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講談社
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「水虫にならないためには、どうすればいいのか?」(お話:医学ジャーナリストの井手ゆきえさん)

水虫、白癬菌はカビです。とにかく乾燥と清潔を心掛ける。そしてリスクが高い環境、銭湯の足ふきマットを使うとか、温泉とかゴルフ場とか道場に行って帰ってきたらよく足を洗ってください。直接、柔道やプロレスで感染しやすい方に頭と体が触れる環境で活動して来た時は全身を洗って清潔な服装に着替えると。その時に汗ばんだまま、濡れたままはご法度です。特に靴下は足をしっかり乾かしてから履いてください。白癬菌が増殖を始めるまで皮膚にくっついてから24時間かかります。ですから24時間以内にどうにかすればいい。公共の施設で足ふきマットを使ったら数時間以内に。夜寝る前にしっかりと洗う。ただし、足の裏に傷があったり、角質が傷ついていると増殖が早くなるのでその場合は12時間以内とか。ですから逆算をして、ちゃんと洗ってください。そして、この時に軽石でゴシゴシしたくなりますが、角質が傷つくのでダメです。白癬菌が中に入るので。石鹸で大丈夫なので丁寧に洗い流すくらいで大丈夫。ビジネスパーソンの方は、できれば、1日に2、3回はサンダル履きに履き替えて足を乾かしてあげてください。それから白癬菌は、はがれた皮膚の中でも生息をしている。ヘタをすると1年間くらい生きている。ということは1年間感染するリスクがあるので、掃除は徹底して、水拭きをして乾かす。それから、抜け毛もそうですね。爪白癬がある方は爪の切りくずもきちっと始末を。家族の中でも爪と抜け毛、掃除機を徹底してかけることが必要です。