本日は、日本を代表するファッションブランドSacaiをはじめ、
国内外のブランドや、ショップの仕事を手がける
クリエイティブディレクター＜源馬大輔さん＞へのインタビューの模様をお届けしました。

▼東京のトレンドは？
ファッションファッションしていないものも成立すると思う。
もちろん、ファッションデザイナーとして勉強されている人が
デザイナーになるケースも多いですが、
他のジャンルの人がデザインした洋服も興味深いですね。
海外では特にHIP-HOPの方々が面白いものを作っている印象です。
キーワードは「自由」
特に若い層には＜誰が＞作っているかが重要で、
ファッションに関するバックグラウンドは関係ないようです。
いいものを作れば興味を持ってもらえる良い時代。

▼海外のトレンドは？
しばらくストリートファッションが
モードも席巻するようなタイミングもあったのですが、
前回のコレクションからエレガンスが戻ってきたようです。
今は、混沌とした面白い時期かなと思います。
ストリートの時代がひと段落して、
また新しいシルエットの時代がくるのかなと思っています。

▼SacaiとUNDERCOVERの合同ショーで
ステージ上から発信された、若い世代へのエールとは？
SacaiとUNDERCOVERに関していうと
「What comes around, goes around」という裏テーマがありまして、
日本語に訳すと「因果応報」
あなた自身でなんとでもなれますよ！というメッセージが込められています。

▼ファッションのヒントが見つかる東京のおすすめスポットは？
東京って美術館もいっぱいあるし、最近は様々な興味深いテーマ、
興味深いアーティストのエキシビジョンをやっているので、
そういうところに行くと学べることが多いかと思います。
美術館ももちろん、ビルボードやブルーノートなど素晴らしいライブハウスがあるので、
自分の変なフィルターを外して観てみることが大切です。

▼源馬さんが最近刺激を受けたもの
「安藤忠雄展-挑戦-」
〜12月18日まで
＠六本木　国立新美術館
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/



http://www.sacai.jp

http://www.undercoverism.com