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時代の気になるキーワードを解説

「モテるオス犬の特徴は?」(お話:麻布大学 獣医学部 教授 菊水健史さん)

ちゃんとした研究は無いですがモテる犬とモテない犬はいると思います。
やっぱりオスらしさを持っている犬はモテるので、
オスらしさって何かと言うとテストステロンという
ホルモンがオスらしさを形成するんですがそれが高いものです。
テストステロンが高くなるとどうなるかと言うと筋肉が付きやすくなり、
声が少し低くなります。あと尿や糞の中にテストステロンの代謝物、
分解されたものが混じってくるので
臭いでテストステロンが多いよと伝えることができます。
それでいくつかのシグナルを複合してメスの方はこの犬は強いとか、
テストステロンが高くて順位が高いんだと理解する事が出来ると思います。
そうですね、お尻の周りから関連する臭いは出てると思います。
先ず、どこの誰って事が大事なんですけど、
それだけではなくて社会的地位であったりとか、
相手が病気にかかっているかどうかも匂いで分かると
言われてるのでそういう複合的なものを調べているのが匂い嗅ぎ行動です。
他にも例えば尻尾を振ると喜んでいると言われているんですが、
尻尾を振るのって実は色々な振り方があって、振り方によって感情が違うと。
じっくり少し高めのとこで振るのは親和的なんですが
本当に高い位置で速く振るのって興奮に近いので、
その時は攻撃される可能性もあるという事ですね。
犬種によって尾っぽが長かったり短かったりもするので
よくよく観察しないとわからないシグナルではあります。
基本的には良い関係ができれば撫でられること自体はさほど嫌がらなくなります。
ただ犬どうしのそのコミュニケーションを
見ると顔の周りとか耳とか顔のちょっと下の辺を撫でるのは非常に多いんですね。
お互い舐め合うんですけどそれは犬も喜んでくれます。
めったに犬同士で触れ合わないところを急触ったりすると
怒ったりとか噛み付いてくることもあります。
例えばお尻の周りとか犬同士は触れない訳ですよね。
昔、尻尾を握ると犬は怒ると言いましたけど、尻尾を握られるのって
犬同士ではありえないので普段慣れてない刺激を急に与えるというのは、
犬にとっては威嚇とか不安をかきたてる要素になってしまいます。
動物すべてに言えることなんですけど高い位置からするっていうのは威嚇なんですね。
人もそうです。犬や猫に限らず低い位置からの触れ合いと言うのは攻撃性、
これから攻撃するとか威嚇してるよってシグナルが弱くなるので
極力低い位置からの触れ合いというのが仲良くなる秘訣でもあります。
特にその視線の向きというのは大事で、背が高いものは身体が大きいわけですね、
そうすると高い物からから相手を見ると見下すことになるんですよ。
自分からは上から見下ろしてることになっていて
相手から見ると見上げなきゃいけないと。
視線の高さの向きは攻撃や威嚇、服従っていうシグナルになっていて、
犬の場合も負けた時は姿勢を低くするし、怒るときは高くするんですね。
人も同じように上から目線、下から目線など、
視線の使い方って上下関係を表していて、
そういう意味ではちょっと低いところから
同じように攻撃しませんよってシグナルを使いながら
知らない犬には近づいた方が仲良くなれると思います。

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