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STORY

2021.09.04

声優の日高のり子さん

++ Introduction ++

声優として、数々の代表作をお持ちの
日高のり子さん。(※高ははしごだか)
元々は児童劇団でお芝居をされていたそうですが
18歳の時に歌手としてデビュー、
昨年は歌手デビュー40周年を迎えられました。
そして今年はドラマで演技のお仕事も。

『女優を目指して
劇団に入ってドラマにでた頃と同じ気持ちを、
この今の年齢で体験しているみたいな感じがあって
原点回帰時期に入っているんですよね。』

ドラマで演じる際に気を付けたのは
すべての言葉に感情を乗せないということ。

日常生活で私たちが話す時には
何気なく喋ることもありますが
声優さんがアニメーションを演じる際には
顔の表情では伝わらないため、
表情を声に乗せるということが基本になってくるそう。
なので今回、その声優としてのスキルを出さずに
演じることが難しかったとか。

声優として活躍されている日高さん。
ご自身にとって声優というお仕事とは・・・

『歌手デビューもして、その40周年でもあるんだけれども
楽しかったし頑張ったけど
それが評価につながったというのはなかなか今までなくて。
でも声優になってからはトントン拍子で
いろんな役をやらせてもらって、
それに夢中でチャレンジしているうちに
ここまで来ちゃった感じがあって
それが自分でもとても楽しかったし、
多くの人に喜んでもらえたので、天職かなと。』

そして新たなチャレンジとして、
YouTube新番組
「日?のり子のボイスアクターズ」をスタートされました。
声優さんをゲストにお迎えしてお話をする
トーク番組となっています。


++ Until now ++

10歳の時に
児童劇団養成所に入所された日高さん。
その後、アイドルとしての活動を経て、
声優としてもデビュー。
アイドル時代はお芝居から離れて
歌手として活動することが多かったそうで、
もう一度お芝居をしたいと悩まれていた時に
ラジオ番組でリスナーさんのメールで
声が特徴的だったこともあり
声優というお仕事を勧められたことから
「声優だったらセリフが喋れる」と思い
声優の道へ進まれたとのこと。

これまでで一番難しかったキャラクターは
アニメ『タッチ』の「浅倉南」

当時、原作となる漫画が既に人気を博していたこともあり
担当されたアニメスタッフの中でも人気は高く
そのため、スタッフさんのそれぞれの中に
理想としている「浅倉南」というキャラクターがおり
それに近づけるのが難しかったとのこと。
当時、声優を初めてまだ9ヶ月だった日高さんですが
演じている中で
だんだんと声優としてのスキルを掴み始め
そしてアニメも2年という月日が流れ
中学生から高校生へ成長し、大人になったこともあり、
最終回近くは完全にシンクロしていたとのこと。

アニメ『タッチ』は大きなブームとなりましたが
その直後の声優としての活動は
実は苦労されたとのこと。

『同じような役しか振ってもらえなかったり
この役で南ちゃんになっちゃうと
困るなというキャラクターは振られない。
私もしかしてピンチなの?!と思って
どうやったら変えられるかなと考えて
一気に男の子の役に
チャレンジするしかないんじゃないかと思って・・・』

実際にアフレコ現場で
数秒しか登場しないキャラクターくらいだと
現場にいる声優さんの誰かが演じるようになっていて
大抵、小さな男の子は
女性声優さんに振られることが多いそうですが
現場に女性声優さんが
日高さんしかいないにもかかわらず
振ってもらえなかったことから
少年役にチャレンジしないと、という想いになったそう。

++ Right now ++

今、ハマっていることは宝塚歌劇を観劇すること。
『もう舞台の上でエレクトリカルパレード!
すごくキラキラしていて
少女漫画がリアルに再現されているから
あんなに綺麗な男子はいないくらいシュッといるし
汗の香りもバラの香りなんじゃないかと思うくらい綺麗で
だから目が乾くくらい端から端まで観てしまって
そのキラキラを補充すると元気になれますね。』

宝塚歌劇は各組ごとの
それぞれ特色があるのも醍醐味の一つですが
1つの組が一丸となって演じられているのも
魅力の一つとのこと。

『音楽学校2年通って卒業された生徒さんたちが
舞台を踏んでということで、
学校の先輩方がトップスターなので
一年生から自分の組のトップスターさんが輝くために
「頑張ります!」感がすごいんですよ。
その頑張りと、見続けていくとその生徒さんたちが
年数を重ねるごとに成長が見られるので
それもまた嬉しくて。』



++ From now on ++

今年、10月23日にチームスマイル豊洲PITで
『Non Fes Halloween Party』開催予定!
2回目の開催となるNon Fesですが
今回も豪華な方々がご出演されます。
ハロウィンイベントなので
お客さんの仮装での参加も可能とのこと。
チケットや詳細は日高さんのホームページから
ご確認ください。

さらに来年には山寺宏一さんと関俊彦さんとの
声優ユニット「バナナフリッターズ」の
還暦ライブを計画中だそうです。

そして最後に
今後の日高さんの活動について伺いました。

『歌手デビュー40周年で
Non Fesという楽しい計画もできるようになって
自分自身がいろいろな広がりが見えている感じがして。
なので体力の続く限り
皆さんに喜んでもらえるようなチャレンジを
続けていきたいなと思っています。
このくらいの年齢になると
誰もが原点回帰したくなるらしいんです。
ドラマに出た時に「最初はここを目指していたんだ」と思って
あと声のお仕事も好きだけど
自分自身の姿で舞台に立ったり、演技をするとか
そういうこともやっておかなきゃなと思っていて
そういう意味では映像や舞台も
機会があればまたチャレンジしていきたいなと思います。』

ON AIR LIST

  • TRUE BLUE / MADONNA
  • ドラマ / 日高のり子
  • ラスト・ダンス / 浜田省吾
  • STARSTRUCK / YEARS AND YEARS

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