WORLD CONNECTION

世界の今と繋がろう。

2018.01.07
イギリス*フラワーアーティスト:前田有紀

今日の舞台は、ガーデニング王国「イギリス」

毎年5月にロンドンで開催される「チェルシーフラワーショー」は、
世界最古で最も権威のある国際ガーデンショー。

また、ウィリアム・モリス、ポール・スミス、
キャス・キッドソンなど、
人気ブランドのデザイナーたちも、
植物のモチーフを、作品のなかの重要な位置に据えています。

スタジオにお越しいただいたのは、
フラワーアーティストの前田有紀さん。

▼イギリスに留学した理由
テレビ局に働いているうちに、自然のある仕事をしたいと思うように。
せっかくなら、本場に行きたいなと考えたら
ガーデニング王国のイギリスしかない!と思いました。

▼ロンドンの人々と花の関係性
大きな公園もありますし、花のワークショップもたくさんあり、
自然と人との距離が近いと感じました。
街中で分からない花や木があるたびに通行人の方に聞いていましたが、
誰でも答えてくれる程、誰もが詳しい!
1階ではなくとも、ベランダを使用して
お花や緑を育てている家庭が多い印象です。

▼生活のなかで花や緑を重視する理由
昔からの街並みが残っている場所も多い通り、
昔からの良さを大切にしている方が多いです。
なぜ花を育てているのか聞いてみると、
両親や、祖父母が育てていたからだと答える方がたくさんいます。

▼コッツウォルズ
スードリー城でインターンをしておりました。
羊の群れの奥にお城があるイメージです。
石造りの街並みがとても綺麗で、
夜になると静まりかえるので、
タイムスリップしたかのような感覚になります。
お城はとても広く、8つのお庭がありました。
お庭のメンテナンスは毎日必要なので、
チームで手分けしてお手入れをしていました。

▼スードリー城の特徴
観光地としても有名で、キャサリン・パーが眺めたお庭を
一目でも見ようと海外からお客様が訪れる場所でもありました。
この街ではバラは風景のなかに溶け込むような存在。
いろんな角度からのバラを楽しんでいます。

▼世界の花屋
自分がその場所に行かなくても、
いろんな土地で旅して出会ったような気持ちになってもらえるよう、
世界中の花を集めています。

▼お知らせ
「世界の花屋」では、ケニアのソジャンミ農園のバラも用意しています。
1月19日(金)ソジャンミ農園のケタンさんが来日し、
ワークショップを開催予定。
農園のバラのことや、ケニアのことをお話いただきます。

世界の花屋

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