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STORY

2022.10.29

音楽系YouTuber みのさん

++ Introduction ++

YouTubeチャンネル「みのミュージック」にて
音楽の紹介や解説、そしてミュージシャンとの対談、
その他気になるカルチャーについて紹介をされている音楽系YouTuberみのさん。

毎回、みのさん自身が気になる・やりたいことを中心に
動画のテーマを決めているそうですが
YouTubeではどんな企画が跳ねるかわからないため、
中には意外な動画が再生数を伸ばすこともあるそう。

『ゲーム会社の制作チームの方たちが
バンドを組んでYMOじゃなくて
「OMY= Oriental Magnetic Yellow」というバンドを組んでいて
全曲YMOのパロディみたいな感じで。
めちゃくちゃかっこいいんですよ。ゲーム音楽の作家さんだから
そっちをやらせたら一流だし。
それをたまたま見つけて、だけどYMOのパロディバンドっていうと
興味はそそるかもしれないけど、まあまあくらいかなと思っていたんですけど
それが結構何十万再生かは行ったかも。
だから全然読めないんですよ。何が当たるかは。』

これまで音楽評論のほか、数々のアーティストとの対談もされてきましたが
振り返ってみて特に思い出深い動画となったのは
Charさんとのセッション。
みのさんのもとにCharさんモデルのシグネチャーのムスタングと
手紙が同封され届いたそう。
中身はCharさん名曲「Smoky」目の前で弾いてほしいといった内容。

『正直、怖すぎてちょっと断りたさもあって。
でも10代後半くらいまでは、
武士のようにギターに命をかけていたみたいな、
そのくらいのモチベでやっていた時期があったので
「その時の自分に嘘をつけるのか!」と思ったんですよ。
学生時代の自分が
Charさんとの話を断っている未来の自分を知ったら
泣くんじゃないかと変に想像が膨らんじゃって、やったんですけど
「Smoky」を実際に披露する時になって、僕ボロボロで。
でも映像に残さないといけないから、僕の恥部みたいな感じなんですよね。
めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど
でも小さい時のヒーローに会えたというので
今の今までで本当にフェイバリットの動画ですね。』



++ Until now ++

最初にハマった音楽はThe Beatles。
「Past Masters Vol 2」を車でよく聴いていたそう。

『Day Tripperのイントロを聴いて
「ギターの音ってこんなにカッコいいんだ」みたいな
イナズマ打たれちゃった系の入りですね。』

中学生の頃にはギターを始めて
同級生とバンドを組んで学園祭で演奏したり
当時からオリジナルの楽曲を作り披露していたとか。

高校卒業後は、お父様の故郷やルーツを探りにアメリカへ。
そこでもバンド活動は続けていたそうです。
そのような中、日本ではHIKAKINさんや、PDSさんなど
顔出しでYouTubeの動画を手がける方が人気を集めていたそう。

『PDSさんがオリジナル曲を出していたんですよ。
100万再生とかしていて、
圧倒的にこの人たちの方が容量はいいなと思ったんですよ。
別にYouTubeやりながら好きなことやり続けられるし。
それで急にメントスをコーラに入れ始めるという(笑)』

音楽活動をしながら並行してYouTubeを始めたみのさん、
最初の半年くらいは
一緒に動画をやっている人のお手伝いとして登場しており
正式にメンバーではなかったそう。

『当時のYouTubeを取り巻いている環境でいうと
マイナーリーグで売れるみたいな感覚なんですよ。
いわゆるメジャーデビューされているミュージシャンだったり、
大手事務所に所属されている芸能人、芸人さんの方からすると
「マイナーリーグでやっているだけでしょ。」みたいな空気。
やっぱり僕自身も全然稼げてはないけど音楽のやっていての中だったから
同業に後ろ指を指される気がして。
でも、事務所に所属できるっていう話が来た瞬間、
すぐ「別にペテンでもいいから成功が勝ちだろ!」みたいな顔を。(笑)』

++ Right now ++

最近はスプラトゥーンにハマっているというみのさん。
このスプラトゥーンをやっていて改めて任天堂が好きだなと感じたそう。

『任天堂のポップカルチャーとしてのパラフルさみたいなのを
味わっていると言い訳してゲームをやっています。』

1試合5分ほどで終わるため、
お仕事の合間の休憩でやるにはちょうどいいとのこと。



++ From now on ++

みのさんの音楽プロジェクト「ミノタウロス」、
もうすぐEPがリリースされるとのことで、現在制作中。
今回のEPは
熊本民謡「おてもやん」のリズムと80’sサウンドの融合、
そして海外のゲストシンガーが歌う「おてもやん」・・・
ロックと民謡の境界線を攻めることに挑戦されているそう。
進捗についてはYouTubeチャンネル「みのミュージック」にて
お話しされるとのことなので、こちらぜひチェックです。

音楽の話をYouTubeの中でされているのに
規制によりなかなか実際にその音楽を共有できないという
もどかしさがこれまであったそう。
そこでリアルな場で実際に音楽を聴いてもらえる機会として作ったのが
レコードBAR「烏龍倶楽部」。
アナログレコードにこだわり、
普段聴く機会がないアナログの音楽を聴きながら
お酒が楽しめるBARとのこと。

最後にみのさんの今後の活動を通じて
伝えていきたいメッセージを伺いました。

『音楽評論の活動を通して
海外にいろいろ邦楽の魅力を届けたのちに、
邦楽が海外のレコードメディアでもバンバン取り上げられて
ケンドリック・ラマーとかとも横並びで聞かれるみたいな未来が
余裕であってもいいと思うんですよ。
全然、実現可能だとも思うので、そこまでは頑張りたいなと思います。』

ON AIR LIST

  • ALL BY MYSELF / ALOK,SIGALA,ELLIE GOULDING
  • 路地裏の宇宙人 / ミノタウロス
  • I CAN HARDLY WAIT / COURETTES
  • UNHOLY / SAM SMITH FEAT.KIM PETRAS

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