ARTS COUNCIL TOKYO
CULTURE COLLAGE

Podcast ART

東京に集うカルチャーをコラージュしていく10分間。
アーツカウンシル東京のプログラムの中から、ピックアップしたトピックをお届けします。

2026.10.25
アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング! ーひきだす、つなぐ、この場所でー」

10月25日の放送では、アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング!
ーひきだす、つなぐ、この場所でー」をピックアップ。
東京都渋谷公園通りギャラリーの学芸員、河原 功也さんと
共同キュレーションを担当したはじまりの美術館 館長の岡部 兼芳さんにお話を伺いました。

はじまりの美術館は、福島県耶麻郡猪苗代町で震災後にスタートした美術館で、
築約140年の酒蔵がリノベーションされています。
2011年ごろにフランスであったアール・ブリュットの大きな展覧会を契機に、
海外で高まる評価を日本に持ち帰って定着させる構想のもと設立されました。

「ソウゾウ・トレイニング!ーひきだす、つなぐ、この場所でー」というタイトルには
東日本大震災から15年という節目の年に、「想像」を広げて、暮らしを自分たちの手で「創造」していくという意味、そして「トレイニング」の語源である「ひきだす」から、
色々な人から引き出された想像力や作り出す力が繋がっていく場になって欲しいという意味が込められています。

出展作家の中から小川紗良が特に気になったのが、田口 BOSSさん。
田口 BOSSさんは、75歳から絵画を描き始めた作家で、細胞が増えていって、動物や人の瞳のような様々なモチーフが繋がって増殖していくようなイメージの作品を制作されています。

また、今回、森山未來さんが音声ガイドを担当するほか、
分身ロボット「OriHime」とまわる鑑賞ツアーが開催されます。
遠方にいながら、会場にいる分身ロボット「OriHime」をコントローラーで操作して、手を動かしたり首を動かしたりしながら実際に会場にいるかのような感覚で鑑賞できるんだとか。
鑑賞ツアーの開催日は2026年12月14日(月)【1】14:00〜15:00 【2】16:30〜17:30です。事前申込の上、抽選となります。

また、11月14日には「ナントナティックトレイニングジム開所式」が開催されます。
出展作家のぬか つくるとこさんの、重くないバーベルを重そうに持ち上げるという、誰でも参加できる作品の開所式ということで、どうやったら重そうに見えるのか練習したり、自分でバーベルを作成したり、トークイベントとしてはじまりの美術館 館長の岡部さんとぬか つくるとこさんのトークが聞けるとのことです。

アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング!
ーひきだす、つなぐ、この場所でー」は、東京都渋谷公園通りギャラリーにて
12月27日まで開催しています。
通常月曜日が休館日となりますが、11月23日月曜祝日は開館、
翌日の11月24日火曜は休館となりますのでご注意ください。

また、2027年1月15日から港区へ(港区立高輪区民センター)、
1月29日から小金井市(小金井市立はけの森美術館)へ巡回します。

詳しくは公式ホームページをご確認ください。

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