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Q
親の老いを受け止められません
R.N.はち(39歳・女性)

悩みと呼べるほど大した内容ではないのかもしれませんが、最近感じている、私の考え事です。
親の老いを受け止められません。
私は小学校三年生で両親が離婚し、父子家庭で育ちました。私と父は30歳差です。当然自分も40歳になるのだから、父だって高齢者な訳です。でも、私の中では、物理的にも心理的にも大きな父の記憶のままで、お父さんの二の腕にだってぶら下がっていたのに。とか、腰が痛いから踏んでくれと言われて、全体重を掛けて乗っていても平気だったのに。と、大昔の事を思い出しては、小さくなった父を見て切なくなっています。私より、本人の方が、出来なくなった事を受け止めることがツラいに決まっています。
私だって、いつかそうなっていくのだと思うのですが、父に死というものが遅かれ早かれやってくるという事実が受け止められません。
だとしたら、親孝行をするべきなんだと思うのですが、何が親孝行になるのか、正直わかりません。孫を見せてやれという意見もあると思いますが、私には、それが出来ません。何をしたら、喜んでくれて、私も親孝行をした気分になれるのか。
教えてください。
LiLiCo's ANSWER
親の老いって、本当に悲しいものですね。
一緒に暮らしていると、その老いを少しずつ感じるけれど、離れて暮らしていると、久しぶりに会ったときにびっくりすることが多いです。
「何か親孝行をしなきゃ」と思うけれど、実は、なんでも親孝行なんだと思います。一緒にいるだけでもいいし、会話をするだけでも親孝行になります。
整体を予約して支払いをしてあげる、なんていうのもいい。趣味に寄り添った、ちょっとしたプレゼントなら、きっと喜んでくれるかもしれません。
私の場合、父はいつも面白い靴下を履いているので、スウェーデンに帰る時には日本で見つけたユニークな靴下をプレゼントしたりしています。