++ Introduction ++

今年、デビュー35周年の真心ブラザーズ。
改めてこの35年を振り返りYO-KINGさんは・・・

『楽しかったですし、
僕もメンバーの桜井くんも学生だったので
僕らの世代ってちょっと捻くれていた世代なので
そういうことで強がって
自分で自分を守りながら音楽活動をしてきたので
周りのスタッフやお客さんへの感謝っていうのが
当時はあまりよくわからなかった。
捻くれていたんだけど、
自分としてはいっぱいいっぱいでやっていたと思うので
そこまでありがとうっていう気持ちでできていなくて。
それが年々ありがたいなっていう気持ちになって
今や感謝しかいないですけどね。』

以前は表現者としての意志から「俺たちはこれだけではない！」と
「どか〜ん」や「サマーヌード」などのヒット曲を
ライブで毎回する演奏するのが嫌だなと感じる時期もあったそう。
ですが、段々とお客さんが喜んでくることを
一番に考えるようになったそう。

昨年末より開催されているライブ・ツアー 「グレート CK Jr.」
今回のツアーはマニアックな曲たちが
たくさんセットリストに組み込まれているとのことです。

『僕と桜井くんとマネージャーでセットリストは決めますね。
一番客観的に見ているのはマネージャーなので
たたき台を作ってくれて、「この曲やりたいな」みたいな。
2人だとあまり進まないんですよね。
1人分の意見が大きすぎても面白くないし
3人で色々考えてます。
定番曲だと歌えるんだけど、マニアックな曲だと
覚える量が増えるから。自分にとって新曲のようなものだから(笑)』
お客さんはマニアックな曲でも
ちゃんと決めの部分を覚えて踊っている方もいるそう。

真心ブラザーズのライブ・音楽について
YO-KINGさんが心掛けていることとは・・・

『自分の機嫌の良さをずっと表現していたいなと思っているんですよ。
楽しいとか幸せだなとか、
そういう気持ちをかっこよく表現できたらいいなと思って。
優等生っぽくなく伝えるというか。』



++ Until now ++

楽曲としてリリースすることを考えるというよりも
趣味としても普段から曲作りをされているそうで
1日5分、曲を作るようにしているとか。

『数打って、この曲とこの曲を合わせてみようかなとか
スケッチみたいな曲のフレーズはたくさんあるので。
旅の時は歌詞を何行か書けば自分のノルマをクリア。』

コロナ禍になり、忙しくしていた方が健康なタイプなYO-KINGさんは
自分を忙しくするために、
絵を描いたり、曲を作ったり、1日１キロ走るなど
自分のやるべきことを増やして忙しく過ごされているそう。
そういった中でも1日5分の曲作りや、
1日１キロ7分ペースで走るとか、
週1くらいのペースで200メートルだけ泳ぐなど
ハードルを下げて少しずつやるということをテーマに。

そんなYO-KINGさんの音楽のルーツは
フォークブーム終盤の世代だった頃。
小学校高学年だったYO-KINGさんは
従兄弟と一緒にフォークギターを弾き始め
夏休みなど、たまに会う時には上達ぶりを見せ合っていたそう。
そこから音楽にハマっていって
吉田拓郎さんやRCサクセションなどを聴くように。

中学生の頃には吉田拓郎さんの武道館公演を見に行かれ、
行く道中の公園には、
いろんな方が吉田拓郎さんの曲を演奏されていたそう。
その中で２〜3人ほどの演奏を聴いたところ
自分の方が上手かも・・・と思って自信がついたとのこと。

『俺、歌いけるかもって思ったんです。
あれは自分に自信を持つ
ターニングポイントだったかもしれないです。』

++ Right now ++

自分を飽きさせないようにするのが
YO-KINGさんの人生のテーマとのことで
オフの日でも少しずついろんなことをされているそうです。

『仕事をリタイアしてリゾートホテルのプールで
のんびり寝そべるっていうことができないと思う。
あれこれやらないとジッとしてられないから。
オフの日も、ご飯行って、ここの銭湯に行ってとか
その場で決めていって・・・
一つのところでダラダラしているということが
やりたくてもできない質。』

新幹線に乗っている時も大体30分に一回は立ち上がって
連結部分に行って腰を回したりされているそうです。



++ From now on ++

2月21日にリリースされる
服部良一さんのトリビュート・アルバム
「世紀のうた・心のうた -服部良一トリビュート-」に
真心ブラザーズは「ヘイヘイブギ―」のカバーで参加。

そして
4月28日には、LINE CUBE SHIBUYAで
『Continue ?今年は渋谷に全員集合?』を開催。
毎年恒例のMB’s との10人編成によるライブが
今年は渋谷で行われるとのこと。

さらに3月2日・3日に両国国技館で開催される
J-WAVEのライブイベント『ギタージャンボリー』の
２日目の千穐楽にもご出演！
チケットなど詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。

YO-KINGさんソロとしては、
弾き語りライブ「マイクナシ」を４月からスタート！
全公演、タイトル通りのマイク無しで生歌・生ギターで
全国47都道府県を無期限で巡る企画。
第一回は4月6日、青森県にて「陸奥八仙」でおなじみの
八戸酒造での蔵ライブを予定！

35周年の今年もライブが目白押し！
ぜひ会場へ足を運んでください！