは本当に大きい原石の塊だと思うのです。もし教員免許更新できたら、子供たちに今あなたを見ている大人はちゃんといるよ、大丈夫だよと伝えていきたい。微力でも、子供の変化に気付いてあげたい。そして、子供は出会う大人を見て育っていることを大人たちにも伝えたいだのおせっかいおばさんだけど、この思いが原動力です。
LiLiCoさんも稲葉友さんも応援してください。

RN:えんぴつ
さて、私が未来に向けて始めたことは、ペン字の練習です。
始めたきっかけは、今年の夏、恋人と別れてしまったことです。彼に振られた直後に、こんなに悲しいことは、何かの肥やしにしなければやりきれないと思い、自分のために始められることを探した結果、ペン字の練習に行き着きました。
秘書という仕事柄、手書きの書類を用意することが多いので、綺麗な字が書けるようになったら、きっともっと自信を持って仕事に臨めると思います。失恋してから、今でも時々泣いてしまうけれど、ペン字の練習に集中する時間が、案外心を落ち着ける時間にもなっていて、より良い自分に向かっている気がします。
LiLiCoさん、稲葉さん、綺麗な字が書けるようになったら、番組宛にハガキを書きますので、楽しみにしていてくださいね。

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