J-WAVE 81.3 FM
SATURDAY 21:00 - 21:54

STORY

2022.02.26

シンガーソングライター 斉藤和義さん

++ Introduction ++

昨年はおよそ6ヶ月に渡る全47公演の
全国ツアーを開催された斉藤和義さん。
コロナ禍になり延期されていた
20枚目のアルバム『202020』のツアーと
そして55歳に因んだ『55 STONES』の
二枚を引っさげてのツアーとなりました。

『ライブ自体は一年以上とか空いていたんで
単純にすごく嬉しかったですね。
声は出せないけど、
ちゃんと“気”みたいなものは感じていて、
拍手の長さにジーンときました。いつまでも止まない感じで。
そんなにされたら泣いちゃうみたいな感じで感動しました。(笑)』

コロナの状況下なってから
斉藤さんも無観客配信ライブを行いましたが
音楽活動を続ける中で有観客ライブは
欠かせない存在だとお話ししてくださいました。

『アルバムをスタジオで作って、それをお客さんに披露して
聞いてもらって、見せて、その反応を見ないと
その曲がどのくらい受け入れられたのかわからないし、
やはりライブをやって
アルバムが一つ完成したという感じになるので。』

ニューアルバム『55 STONES』は
コロナ禍で
ご自宅と作業部屋でのお一人での制作となりました。

『最初は曲を作ろうというわけでもなく
一応録音機材みたいなのとか持っていたんですが
機械に弱いので使い方がよくわからず
ただ録音ボタン押せばいい状態になっていたんですけど
もうちょっと、この時間ある時に
機材のことをもうちょっと知りたいなと思って。
それをいじっているうちに
なんでもいいから録ってやっているうちに
それがだんだんと曲みたいになっていって、
もう少し頑張ればアルバムになるになるなと思って
それで途中からアルバム切り替えて、やっていった感じですかね。』



++ Until now ++

ギターを初めて触ったのは小学校6年生くらい、
中学生になり、ちゃんと曲などを弾き始め
学園祭で友達とコピーバンドをされたのがきっかけに
「これだ!」と目覚めて
将来的にギターリストになりたいと思うようになったそう。

一時、ご実家で一緒に住まわれていたおじさんの影響から
ビートルズを聴きはじめ、
学生の時にはコピーはしなかったものの、
ビートルズは斉藤さんの
音楽のルーツになっているアーティスト。
楽曲「ずっと好きだった」では
ルーフトップ・コンサートをオマージュした
MVを撮影されています。

アーティストを志した学生時代のコピーバンド、
そして音楽のルーツになっているビートルズと
バンドから音楽への道がはじまりましたが
バンドではなく、ソロで活動し始めた経緯とは・・・

『大学にいた頃、先輩にハーモニカをつけてアコギ一本で
自分のオリジナルでブルースぽい曲をやっている人がいて、
「そういうのいいなー」と思って。
ちょうどその時期に
スティーヴィー・レイ・ヴォーンがデビューして出てきたり
その流れでジョニー・ウィンターを聴いてみたり、
それで改めてストーンズとか聴いてみると
「こんなに良かったのか」とか急に好きになっていったんですね。
バンドもやってみたかったんだけど
なかなかメンバーと出会えず、1人でやっているうちに
バンドもやってみたりもしたものの、なんか上手くいかなくて
1人でやっとこうと思って、
それでデビューしたっていう感じですかね。』

++ Right now ++

斉藤和義さんが今ハマっていることはギター作り。

ステイホーム期間から始め、
これまでに8〜9本ほど
自作のエレキギターを作られたとのこと。

四角い木材からギターの形に切り出すところから
ピックアップなどの様々なパーツをつけたり
塗装もご自身で塗ったりと、
まさに一からギターを作られ
レコーディングやライブでも使用されているそう。

ご自身で作られるようになり
改めてギターの繊細さを感じたとか。

『弦高が少しでも高いと弾きづらかったり、
塗装とかも木の道管にお化粧で言うコンシーラーを
最初にちゃんとしないと
最後に塗装をいくらしても毛穴がポコポコ出てきちゃって
売り物のような艶々のものになかなかならなくて、
それを今研究中です。』



++ From now on ++

両国国技館で開催される
「J-WAVE トーキョーギタージャンボリー 2022 supported by 奥村組」!
斉藤さんは初日の3月5日・土曜日にご出演、
夜6時20分ごろのご登場となります。
ぜひご覧ください。

そして斉藤さん個人としてこれからの目標は
ギター作りの塗装を上手くなりたいとのことでした。

ON AIR LIST

  • LAWN / ALDOUS HARDING
  • BOY / 斉藤和義
  • GET BACK(1969 GLYN JOHNS MIX) / BEATLES
  • LOVE ME / LITTLE WILLIES

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