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STORY

2023.05.06

シンガー/WyolicaのAzumiさん


++ Introduction ++

シンガー、モデル、デザイナーとして活動されてきたAzumiさん
最近、日本茶アドバイザーの資格を取得されました。
実はAzumiさんのお爺さまが京都で昭和2年に創業した茶商、
そしてご実家は札幌で50年続いている日本茶屋なんだとか。

小さい頃からお茶とは深く関わりのあるAzumiさんですが
なぜ今、新たに“日本茶”と向き合うようになったのでしょう。

『コロナ禍で改めて、うちのお茶を飲んでみたら
「あれ、美味しいな」としみじみ思ってしまい
父と電話をしたりもしていたんですが
こんなパンデミック、お父さんでさえ初めてのことだし
少し気弱になってもしていたので
この機会にうちを助けるじゃないけど、
お茶のことを勉強してみようと思って始めたら
まあ奥が深くて、知らないことだらけで・・・』

改めてお茶と向き合い勉強を始めたAzumiさん、
日本茶アドバイザーの資格取得には
お茶にまつわる、化学的なことから歴史など
難しい知識が必要となってくるそう。

そんなAzumiさんは音楽とお茶をコラボレーションさせた企画
「茶の音」も行っています。
ライブに加え、お茶を使ったオリジナルカクテルや
アンコールには『Azumiが点てるお抹茶』、お茶のお土産もあるそう。

『日本茶文化が低迷していて
お抹茶とペットボトル以外は
消費量がどんどんと減ってきているんですね。
日本茶を飲む方も高齢化してきているので
私にできることってなんだろうって思ったら
ずっと音楽をやってきたっていうのもあるので
音楽とお茶の融合のことが今後やっていきたいと思って
普段、茶葉から飲まないような方にもお茶のおいしさを
伝えていけるようなイベントにしたくて。』

新茶の季節、お茶を美味しくするためには
70〜80度のお湯で淹れる。
そうすることで旨味も強く、渋みも感じられるとのこと。
逆に温度が低いほど渋み成分があまり出ないそう、
お茶は温度が高いほど成分が溶け出しやすくなるので
ぬるいお湯で時間をかけてゆっくりと淹れることが大事なんだとか。



++ Until now ++

小さい頃はエレクトーンをされていたそうですが
特別音楽が好きというわけでもなく
すごく内向的な子だったAzumiさん。
1人で絵を描いたりや、
人形遊び、手芸などをして遊んでいたそう。
そのころは学校で歌のテストがあると休みたいと思うほど
歌を歌うのが嫌いだったとか。
しかし、小学校6年生の時の最後の歌のテストで
先生から「いい声をしているね」と誉められたことから
歌に対しての苦手意識がなくなり
中学生からはボイストレーニングに通い始めたのが
今の音楽活動へ繋がっているとのこと。

17歳ごろの頃にバンドを組んで
初めてステージに立った時には
「絶対にプロになる」と決めていたそうですが
その後、ソウルバンドやジャズコーラスのグループなど
様々な形で音楽を大学生まで続けられていましたが
短大卒業後は、少し遅れてレコード会社に就職、
営業をされていたそうです。
しかし、Azumiさんが音楽活動していたことが、
そのレコード会社の新人発掘の方に知れ渡り、
声をかけていただいたことから
オーディションを受けて、見事合格。
東京で活動することに。

アーティスト活動の一方で、2012年には
ヘアアクセサリーブランド 「Tuno by Azumi」を設立されました。
元々はライブの時の衣装として
ヘアアクセサリーをご自身で作られていました。
それを見たファッション業界の方から、
「ブランドを作った方がいい」と言われスタートされたとのこと。

『私がライブをやっている中で
目の前でポロポロ泣いているお客さんがいたり
めっちゃ笑顔で聞いてくれている方がいたり、
ライブに来てくれた次の日とか気持ちが変わるじゃないですか。
そういうのを目の当たりにしていたので、
特に女性にとって髪の毛周りって敏感なところだし
顔まわりを綺麗にとか、自分に似合うものを見つけた瞬間に
女性は顔が明るくなるから、それを見たくてこれをやっています。』

++ Right now ++

AzumiさんのInstagramには、
いろんな料理の写真がアップされています
中でも特に目を引くのはカレーのお写真。
ご出身が北海道札幌市ということもあり
スープカレーの創成期から知っているとのこと。
そんなAzumiさんは
日本スープカレー協会の広報担当理事も務めてらっしゃいます。
そんなAzumiさんが思う、北海道のスープカレーの魅力とは・・・

『たいていのスープカレーは、
すごくやわかい鶏の足が一本と
ゴロゴロ野菜がいっぱい入っているんです。
その野菜の美味しさが格別だなって
地元帰って食べると思います。』



++ From now on ++

来年、活動25周年を迎えるAzumiさん。
今、そんなアニバーサリーイヤーに向けて
何をしようか考え中とのこと。
アルバム制作やライブも視野に入れ
動き出そうと考えているそう。

これまで活動を振り返り、
音楽とお茶のおかげで今があるとAzumiさんは感じており、
今後はその恩返しをしていきたいと、
お茶と音楽が融合したお店を構想中とのことです。

『みんながリラックスできるでもいいし、
みんなが演奏できる場にもしたいし、
DJのみんなが好きな曲をかけてフロアを温めてくれるお店だったり。
その中でお抹茶やお煎茶があったり、
お茶にまつわるスイートとか食事があればいいな。
そういうお店を今、構想しています。』

ON AIR LIST

  • I LOVE YOU / WELDON IRVINE
  • ありがとう / WYOLICA
  • LOVE IS STRONGER THAN PRIDE / SADE
  • LOVE YOU ANYMORE / MICHAEL BUBLE

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