2017.3.9
今週は、明後日の土曜日で6年が経過する、東日本大震災発生からの「復興の歩み」に注目しています。
今日は、福島県南相馬市で活動する一人の医師の取り組みから
新たな復興の形を見てみました。
未曾有の震災からの復興を間近で見つめたい。
その思いから、福島県南相馬市に移住した医師の小鷹昌明さん。
20年近く働いた栃木県内の大学病院での准教授の職を離れ、
もう一度、医療の原点である現場に戻ろうと、南相馬市立総合病院で精神内科の医師として勤務されています。
2011年8月、南相馬を訪れ、倒壊した家屋やがれきを目の当たりにした小鷹さんは、
「地域に溶け込み、住民と共に楽しむことが復興につながる」と考え、南相馬市に移住。医師としての勤務の傍ら、被災した住民の居場所づくりを進め、伝統行事にも参加されています。
「住民と楽しむ復興」という新たな取り組み方を実践している小鷹さん。そんな小鷹さんのお話を詳しくお聴きいたしました。