LEXUS STORY OF "CRAFTED"
考え抜き、作り込む―ものづくりへの情熱で“未来”を描く人々の物語。
今日は東京を拠点に「いけばな」の普及と現代アート作家として活躍する
華道家でいけばな小原流五世家元の小原宏貴さんをお迎えしました。
6歳で家元を継ぐという特殊な経歴を持つ小原さん。
小さな頃から植物が周りにある環境で育ち、
自由に花をいけているうちに魅力にはまっていったそうです。
小原流は「盛花」という口の広い器を使用。
これまでは線を主体にいけていたのを盛るように盛るのが小原流。
小原さん自身は自由空間が狭くなっていると考え、
場所を大きくいける方法が難しくなっていて
あまり空間を大きく使わずにいける方法を考え、
これまでタブーとされていた「線と線が交差する」というのを
いかに美しく見せるか考えて、
「花奏」といういけかたを提案。
植物や花を愛す文化は全世界共通でありますが、いけばなが持つ魅力は
「花」が語る言葉を人がいけて表現するのが魅力で
それが世界でいけばなが愛される理由だそうです。
小原さんは海外でのいけばな普及のため、海外にも積極的に
行かれているそうです。
主な活動はレクチャーやデモンストレーション、ワークショップなど。
小原さんの作品集「NOVUS PLANTS 奇想の植物」を発売。
作品集を通して「いけばな」をアートとして
発信したいと思いを持ち、テーマとして
「小原さんと花との対話から生まれる新たな姿」を掲げて
器を一切使っていない作品集になっています。
作品を浮かせたて重力から解放したり、
今まで見たことのない花の姿を見ることができます。
作品集の発売を記念した作品展を代官山の蔦屋書店本店で開催中。
<『小原宏貴 HP』>
【TODAY'S COLUMN】
また、今コーナーでは毎月、一つのテーマで
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今月のテーマは「秋のワンダーを探して」
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