WORLD CONNECTION

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2024.05.12
土星の環はどんな音がする?

様々な国の最新カルチャーの”今”をお届けする「WORLD CONNECION」

今日は、世界を飛び出し“土星”に注目。
地球からおよそ15億キロメートルも離れたところにある、
太陽系で2番目に大きな惑星ですが、その土星といえば、球体の周りに環があるのが特徴です。

その環の「音」の研究をされている方がいます。

その方は、アメリカ、ロードアイランド州、ニューヨーク州を拠点に活動するサウンドベースのビジュアルアーティストChina Blueさん。

今回はChina Blueさんにリモートでお話を伺いました。

・はじめに、土星が気になったきっかけについて伺いました。
カッシーニという宇宙船が土星を13年かけて探索するというのを知って興味を持ったのだそう。
意外にも、小さい時には宇宙に興味はまったくなかったのだそう。
宇宙にゾッコンな旦那さんと結婚してから宇宙に興味を持ったのだそうです。

・「音」に関心を持ったのはどうしてだったのか聞いてみました。
元々アーティストとして「音」に芸術として興味があって、旦那さんは神経科学の方から「音」に興味があったのだそう。その接点として「音」に関心を抱いたのだそうです。

・「土星の環の音」の研究をNASAの協力も得て実施されていたというChina Blueさんに詳しく伺いました。
最初は旦那さんが研究されていて、見学として訪れていたのだそう。ある日、ふと研究者の人に「土星の環ってどんな音がするのかしら」と聞いたところ、「そんなことを聞く人は初めてだよ」と言われてそこから研究が始まっていったのだとか。
土星の環は基本的に氷でできていて、中には岩もあるのだそう。環の中で粒子がそれぞれ動いているため氷や岩がぶつかることがあるそう。さらに、土星には134個の衛星があって、中には環の中にあるもののあるのだとか。それによって潮の満ち引きのように交流があって、じゃあ音はあるんだろうかと研究していったのだそうです。

・では、音はどうやって収録しているのでしょうか。
これが難しいところで、カッシーニ(探査船)が土星に接近しているときにデータをNASAにダウンロードさせていたのですが、その中に音響的なデータがないか探していったのだそう。
その結果、いくつか音のような出来事があったということを発見されたのだそうです。

・土星の環の音を取り入れた楽曲、アルバムを発表されているChina Blueさん、
楽曲を作る上で苦労したことはどんなところだったのでしょうか。
まず1つが素材を集めること。
それと、土星に起こっていることをどうやってストーリーとして語るか。
あと、オリジナルの音をどうやって作曲に繋げるかというのも苦労した点だとおっしゃいます。
アルバムには11曲あるのですが、それぞれが別の土星の環について別のストーリーを語るものになっているのだそう。

・まだまだ、研究を続けているChina Blueさん、これからについて伺いました。
データがまだまだあるので音を探し続けていくそう!

・最後に日本のChina Blueさんの音楽を聴くリスナーの方にメッセージをいただきました。
聞いてくださった方が音楽を楽しんで、芸術とテクノロジーが融合することができるということに驚いてもらえたら嬉しいとおっしゃっていました!

通訳は冨田香里さんでした。
ありがとうございました!

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