中国料理のシェフ 脇屋友詞さん

今朝のゲストは日本の中国料理界でトップに君臨されているシェフ、脇屋友詞さん。

脇屋さんは、昨年、料理人としてのキャリア、50周年に当たり、
『厨房の哲学者』という「自伝」を出版されました。

中学2年生の頃の夏休みに
お父様のお仕事について行き東京へ。
その時に赤坂の山王飯店へ行き、中国料理を召し上がったそう。
しかし、さまざまな素晴らしい中国料理を食べている横で
お父様がお店のオーナーと「息子を料理人にしたい」とお話ししていたとか。
そうして、2〜3ヶ月後には東京へお引越し！
1973年に東京の中学を卒業後、そのまま、料理人の道へ。
赤坂の「山王飯店」で働き始めました。

毎日、鍋を洗い、材料を運び、怒られて・・・
最初の方は壁にぶつかるたびに、辞めたいと考えていたそう。
そんなある時、3年やってみてダメだったら好きなことをやっていいと
お母様から言われたことがきっかけで
我慢するようになり、そのうち片手で鍋が持てるようになり
「料理が遅れている」、「これを持っていけと言っている」、「急いでいる」などが
気配で感じ取れるようになり、
3年経ち、料理人としてやっていけると感じるようになったそう。

Wakiya website

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