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STORY

2021.04.03

RAG FAIR、TTREの土屋礼央さん

++ Introduction ++

※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。

RAG FAIRでの音楽活動をはじめ、
タレント活動やラジオパーソナリティ、 エッセイストなど
多岐にわたって活躍されていますが、
軸は“ミュージシャンの土屋礼央”という意識を持っているとか。

その一方、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載しているお悩み相談エッセイ、
『ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。』を
1冊にまとめた書籍が3月3日に発売されました。

ご自身は相談に乗るタイプではないと分析しながらも
家庭などについては失敗が多かったことから
体験談として同じ目線に立って書くことができるので、
作中では「家庭は国」、「奥さんに納税している」など、
リアルな夫婦生活についても綴られています。

今後も奥さんと共に長い時間を過ごしていくために
土屋さんは自分の言動を変えようと考えたそう。

『これからの人生、健康だったら
あと30年くらい現世で生きられると思うと、
目先の2、3日の自分の感情で妻と喧嘩しているよりも
30年後の幸せのための種まきだと思ったら
全然苦ではないんですよ』。

この考えにたどり着いたのも
自分の中の“人生の山”を一度登りきったと感じたからで、
人生のピークを過ぎて落ち着いた時に
「もう一度、ピークの山を登りたいか」
「山を登っている人をサポートする側につきたいのか」と考え、
自身が下山した時にはいろいろな選択肢が見えて
落ち着いた老後の生活が自分の中で想像ができ、
自分の中で余裕が生まれたということです。

この哲学にたどり着いたのは
お子さんが生まれたことが大きかったそう。



++ Until now ++

今年、デビュー20周年のRAG FAIR。
グループが結成した後から加入した土屋さんは
それ以前、シンガーソングライターとして活動されていました。
もともとRAG FAIRは就職までの趣味として結成され、
メンバーが1名脱退したことから
欠員募集で加入したということです。

幼稚園の頃から無伴奏の合唱グループに属して、
学生時代には趣味でアカペラをやっており、
素養はあったものの途中で飽きてしまったため、
一時は辞めていたとか。

そこに営業で収入があるRAG FAIRに加入したことで
ギャラを受け取るには飽きたからと言って
辞めてはいけないと考え
アカペラに飽きないよう、
当時、飽きてしまった理由を箇条書きに書き出したそう。
それらを改善して、アカペラに飽きない努力をしたとのこと。

弱点は常に想定内でいたいと思うこと。
デビュー当初はライブの台本を事前に決めて、
ウケた場合とウケなかった場合のパターンも
想定されていたそうです。

『なんか不安だったんだろうね、
アカペラだけということも。
なんかのオプションや別の強さがないと
生き残っていけないのではないかという気持ちが
そういう準備につながっていたのかもしれないけど』。

++ Right now ++

趣味は「サブスクの予告編巡り」
「自宅のオペレーションの見直し」
「ハンモックで熟睡する方法のテスト」。

「自宅のオペレーションの見直し」とは・・・

『無意識に動く人の流れというのがあって、
店や駅とかも出来ているわけじゃないですか。
そう思うと自分が無意識で動くことで
自宅がどれだけ快適になるかを常に改善した方がいい!
何かものにぶつかった時に
「これは俺のオペレーションが悪いのではないか」
「なんでここに物を置いてしまうのか」
ということを考えていたら
あっという間に1日が終わります』。

コロナ禍でなかなか外に出られない中で
奥さまがキャンプ好きなことから
家をいかに野外風にできるかと考えて植物を置いて、
外を見やすくするためにブラインドに変えたり
最近はソファーからハンモックに変えたそうです。



++ From now on ++

今年、RAG FAIRがデビュー20周年を迎えるにあたり
これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて
YouTubeチャンネルを立ち上げ
「RAG FAIRの音楽室」という配信イベントを続けています。

さらに同じ年同じ日にデビューしたアカペラグループINSPiとともに
「RAG FAIR & INSPi 20周年感謝 LIVE〜Love is here〜」が
デビュー日の12月19日に行われる予定。
それに伴い、今までお世話になった事務所を招きたいという想いから
ご自身でスペシャルサイトも立ち上げました。

個人では落語の活動も始められました。

『落語は究極のアカペラだなと思っていて、
ちょっと僕が声の調子が悪い感じで苦しい時期があって
でもステージの上には立っていたいというところで
落語に挑戦したいと思ったんです。
今は師匠に付いて、古典落語をやっています』。

RAG FAIR、落語、バンド、ラジオなど
様々な活動を続けている中での未来は
それぞれのプロフェッショナルとして
1日ずつ行うイベントを作りたいとのこと。

ON AIR LIST

  • TEACH ME TONIGHT / JAMES TAYLOR
  • HAPPY NOW / ZEDD
  • MAGICAL MUSIC TRAIN / RAG FAIR
  • MOON RIVER / EVA

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