ARTS COUNCIL TOKYO
CULTURE COLLAGE
東京に集うカルチャーをコラージュしていく10分間。
アーツカウンシル東京のプログラムの中から、ピックアップしたトピックをお届けします。
9月20日の放送では、東京都現代美術館で開催中の展覧会 「共時的星叢──時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」をピックアップ。
東京都現代美術館の学芸員、鳥越麻由さんにお話を伺いました。
近代の台湾と日本を多様な文化芸術をとおして見つめ直す展覧会ということで、
台湾の近代芸術についても伺いました。
台湾の近代芸術が作られた時代は、日本の統治下にあった時代と合致します。
そのため、日本から西洋芸術を受容することとなりました。その後、戦後になると台湾の芸術史が埋もれてしまう期間が長く続きました。
近年では、埋もれていた時代が盛んに研究されるようになり、アジア全体でも注目を浴びています。
今回の展覧会では、日本統治期の1930年代に台湾で結成されたモダニズム詩のグループ「風車詩社」を軸に、同時代の歴史的映像、西洋美術、日本の詩など様々な芸術をミックスした映画「日曜日の散歩者」の監督、黄亜歴(ホアン・ヤーリー)さんをゲストキュレーターに迎えています。
タイトルに使われている「星叢(せいそう)」は、「ほし」と「くさむら」を掛け合わせた造語で、
星々がきらめく様子を個々の作家の営みに置き換え、私たちの見方によって星座が紡がれているなど、関係性を見出していけるという意味合いが込められています。
台湾の15以上の美術館・博物館および個人コレクションから約200点の作品と
文芸、音楽、演劇、舞踏などの資料、約500点、そして、日本からも約100点の作品を展示している本展ですが、西洋の美術史などから一歩距離をおいて、自由に解釈してほしいといいます。
「共時的星叢──時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」は、
東京都現代美術館で、12月13日まで開催されます。
10月10日から12日までは学生無料デーとなっています。
休館日は、月曜日(ただし9月21日、10月12日、11月23日は開館)、および9月24日、10月13日、11月24日となります。
詳しくは公式ホームページをご確認ください。


