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STORY

2025.02.15

元サッカー日本代表/経営者の大津祐樹さん

++ Introduction ++

元プロサッカー選手の大津祐樹さん。
現在は、現役中にサッカー選手の酒井宏樹さんと起業した
株式会社ASSISTの代表取締役社長を務め
昨年からは腕時計販売専門店「株式会社コミット」の
取締役も兼任されています。

株式会社ASSISTは「スポーツの価値を最大化させる」を理念に、
アスリートの価値向上やスポーツに関わる全ての方々を支援。
現役大学生の支援、全国の少年団やクラブのサポート、
転職支援などをされています。

株式会社ASSISTを起業した理由について大津さんは・・・

『プロに入った時によく「引退したらどうするの?」ってよく聞かれて
すごい嫌だったんですよ。
そもそもなぜこんな質問をされるのかと、ずっと思っていて。
よくよく考えたら、僕らがサッカー選手になる前に
サッカー選手になっている人たちのキャリア後が良くないんだなと思っていたんです。
そこがキラキラしていたら、「サッカー選手になりなさい」という教育になるはずなのに
なぜズレるのか。
なのでキャリアが終わった後にもちゃんと華やかになっていることが
サッカー界、スポーツ界にとっても良いんじゃないかなという風に思って
根本のところから変えれたらいいなと思って
会社にすることで支援できるなと思ったんです。』

大津さん自身、アスリート対して
キャリア後も社会的価値があると感じているからこそ
現在の事業をされているそう。

『サッカーにおいて表すと
チームプレーがあって、勝つために考える。
そして上に上がっていくために
個人の技術も高める努力する姿勢。
この部分は会社に置き換えても長けている要素であって
なので、今もビジネスをやっていますが
サッカーをやっている感じです。
「この人はこの性格だから、このポジションだ」とか
「このポジションの人には、こういう言い回しにしよう」とか。』

継続して努力でき、行動力も伴っているのもアスリートの良いところ。
しかし、現役引退後にすぐにキャリア転換ができない理由として
特にサッカー選手は労働時間が圧倒的に短いからだと
大津さんは考えているそう。

これまで試合がない日は、2時間ほどの短い練習時間で済んでいた所を
いきなり社会に出て労働時間が8時間とかなってしまうと
大変だと感じてしまったり
さらにはそれまで2時間で評価を得ていたので
時間と評価のバランスに満足がいかなくなってしまうのが要因なのではと
お話ししてくださいました。


++ Until now ++

大津さんの「会社を起業した時。」
というキーワードで過去を振り返っていきました。

会社を起業したことにより
これまで触れたことのない領域で
実行に移したり、データを取ったりなどをしたので
学びが多い時期だったとのこと。

現役中から株式会社ASSISTを起業されていましたが
会社を起業する2〜3年前から
起業するためにデータ分析や市場分析など
ウォーミングアップとして勉強されていたそう。
なので、起業はスムーズに進んだそうですが
その中でも初めてのことばかりで学びや、大変さがあったとのこと。

この経験をクラブに還元することを意識されていたそう。

『マリノスだったらオンラインのイベントを僕が作ったり
それに対してファンをつなげたり、収益化したり・・・
全部企画からやっていたので。
ジュビロもグッズ販売のところを手伝ったりしていました。
それをやった方がクラブも嬉しいし
サポーターも嬉しいし、自分もやりやすい。
選手もやっていて楽しい企画にするのが大事だなと思って。』

起業する勉強以外にも
20代の頃から日常の中で、次は何が流行るのかや、
街で見かけるビルやお店、広告が
なぜ、今、建てられたのかや、どのくらいの値段なのかを
調べるのが好きだったそう。

現在、会社経営以外にも
東京都社会人リーグ2部 スペリオ城北の
オーナー兼監督もされています。
『チームは日本一のクラブを作る。そして海外へ挑戦するというのが
僕の最終ゴールではあるんですが
ただこれは”僕の”クラブというよりも、”みんなの”クラブを作りたくて。
現役の選手たちが参入しながら、みんなで面白いクラブを作ろうと。
これまで現役引退した人が作るクラブはあったんですが
現役のプレーヤーと、引退した人たちとで作るというのはないので。』

++ From now on ++

今後、やりたい事がたくさんありすぎるのが悩みと答えてくださいました。

『基本、スポーツというところがメインにはきているので
そういうところが広がってくるといいなと思っていて、
今はクラブ運営で入ってきましたが
2〜3年前の僕は今、クラブ運営をやっていると思っていないので
そういう人との繋がりでやることが増えていくということが多いので
僕も未来が見えてないですね。
だけど、常にアンテナを貼りながら
先にどういうことが起きるのかなっていうのを考えながらいるので・・・
ただ、今は目の前のやることが多いので
既存の事業のスケールアップというところが一番かなと思っています。』

会社経営、そしてクラブの運営など
多忙な日々を過ごされている大津さんですが
そんな中でも癒しは家族の時間だとお話ししてくださいました。

『この間、子供と2人でテーマパークに行ってきたんですが
たまらないですね!(笑)
子供はめちゃくちゃ可愛いです。』

もし長期の休みがあったら家族と一緒に海外へ行きたいとのこと。
その際にはオランダのクラブ「VVVフェンロー」に所属していた時期に
お世話になっていた方へ会いに行きたいと考えているそうです。

最後に大津さんの未来に向けて描いている夢を伺いました。

『関わってくれる人たちをとにかく幸せにしたいなっていうのが夢です。
“みんなで”というのを基本的に僕の中でテーマにしています。』

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