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STORY

2024.04.06

元サッカー日本代表、解説者の槙野智章さん

++ Introduction ++

4月から市川紗椰と番組をツインナビゲートする、
元サッカー日本代表、、解説者の槙野智章さん。

2000年にサンフレッチェ広島 Jr.ユースに入団し、11年間広島でプレー。
その後、ドイツ・ブンデスリーガの「1. FCケルン」、
Jリーグの「浦和レッズ」、「ヴィッセル神戸」で活躍され、
2022年のシーズンをもって 現役引退を発表。

現在はサッカー解説はもちろん、
バラエティなど様々な番組への出演と並行して
品川CCの監督としても活動していらっしゃいます。

サッカー中継などで、試合の展開を説明する解説者。
数々の有名解説者の方がいらっしゃいますが、
解説スタイルはそれぞれ。
そんな中、槙野さんの解説スタイルは「未来型」。

『今、起きている現状から、
「こういう展開になったら、こうになりますよ」
っていう未来型の解説をします。
サッカーのやり方とか、時間帯とかを見ていると流れがわかるので。』

選手たちのプレー、そして時間帯から分析。
その行動によって、今後起こりうる事を解説されているそう。
そういった解説もしつつ、
時にはお茶の間で一緒にテレビを見ているような感覚で解説することも。
場面、コンテンツによって使い分けているとのこと。

現役を引退後、次の目標は監督としてピッチに戻ること。
そんなプロサッカーの監督になるため
ご自身で指導する現場を持ちたいということで
現在、社会人チームの「品川CC」で監督も務めてらっしゃいます。

11人対11人で試合をするサッカーというスポーツですが
その中で監督の役割とは・・・

『ご飯でも、めちゃめちゃいい食材が揃っているのに
いいシェフがいなかったら、美味しい料理はできないですよね。
それと一緒なんですよ。
良い選手がいても、良い監督じゃなかったら強くないんです。
良い指導がいたら、それなり選手がグッと引き上がります。
監督って奥が深いんです。』



++ Until now ++

現役時代、所属していたクラブで音楽担当だったという槙野さん、
音楽を選曲して、選手達のモチベーションを上げていたそう。

『例えば、試合時間まで、あと30分あります。
その30分の間で5〜6曲かけたいよねってなった時に
どの曲をかけて勝ったとか、負けただとか、
そういうのを全部メモをとって、
若手の選手が抜擢されたら、
その選手に合わせた世代の曲を流したり、
ベテラン、外国籍選手には前もって曲を聞いて、かけたりとか
そういうのをやっていました。
そういうのが好きなんですよ!(笑)
自分がかけた音楽で、
選手が頑張ったとか、点を取ったとかってなったら
ちょっと貢献した感じがするじゃないですか。』

そんな槙野さん、
子供の頃はプロサッカー選手になり
日本代表としてW杯に出場するのが夢だったそう。
そんなサッカー少年だった槙野さんは
サンフレッチェ広島のユースチームからプロへ。
順風満帆かと思いきや、
実はW杯に行くまでは8年かかったそう。
その8年間は体の不調が気づかないくらい
ストイックにトレーニングをされていたとか。

プロ生活中にはドイツのクラブでもプレー。
ドイツと日本では言語、宗教など、いろんな違いがあったそうですが
その中でも、ファンや、サポーターたちの
サッカー知識が全く違うと体感したそう。

『例えば、日本のファンやサポーターの方々は
試合中、チャンスの場面で外してしまった時のリアクションは
「あー!」とか「もー!」なんですよ。
でも海外の人たちのリアクションというのは
「Woo」なんですよ。でもその「Woo」はネガティブではないんです。
それってプレーしている選手たちに伝わるんですよ。
ヨーロッパのサポーターの方達は一緒に戦っているので
「次、行こう!」「うー!惜しいね!」という声なので。』

海外と日本の応援の違いは
声以外にも、応援する時の道具にも表れているそう。
日本のサポーターは太鼓を叩いて応援することが多いですが
海外では、そういった文化はあまりないそうです。

++ From now on ++

槙野さんは現在、社会人チームの「品川CC」で
監督を務めていらっしゃいますが、
Jリーグで指揮を執ることが可能となる
「S級ライセンス」取得を目指し勉強中とのこと。

そんな「S級ライセンス」取得には
現役を引退されてから、
最低でも10年かかると言われているそう。
しかし槙野さんの目標は、
このカリキュラムを3年で終わらせること。

ですが「S級ライセンス」を取得するのは、かなりの狭き門。
サッカーの知識から、
チームの状況に合わせた練習メニューの考案とプレゼン。
さらに栄養学や医学など、様々な能力と知識が必要なんだとか。

『僕、今年で37歳なんですけど
日本には30代でのプロサッカーの監督がいないんですよ。
ヨーロッパの監督さんは、20代とか30代が当たり前にいるんですよ。
だから、若くして経験をした人が、早く現場に戻ることが大事です。
僕はそれを目指して、必死にもがいて現場に戻ろうとしてます。』

最後に、これから
市川と一緒にTIME AND TIDEのナビゲートを担当する槙野さん。
この番組を通して、やっていきたいことを伺いました。

『僕がアスリートなので、
スポーツ界のことはある程度わかっているので
自分がこれまで触れ合ったことのないジャンルの方達に興味があります。
アイドルや声優の方達、電車などの交通系の方、IT系の方達など、
どんなお仕事をしてらっしゃるのか、興味があります。』

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