++ Introduction ++

※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。

先月、新曲「Piece」を配信リリースされた
シンガーソングライターの高橋優さん。

日常生活をパズルのピースに準えて
今回の新曲を書かれたそうです。

『僕らの日々も誰かが決めたルールとか、流れに沿って
ピースを組み立てていく日々を過ごしているのかなと思ったら
そうかもしれないけど、
それだとちょっとつまらないなという思いになりまして
もし僕らの生活もパズルに準えて考えるなら
僕らはデタラメなパズルを作っていて
合うはずのなかったピースとピースを
無理やりはめ込んでいったら、
ヘンテコなものになるかもしれないけど
でも誰かが決めたものをそのまま沿って作っていく作業よりは
ワクワクするんじゃないかなと思いまして
そんな切り口から曲を書いてみようと思ってできました。」

アルバム「PERSONALITY」のリリースから1年。
ついに10月7日からスタートする
『LIVE TOUR 2021-2022「THIS IS MY PERSONALITY」』。

アルバムリリースから1年間、ツアーができないということが
初の経験だったと話す高橋さん。
コロナ禍でなかなかライブを行うのが難しい今。
今回のツアーに込める思いとは・・・

『このタイミングが一番正しかったのか
答えは出ていないのですが
やるって決めたからには万全の態勢で
一年越しの想いをしっかりと内容に込めたいなということと
せっかくなら今しかできないライブをやりたいと思っているので
コールアンドレスポンスができない分
声ではないコールアンドレスポンスができないのかとか
会場と１つになれる方法がきっとあるんじゃないかということを
みんなで考えながらツアーを敢行しようとしているので
その辺を注目していただけたら嬉しいですし、
久しぶりにツアーをやるっていうことなので
集まれる・会えるという喜びを噛み締められる時間にしたいなと思っています。』



++ Until now ++

秋田県横手市出身の高橋優さん。
ご自宅にはカラオケプレーヤーがあり
お父様が毎日のように歌われていたそう。
その真似をして高橋さんも
民謡や演歌をよく歌われていたのが音楽の原体験。
中学生の頃には学園祭でGLAYのコピーバンドとして
初めてステージに立ち歌ったとか。

札幌の大学へ進学されますが
地元の秋田にいた時よりも歌える環境が少ないことから
路上ライブを始めたという高橋さん。

『札幌の街をうろうろしていたら
狸小路というアーケード街を見つけて
ここで歌ってみようかなと思うまでは
歌いたいが勝っていたんですが
いざそこにギターを置いて、コード弾くってなった時に
これ結構、勇気がいることだなとビビりまくったんです。
でも「まあいいか、やっちゃえ！」っていう瞬間が
僕の中で一番歌うか歌わないかの
一つのターニングポイントになったような気がしますね。』

大学3年生の頃には
授業のほとんどが就職を視野に入れたセミナーなどになり
それらを受けているうちに
高橋さんが想像していた将来とは少し違いを感じ、
違和感を覚えたとか。
そこでご自身にとっての就職活動は何かと
考えたところ、「音楽」という選択に。
本格的にアーティストを目指すことを決めたとのこと。

++ Right now ++

今年から、健康志向になったという高橋さん、
今は玄米にハマってるとのこと。

昨年までは手軽に済ますことができる食事に
ハマっていたそうですが
健康診断の数値があまり良くなかったことから
健康のため体の免疫を上げることを目的に
日々の食事とマインドをあらため
自炊を始めたそうです。

玄米も高橋さん独自のこだわりがあるそうで
11時間、水につけてから炊いているとか。



++ From now on ++

これまでギターでの演奏をメインとしてきたため
ギター以外の楽器に挑戦してみたいと考えているそう。
『例えばレコーディングの時に、ちょっと自分で再現できると
プロのプレーヤーに対して伝えやすくなったりする部分もあるので』

大学では英米文学科を専攻。
英語を学んでいたはずが、路上ライブを始めたことで
英語が身に付かず卒業をしてしまったのが
今でも心残りということで
最近では英会話を習われているとか。
『海外にも友達が欲しいですし、
お話ししたり、いろんな人とコミュニケーションを取れるというのは
1度きりの人生ですごく大切なことなんじゃないかなと思うので
いろんな人と繋がりを増やしたいという意味では
海外へ進出したいですね。』

高橋さんの音楽活動の中で
いちばん「魂」を大切にしていると。

『要はグッと来ているか、こないかが
何をやっているにも大事だなと思っていて。
普通のことをやっている人でも
グッと来てそれをやっている人と
ただやらされている人とでは全く内容が違うと思うんです。
音楽を奏でて
何かその人がそっちに向けて歩き出せるきっかけになったりとか
思ってもらえたら嬉しいなと。』