LEXUS STORY OF "CRAFTED"

考え抜き、作り込む―ものづくりへの情熱で“未来”を描く人々の物語。

2017.10.08
銭湯ペンキ絵師が思う<銭湯文化>


温かいお風呂が気持ちよい季節、
本日注目したのは、地域の交流の場でもある<銭湯>

スタジオにお招きしたのは、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんでした。
なんと、全国で“銭湯ペンキ絵師”として活動しているのはたったの3人!
最年少の田中さんですが、ペンキ絵の制作やイベント活動など幅広く活躍中です。

▼ペンキ絵はどのように出来上がる?
まず、描く前にどんな絵にするか考えます。
写真などを検索したり、下調べなどしっかりリサーチをします。
神田にある稲荷湯は、ホームステイしている少年の出身地にちなんで
カナダのカナデアンロッキーを描いています。
他にも、「アルプス山脈を描いて!」と、
お客さんからのお願いを聞いたこともありました。

▼田中さんが思う、銭湯のイマとこれから
最近は若いバックパッカーの方が増えました。
海外の方は、みんな裸で入るのに抵抗があるのでは?とも思っていましたが、
そんなこともなく、最近さらに海外の方が増えた気がします。
ただ、まだ一般的ではなさそうなので、
様々な言語で銭湯の入り方などを書くように気を使っています。
今後、“SENTO”が共通概念になってほしいですね。

▼銭湯絵師を英語で言うと?
なんて言うんでしょうね。
ジャパニーズ・パブリック・バスが銭湯だとしたら、
ジャパニーズ・パブリック・バス・ニューラルペインター
みたいな感じでしょうか?

▼文京の湯 銭湯MUSEUM 6人の作家展」
文京区にある6つの銭湯を使用した展覧会。
1件で1人の作家さんが担当しており、
写真家や現代美術家など、様々なジャンルの方が参加。
12月3日まで開催!

▼至福のひととき湯
10月10日(火)から5日間、杉並区・小杉湯
ペンキ絵を制作しました。

▼ライブペインティング・ワークショップ
10月28日(土)埼玉県浦和市「鹿島湯」


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