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STORY

2021.11.27

ソングライターの水野良樹さん

++ Introduction ++

ソングライター水野良樹さんが2019年にスタートさせた
プロジェクト「HIROBA」。

「いきものがかり」の音楽活動とは離れたところで
自由に人と関わり、ものづくりをしたいという想いから
始められた活動。
これまでに糸井重里さんや、
作家・作詞家の高橋久美子さんと対談したり
小田和正さんと曲を作ったりなど
様々な形で企画をされていました。

そんな「HIROBA」の新企画となるのが「OTOGIBANASHI」。
今回は書籍となっており、
小説家の方々に作詞していただき、そこに水野さんが作曲、
さらに小説家さんには曲ができていく過程のなかで、
小説も書いていただくといった企画になっています。

『ゼロベースでスタートしようという話だったんで
作家の皆さんと打ち合わせして、
詞を書くのが初めての作家さんも多いので、
「どんな風に詞を書いているんですか」
というところからスタートして
どこに辿り着くかわからないみたいな企画だったので
そういう意味では先が見えなくて面白い企画ではありましたね。』

水野さんと講談社の編集の方との雑談から始まった企画。
従来の「小説×音楽」といったものとはまた違う形で
創作の順番を変えてみたいという思いから
いろいろな作家さんをあたり、
今回、5人の小説家さんと
「OTOGIBANASHI」作りあげられました。

この「OTOGIBANASHI」の楽曲は、
配信でも聴くことが出来ますし、
小説と楽曲を楽しめるCD付属の本も発売されています!



++ Until now ++

幼少の頃、水野さんの親戚の方がアラスカから
マイケルジャクソンのMVを送ってくれていたそう。
それを見ながらダンスをしていた水野さん。
そんな姿を見て周りの大人たちが褒めてくれたのが
嬉しくて音楽が好きになったとのこと。
そして音楽好きだったお母様の影響もあり
ピアノを習ったり、
ギターも買ってもらったりされていたそうです。

作曲を初めてしたのは高校生のとき。
文化祭のテーマソングを投票で決めるといった機会があり
そこでご友人と組んだバンドで曲を作って投票されたそう。

『クラスで友達も少なかった自分が書いた曲が
校内放送で流れると
「あの曲を書いたのは誰なんだ?」という話になっていて。
それは高校生の頃にとって世界が変わったみたいな。
それで曲を書くってみんながこっちを振り向いてくれるのかな
と思った最初の原体験ですね。』

ちょうどそこからの山下さんと、吉岡さんと
「いきものがかり」を組まれていたので、
徐々に音楽に対して真剣に向き合うようになったそう。

山下さんとの出会いは小学1年生の時の同級生で
クラスのジャンケンで負けて
2人で余っていた「生き物係」に。
そのジャンケンに負けていなかったら、生き物係をやっていなかったら
今の人生はないのかもれしないと水野さんは語られました。

++ Right now ++

今、プライベートで一番癒しをもらっているのが
水野さんが飼っている愛犬のポメラニアンの「てけ君」。

現在、6歳の「てけ君」ですが
初めて家にきた時から、今までずっと可愛いと溺愛する水野さん。

ペットショップで出会った「てけ君」
抱き上げた瞬間、偶然にも店内BGMで「いきものがかり」の曲が
流れたそうです。
そこで運命を感じて「てけ君」を飼うことを決意したとか。

よくお腹に顔を埋めているそうですが
トリマーさんに定期的にお手入れして頂く中で
時間の経過とともに犬特有の匂いが出てくるそう。
でもその臭さが好きなんだとか。
そして肉球もポップコーンの匂いがするのも好きとのこと。

水野さんのInstagramにはたくさんの
てけ君のお写真が掲載されていますので
ぜひご覧ください。



++ From now on ++

「OTOGIBANASHI」でリスタートを切った「HIROBA」、
今後もジャンル関係なく、
いろんな方と会いものづくりや、対談などを行ったり
水野さん自身、文章を書くことが好きということで、
執筆もしていければなと考えているそう。

11月30日には水野さんのエッセイ集
「犬は歌わないけれど」が発売。
これまで新聞連載してきたものが書籍化。
水野さんの日常生活のことだったり、
「いきものがかり」から山下さんが脱退したことについてなど
書かれたエッセイとなっています。
ぜひ手に取ってみてください。

ON AIR LIST

  • DREAMS / FLEETWOOD MAC
  • 光る野原 / HIROBA WITH 伊藤沙莉
  • 君のほんの少しの愛で / SEBUHIROKO
  • OVERPASS GRAFFITI / ED SHEERAN

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