++ Introduction ++

モーニング娘。として活動され
モーニング娘。'18からの卒業後はドラマ・舞台・バラエティなど
さまざまな活動をされている
俳優・タレントの飯窪春菜さん。
今年6月には舞台「トワツガイ」にも出演されます。
そんな飯窪さんが思う舞台の魅力とは・・・

『モーニング娘。でずっとコンサートをしてきていたから
お客さんがいる空間が安心するというか
体が馴染んでいるような気がして・・・
あと舞台だと稽古期間も長くて共演者の方達と仲も深まるし
１から物語を進めていくところが、私に合っているな思いましたね。
だから舞台を始めて、人のことが好きになって
いっぱい出会いたいと思いました。』

ハロー!プロジェクト時代は人見知りを発揮してしまい
「後輩」という存在に苦手意識を持っていたそう。
ですが舞台では先輩・後輩ではなく、
対等に接することができるので
そういうところも自分に合っているとお話ししてくださいました。

スマホゲームが原作の舞台「トワツガイ」
少女たちが魔獣と戦うという世界観とのことで
モーニング娘。を卒業されてから、
初めてとなる女性が多い現場なので少し緊張もあるそう。

『モーニング娘。はすごく体育会系だったので
結構みんな男勝りというか、たくましかったので。
だから女優さんと接するとなると、どうしていいのか
いまだにわからなくって。笑
特に今回は女優さんだけではなくて声優さんも出演されるので、
よりいつもと違う畑の人たちが集まるから
どんな雰囲気なんだろうって、もうすでに緊張しています。』



++ Until now ++

小学校時代から芸能のお仕事をされていましたが
本格的に力を入れ始めたのは
モーニング娘。の10期メンバーとして加入した高校生から。
当時、モーニング娘。は先輩の9期も含め、飯窪さん以外のメンバーは
小中学生だったそう。

『年下のメンバーにはみんな敬語だったので。
先輩は先輩とインプットされているので
特に何もやりづらさもなく、違和感もなかったです。
休み時間とか、みんなで鬼ごっこしたりとか
無邪気に楽しんでいました。(笑)』

2014年に道重さゆみさんが卒業され、
飯窪さんが当時20歳ながら最年長のメンバーとなりました。

『高校生で加入した時から
おばさんイジリみたいなのをされていたので
今思うと20歳なんて全然子供じゃんと思うんですけど
辛かったですね。(笑)
あー自虐に走らなければよかったなとか
当時を思い返すと思いますけど
ただセルフプロデュースとかもわからなかったから成り行きで、
疑問も持たず、その時は楽しんでいました。』

個性豊かなメンバーが集まるグループの中で見つけた
自分らしさとは・・・

『自分で見つけたというよりかは
気がつけばラジオのレギュラーが決まっていたり
MCを任されることが増えたりとか
だから自分がというよりかは
会社の人が私にこれを求めてるのかなと思ったのと
そこが良いと思ってもらえたんだと気づいたというか。
歌もダンスも苦手だったから
せめて任されたことだけは頑張ろうという気持ちでやっていましたね。』

ラジオ番組で明石家さんまさんと
10年ほど共演している飯窪さんですが
共演してみて感じたさんまさんの凄さとは・・・

『さんまさんと出会うまではざっくり大御所の方と思っていたんです。
実際にすごい方なんですが、
ただお会いした時に全然偉ぶってないというか
誰に対しても同じ温度で対等に喋って下さって
偉いところを見せないのがすごいと思いました。』

そして、飯窪さんが挑戦などをしても
全部を受け入れてくれくださる安心感があり、
絶対に怒ることがないので、伸び伸びとした気持ちで
ラジオができているそうです。

++ Right now ++

「飯窪春菜のマンガ一日一冊!」の配信も行っているほど
漫画好きの飯窪さん。
ジャンルを問わず、幅広く読まれているそう。
そんな飯窪さんの最近のオススメマンガは
「矢野くんの普通の日々」
毎日怪我をしてくる男子高校生の矢野くんの
日々を描いた漫画になっているそう・・・

『怪我ばっかりの矢野くんが、
なんで怪我をしているのかというと、ただのドジっ子で(笑)
そんな矢野くんがクラスメイトの子と恋をするお話で
読んでいて、すごくホワホワした気持ちになるというか。
上質な少女漫画というか。
普通の二人のやり取りを温かく見守っている気持ちで
読んでいますね。』

毎日、漫画を読んでいて
移動中や、寝る前など漫画アプリで時間を見つけては
読んでいるとのこと。
漫画アプリの作品のコメント欄も読んでいて
ご自身も感想コメントを書いたりすることもあるとか。



++ From now on ++

6月16日(金) ? 25日(日) 舞台「トワツガイ」
サンシャイン劇場にて行われます。
稽古はまだ行われていないので内容について
深くは語れないそうですが、
1年ほど前から何度もフィッティングも行っており
こだわり抜いた衣装や武器はクオリティが高いとのこと。

これまでストレートな舞台や、2.5次元の舞台は
出演されてきましたが
まだミュージカルは挑戦していないとのことで
今後、チャレンジしてみたいとお話ししてくださいました。

『とりあえず久しぶりに歌いたい気持ちがあります。
ミュージカルはミュージカルでまた歌い方が変わるじゃないですか。
それをボイトレとかで学んでやりたいと思います。』

最後に飯窪さんの
今後、活動を通して表現したいことや
伝えていきたいことについて伺いました。

『私はモーニング娘。の卒業コンサートの時に
「応援してくださっているみなさんの前に立ち続けたい」
ということを言ったので
みなさんが求めてくださる限りは、
それができたらいいなと思っていますし
楽しいことが好きなので、
舞台というお仕事がすごく好きになれているので
長く続けられたら良いなと思っています。』