LEXUS STORY OF "CRAFTED"

考え抜き、作り込む―ものづくりへの情熱で“未来”を描く人々の物語。

2019.09.29
連勇太朗(建築家)


今回、お迎えしたのは、建築家で、NPO法人モクチン企画代表の連勇太朗さん。

1987年、神奈川県生まれ。幼少期をイギリス・ロンドンで過ごす。
2012年に慶應義塾大学大学院 修士課程修了後、モクチン企画を設立。
独自のアイディアによるモクチンレシピをもとに「木造賃貸アパート」を中心に、
広く木造住宅を対象にした改修事業を行っていらっしゃいます。

モクチン企画について、建築家として連さんが描く未来について伺いました。

「アイランドホースリゾート那須」で
那須の広大な自然を、馬に乗ってトレッキング

先週ご紹介した「黒羽藍染紺屋」から車で約12分。
訪れたのは、那須のハーベストエリア、
那須野ヶ原にある「アイランドホースリゾート那須」です。
「那須野ヶ原ファーム」と書かれた小さな看板が
掲げられたゲートを抜けると、目の前に広がるのは、広大な草原。
20キロ制限の標識や、「馬に注意」といった看板に
ドキドキしながら、ゆっくり車を走らせます。

トレッキングを楽しむ人たちを見つけました。
バスに乗ったときと同じくらいの視線で楽しむ那須野ヶ原の丘陵地帯は、
見晴らしがよく、まるで別世界。
初心者でもひとりで手綱を操り、
大自然の中を馬と一緒に歩けるなんて、なかなかできる体験ではありません。

今日のパートナーは、クリーム色の毛並みが美しい
「月毛」のルナちゃん。16歳の食いしん坊で、
トレッキング中、すぐに草を食べようしてしまうマイペースなキャラクターとのこと。
まずは手の甲で優しくなでて、「今日はよろしくね」と挨拶をします。

片手で手綱をさばくウエスタンスタイルでトレッキング開始です。
最初はおっかなびっくりでも、じきに慣れてきて、
ルナが歩くたびお尻に感じる筋肉の動きに
上手にリズムを合わせられるようになってきます。
馬は頭の良い動物。人間の考えていることを察知して、
最初は何度も草を食べようと立ち止まっていたのに、
後半はグッと我慢。「この人の言うことは聞かなくちゃ」と
思ってくれたのでしょうか。
マウンテンビューを楽しみ、草原を楽しみ、
アップダウンのある自然をたっぷり感じられるコースをゆっくり満喫しました。

「アイランドホースリゾート那須」は、
緑豊かな16万坪の広大な丘陵地帯を馬に乗ってトレッキングできる、
魅力的な施設。このほか、馬のボロ(馬糞)や腐葉土を堆肥とした、
環境に配慮した自然循環型のファーム「那須野ヶ原ファーム」もあり、
ランチがいただけるレストランもあるので、ぜひ大自然を楽しみに、訪れてみてください。

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