++ Introduction ++

市川と同じインターナショナルスクールに
高校生の時通われていた青山テルマさん。
学生時代から歌手を目指して動き出し、
大学生の頃にメジャーデビューを果たしました。
その翌年にリリースした
「そばにいるね feat. SoulJa」が大ヒット。
昨年、デビュー15周年を迎えました。

これまで多くの楽曲を生み出してきた青山さんですが
曲を作るときは普段の明るいイメージとは異なるとか。

『何かにぶつかったりとか、悩んでいたりする方が
いろんな感情になる。
ちょっと悩んでいる時の方が生まれやすいのはあります。
なので制作中は1人の世界に入り込みやすくなっちゃう。
ですが、そこに引っ張られ過ぎないように
うまくバランスっていう感じなんですけども。』

最近ではアーティスト活動以外にもバラエティなど
多岐に渡りご活躍の青山さんですが
お仕事を受ける上での基準は２つ。
「楽しそうか、楽しそうじゃないか」と「怖いに勝つ」ということを
心がけているそう。

『怖いなって思う仕事も、避けるんじゃなくて
一回ぶつかってみてチャレンジしてみるっていうのは心がけていたりとか。
なので昨年、初めて連続ドラマに出演させていただきましたが
それもオファーが来たときには、
初めてやることなので怖いし、自分がどれだけできるのかわからないけど
その「怖い」に勝ってみたいという気持ちもありました。
あとは他のお仕事は楽しそうというシンプルな気持ちで
選ばせていただいたりすることが多いですね。』

負けず嫌いな性格でもあるからこそ
これまでやったことないというお仕事も
チャレンジをすることを「楽しい」と捉えるようにしているとのこと。



++ Until now ++

ご出身は奈良県で、
大阪のインターナショナルスクールに
往復3〜4時間かけて通われていたそう。

『今だったら、特に東京はいろんなところにインターナショナルスクールも増えて
ミックスの子供も珍しいみたいな感じではないと思いますが
その当時は奈良のど田舎に住んでいたので
ミックスが珍しく、英語も日本語も喋れるようにと
インターナショナルスクールに通っていました。』

インターナショナルスクールでは年一回特技を披露する会があったそうで
そこで青山さんは毎年、歌を披露されていたとか。
それを見ていたお友達の親御さんから褒めてくれたことから
10歳ごろからゴスペルを始め、
そこからライブや人前で披露する楽しさを感じ
将来的にアーティストになりたいと考えていたとのこと。

大学在学中に楽曲「そばにいるね feat. SoulJa」が大ヒット。
当時、学業とアーティスト活動の両立は大変だったとのこと。

『仕事と重なった時に本当にスケジュールが・・・
２〜3年くらい寝た記憶が、そんなに自分の中でないくらい忙しくて
もちろん大学を辞めたいなと思う時期もあったんですけど
そこも負けず嫌いな性格が勝ってしまっていて。
自分で学費を払っていて勿体無いのが第一で、
あとはその時、小学生とか若い子たちも私の音楽を聴いてくださったり
ファンレターとかもお子さんからが多くて。
インタビューとかでも子供たちに向けて
「勉強はある程度楽しみながらやった方がいい」とか話していて、
でも途中で大学辞めたら、
自分の発言することの言葉に対して重みがなくなってしまうなと思ったんです。
これまで発言したことが意味なくなるとか
そこでちょっと責任を感じてしまった自分がいて、
卒業だけはしようと自分の中で決めていて。』

++ Right now ++

プライベートでは旅が好きだという青山テルマさん。
一月にはドバイやバリ、タイなどに行かれたそう。

『ドバイへ一緒に行ったメンツが最高だったから
結果的に最高な思い出になっているんだけど
常に作りあげられている場所なので、
めちゃくちゃ綺麗で未来に行ったみたいな感覚になる場所でしたね。』

物価の高さに驚きつつも、楽しかったとお話ししてくださいました。

今後行ってみたいところはエジプトやインドなどの
その土地ならではの文化が感じられる場所。
さらにはサントリーニ島など
単純に海が綺麗な場所も行ってみたいと考えているそう。

お一人でも海外旅行されるそうで
これまで行った中で一番遠い場所はスリランカ。

『アーユルヴェーダみたいなのとか、色々やったりとかして
すごくピースフルな数日間を過ごしていたんだけど
最後の日にもっとスリランカを見たいなと思って
タクシーのおじさんに
「スリランカで一番イケてるところに連れて行ってください」って言ったの。
そしたら、その人の家に連れて行ってくれたんですよ。(笑)
家族も紹介してくれて。それがめちゃくちゃおもろかった。
一人旅で行き当たりばったりで、なんの計画性もなく
人を頼るみたいな楽しみ方も。
ラジオがかかっていて「この曲いいな」って音楽のインスピレーションとか
その国の人の在り方を見て、こういうのが大切だなと思ったり
少しづつヒントが旅にはあるから、それも一つ楽しみの一つですね。』



++ From now on ++

昨年、デビュー15周年を迎えた青山さんですが
これまでさまざまな活動を経て、
今後もその時々でラフに自分の心が動いたものを
ファンの方も含め周りの人も同じく楽しく思ってもらえるような
チャレンジをしていきたいとのこと。

『表現者として、いろんなことを経験できているなっていうのは
自分の中で強みでもあり、
その時その時で何かチャレンジしているんだろうなとは思いますね。
音楽的にもそうだし、常に今、自分が何を伝えたいのかっていうのを
自分の中で聞きながら続けていくんだろうなっていう感じです。』

自分も、周りも楽しく過ごせるような活動を続けつつ
歳を取っていく上でも、自分のことを飽きさせないように
その時に感じた感情を大事にいきたいとお話ししてくださいました。