WORLD CONNECTION

世界の今と繋がろう。

2019.03.03
中村孝則(コラムニスト)

今日の舞台は、南米、「コロンビア共和国」。
公用語はスペイン語で、人口の9割以上がキリスト教徒。
首都のボゴタの標高2640mに位置しています。
面積は日本のおよそ3倍。
カリブ海、太平洋、大西洋に面し、
アンデス山脈からアマゾンまで、多様な自然を持ちます。

ゲストにはコラムニストの中村孝則さんをお迎えしました。

「世界のベストレストラン50」の日本評議委員長を務める中村さん。
このコーナーでは、何度か食の分野をテーマにお話を伺ってきましたが、
ガイドしていただくのは、コロンビアの「花」について!

▼日本とコロンビアの花の関わり
コロンビアから日本には多くの花が輸出されています。
世間一般的ではないですがコロンビアは世界有数の花の輸出国で
およそ90カ国にバラ、カーネション、百合、蘭などを生産し、輸出しています。
日本の輸入しているカーネーションの75%はコロンビア産。

▼花の栽培が盛んになった理由
コロンビアが生物多様性で非常に種類が多く、
気温が安定しており、一年を通して花を栽培しやすい環境に。
そして地域ごとに気候が違うため採れる花も多いそうです。
また育てる技術も高く、病気に対する耐性のあるものに
品種改良するなど。
また2~3℃の空調での低温輸送も。

▼パロケマオ市場
中村さん曰くフルーツの品揃え世界一の市場。
珍しいフルーツもたくさんあるそうです。
このパロケマオ市場がある首都のボゴタは
学術都市。
文化的な施設も多く、そして自転車競技も有名。
治安もとても良くなり旅のしやすい街に。

中村孝則 HP

BACK NUMBER