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STORY

2019.07.13

ピアニストの清塚信也さん

++ Introduction ++

ピアニストの清塚信也さんをお迎えして「エプソンスクエア丸の内」で開催した
公開収録の模様をお届けしました。

まずは、時にまつわる話題から・・・

『時間を線と考えて前後で今が真ん中にあると考えるのは動物の中で人間だけで、
それによって音楽が生み出されて、音楽は時間を芸術化、作品化したものです。
つまり、始まりがあって終わりがある… 時間が流れていかないと音楽は
成立しないんですよ。だから同じ5分でもぼ〜っとしている5分なのか、
音楽を聴く5分なのかで
人生の潤いが変わってくるというのが音楽の一番の醍醐味。
テンポは時間でBPM60というのは完全に時計の秒針と同じで、
これが人間にとって一番気持ちが穏やかになるテンポなんです』。

先日、リリースされたニューアルバム「SEEDING」について・・・

『僕はアコースティックのピアノで
クラッシクやドラマや映画の劇伴をやってきて、
切ない系やバラード調な曲が多かったんですけど、
実は激しい曲とかポップスとか
ファンクとか大好きなんですよ。
いつか皆さんをいい形で裏切れないかな、と思っていて、
武道館があるのでそこを節目に驚くことを演ってもいいだろうという
自負があったので、
そこに入れ込んでバンドを結成したのが今回のアルバムです』。

新作に敢えて収録したのが「DEAREST“B”」という曲。
ベートーベンの「運命」を引用したことについて・・・

『クラシックから離れたことを演奏するんですけど、
リスペクトはあるというのを
どこか1曲で演りたかったというのと、“ジャジャジャジャ〜ん”というと
誰でも通じるでしょ。この4つの音だけで何百年も語れるという凄いものを
作ったと思うし、それをオマージュして全く新しい“タタタタ〜ン”を使った
インストのロックを作曲しました』。


++ Until now ++

清塚信也さんがピアノと出会ったのは5歳の時。

『僕は英才教育の後にコンクールに出るという生活をしていたので、
正直楽しさはゼロに近かったですね。毎年、夏頃に予選で秋に本選があって
それが終わると次のコンクールに向けて練習が始まるという・・・
音楽は勝負だと言われて育って楽しんでいたわけではなかったんですけど、
18歳の時にロシアに留学して
初めて一人暮らしをして自分のアイデンティティで
音楽を捉えられて、2年間行っていたんですけどようやく楽しくなったかな』。

そもそも、音楽教育に熱心だったというお母さまについては・・・

『僕はゲームが大好きでドラクエとかマリオとかやりたかったけど、
当然、やらせてもらえなくて… 
大体は耳コピーで1回聴けばピアノで弾けたので、
バッハとかの楽譜をピアノの上に置いてクラシックっぽく弾いておけば
母は置いてある作曲家の曲を弾いているんじゃないかと思うと。
それで弾いてみたんですよ、ドラクエ… そしたらセーフで全然ばれない』。

++ Right now ++

今の生活について清塚さんは・・・

『曲を作るのは生活感を切り売りしているんですよ。
自分に無い音楽は出ないので、
どこかを歩いている時にBGM的に自分が曲を作る癖は
すごいあるんですよね。
それも作曲活動の一つなので休みというのは無いんですよ。
生きていることが音楽なので、別にいらないです』。


++ From now on ++

今後の活動については・・・

『バンドを組んだから出来ることを追求していきたいなと思っているし、
バンド形式で自分の曲を作るアイディアもいろいろあるし・・・
このバンドにゲストを迎え入れてコラボレーションしてセッションするとか
何でも来いだと思っているので
どんどん手を出して行きたいなと思っています』。

「清塚信也KENBANまつり」は8月16日(金)に日本武道館で開催!

ON AIR LIST

  • DEAREST“B”/ 清塚信也
  • HERE’S THAT RAINY DAY / BILL EVANS
  • BABY, GOD BLESS YOU (LIVE @ EPSON SQURE 丸の内) / 清塚信也

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