ラジオ×ポッドキャストの「相乗効果」とは? 企業とコラボした番組の事例を紹介

ラジオ×ポッドキャストの「相乗効果」とは? 企業とコラボした番組の事例を紹介

J-WAVEではオンエアと連動したポッドキャスト番組の配信にも積極的に取り組んでいます。そのメリットと事例を紹介します。

ラジオで"広がり"を、ポッドキャストで"深掘り"を

J-WAVEのリスナーは「1日の聴取時間が長い」というデータがあります。仕事や家事のお供として"ながら聴き"をしたり、リラックスタイムにも流していたりと、1日のBGMとして生活に溶け込んでいるようです。そんな中で、ラジオのメリットとしてよく聞かれるのは「情報が自然と耳に入ってくること」。それまで知らなかったトピック、また商品やサービスに興味を抱くきっかけになっているようです。一方のポッドキャストは、生活者が自分で聴くことを選択する"能動的聴取"になるので、そのトピックへの関心が高い人にアプローチができることが最大の魅力です。そのため、ラジオとポッドキャストを組み合わせると「広く伝える」「深く聴いてもらう」という相乗効果が狙えます。

ここからは具体的にラジオ×ポッドキャストの企業とのコラボ番組のご紹介いたします。

CASE1:ボーダーレスなアートの時間をお届け(×株式会社ヘラルボニー様)

福祉施設に在籍する知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、福祉を起点に新しい文化創造を目指す株式会社ヘラルボニー様。オンエアでは、『ACROSS THE SKY』内のコーナー「HERALBONY TONE FROM ART」で魅力あふれるアートを紹介しています。

そのコーナーと連動するポッドキャストは、番組と同じく、俳優・映像作家・文筆家として活躍する小川紗良と、同社の代表取締役社長の松田崇弥さんがナビゲート。作品の先に見える異彩なアーティストの人柄やこれまでの人生に触れる内容になっています。題して「TONE FROM MUSEUM〜聴く美術館〜」。ヘラルボニーの展覧会では、ポッドキャストのリスナーが作品を購入してくれたという繋がりも生まれたそう。

CASE2:"明日を明るくするヒント" を研究(×ロジスティード株式会社様)

藤原しおりが「チーフ」としてナビゲートする、ラジオを「ラボ」に見立てた番組『LOGISTEED TOMOLAB.~TOMORROW LABORATORY』。「私たちの身近にある森羅万象」をテーマ(イシュー)に取り上げてかみ砕き、ラボの仲間としてゲストを「フェロー」として迎え、未来を明るくするヒントを研究しています。テーマは、環境問題からライフスタイルまでさまざま。ポッドキャストは、ディレクターズカット特別版を配信しています。

CASE3:全国の食文化を通じて"日本ならではの知恵"を紐解く(×株式会社プレナス様)

「ほっともっと」「やよい軒」などの運営で知られる株式会社プレナス様とコラボレーションしているのは、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた"日本ならではの知恵"を紐解く「PLENUS RICE TO BE HERE」。作家・文献学者の山口謠司が、現地取材からナビゲートまでを担当しています。その土地で暮らす人のイキイキしたエピソードを盛り込みながら、軽妙な語り口で、リスナーに学びを与えます。

CASE4:各界で活躍する著名人の過去・現在・未来に迫る(×オリエント時計株式会社様)

モデルであり、無類のカルチャー好きとしても知られる市川紗椰がナビゲートする『ORIENT STAR TIME AND TIDE』。ゲストに過去と現在、そして未来のビジョンを聴く同番組は、ミュージシャンや俳優、学者、クリエイターなど多種多様な著名人が登場します。仕事や活動だけではなく、オフシーンについても伺い、多面的な価値観に迫ります。



ポッドキャストは「オンエアで気になった番組をじっくり聴き直したい」というリスナーのニーズにも応えられるため、繋がりを強くする"ファン化"にも役立つほか、貴社が想いがこもった音声コンテンツをアーカイブとして長期的に残しておけるのも利点です。お気軽にご相談ください。

【お問い合わせはこちら】
  • ビジネス
  • ポッドキャスト制作
  • ラジオ
  • 音声コンテンツ