スタジオにお越しいただいたのは、
東京のファッションカルチャーを世界に伝えるWEBマガジン
「Droptokyo」の編集長で、
サイトを運営する株式会社WEEKDAYの代表もつとめる横田大介さん。

▼Droptokyoのコンセプトは？
大学生の時に、webでストリートスナップを
リアルタイムで投稿されたらフレッシュで楽しいのではないかな？
と思い、始めました。

▼「DROPtokyo 2007-2017」について
まず、メディアの発信の主体が変わってきた。
個人のSNSの力が大きくなってきて、
流行をつくるのは個人、価値をつけるのがメディアのような立場になってきた。
色んなところに話題があって、それぞれ盛り上がっている状態なので、
次々とマークしていかないと「こんなところでこんなものが流行っていたのか」
と、取り残されてしまうことが増えた時代になりました。
昔は、コネクションも知識も全くなかったので、
目立つ人に圧倒されて声をかけるようなイメージだったのですが、
ここ最近は、この子ってこれから人気が出てきそうだ！
というのがわかるようになってきたので、
１度写真を撮らせてもらって、
フォロワーが一気に増えてしまうような子は今後ヒットする可能性あり。
将来性を見越して、撮影するケースもあります。
5名のフォトグラファーにも協力してもらっているので、
各コミュニティでしか見えてこないような情報も
取り入れられるようにしています。

▼2017年の東京のストリートファッション
震災からファッションも沈んできたけれど、
ここ最近はすごくオシャレな子が増えてきた。
地方からオシャレな子がどんどん上京してきています。
東京のオシャレな子は、どのメディアも集中していて、
同じ子を取り上げているような気がする。
なので、今は原宿だけではなくてInstagram上でも
常にパトロールするようにしています。

▼スナップの拠点は？
原宿・表参道が中心ではありますが、
僕らは新宿二丁目でも撮影していたりします。
クラブもあるので、周辺ではファッション業界の子達が
集まるパーティなどもありますね。

▼2018年の注目
ストリートはメンズファッションが盛り上がっている時が
面白くなってくる傾向にあり、
まさに今、メンズファッションが盛り上がっています。
Droptokyoを見れば旬の子がわかるように、
そして、東京ストリートを盛り上げていけるよう頑張ります。

Droptokyo