J-WAVE 81.3 FM
SATURDAY 21:00 - 21:54

STORY

2018.12.08

俳優/ファッションモデルの平山祐介さん

++ Introduction ++

ファッションモデルとしてキャリアをスタートし、
現在は俳優としても活躍されている平山祐介さん。

『現代劇も時代劇も好きです。
現代劇はその時々のリハーサルを経て本番が始まっても
相手の役者さんとのハプニングが起きることでセリフには無いことを話したり、
シーンが広がったりということを楽しんだりできますが、
時代劇は言いたいことがあっても現代の言葉では言えないので、
言葉をどの様に表現するかが難しかったりします。
ただ、例えば侍の役であれば刀を差してチョンマゲを結ってという、
現代では経験できない格好をして居住まいを正すことは
凄く特殊な経験ができて、好きです』。

モデルという仕事はスタジオや現場に入るまでどのような服を着て、
どのような状況で撮影するかが分からないので“瞬発力”が求められ
それに的確に対応するのはとても難しい反面、醍醐味があるそうです。
俳優の場合は前もって衣装合わせをして、
リハーサルなど準備する時間もあるので
表現の仕方が違い、
俳優を始めたことでモデルにフィードバックできることが多く
今はモデルの仕事が難しくて面白いと再認識されているそう。

『皆さんはモデルは背が高くて見た目が良く生まれて、
と思われていると思います。
若い頃はその表現でも十分にできると思いますが、
ある程度キャリアを重ねてくると
そこに何かが見えてこないと薄っぺらい表現になる気がするんですね。
マイケル・ジョーダンが現役時代にインタビューなどでスーツを着ていると
無茶苦茶格好いいんですよね。
特にアスリートが服を着た時にその人から出てくる
“説得力”みたいなものは、普通にモデルをやっていても出せないと思っていて。
歳を重ねることで何か内から出てくるものを表現できないと
普通に生まれ持ったものだけで勝負していては、通用しないと思います。』



++ Until now ++

大学時代、モデル事務所に所属していた時期がありましたが仕事が全く無く、
卒業後は就職しましたが、
モデルの仕事を諦めきれず2年間のサラリーマン生活を経て
本格的にモデルの仕事をスタートされました。

『初めて出演したショーが某洋服メーカーの新人デザイナーコンテストで、
審査員としてパリから来日されていたジャン・ポール・ゴルチエさんが
アフターパーティーの時に僕の所へ来て・・・
“パリコレとか出ないの? 次にパリでやるショーに出てよ”と言われたんです。
そこで意気揚々とパリに行って“オーディションで東京から来たよ。覚えてる?”
とゴルチエさんに伝えたところ、“覚えているよ。リンゴでも食っていけよ”
と言われるだけで何も決まりませんでした』。

平山さんはこの時、ゴルチエのショーへの出演は叶いませんでしたが、
幸いにも他のショーが次々に決まり、モデルとして現在に至る第一歩を
踏み出されたということです。

『タイミングが大事だと思います。ゴルチエさんに“パリに来いよ!”と
言われてなかったら二の足を踏んでパリ行きは半年後だったかもしれないし、
そうしたら結果がどうなったかは分からないので、今は感謝しています』。

モデルである程度の達成感を得て、いよいよ役者を始めたいと思ったのが
30代の中盤に差し掛かる頃でしたが役者としての仕事も無い中で
モデルの仕事をセーブしていた時期もあったとのこと。

『毎日が本当に暇で何もやることが無くて、空手道場に通う日々で・・・
その時に先生から空手をやることで体を鍛えたり、アクションの演技に備えて
武道としての動きも会得できるけど、一番大事なのは自分に向き合うこと、
体なり精神なりを“練る”ことですよと言われました。
空手の中段突きを毎日やっていると日によってコンディションによって
自分の体の隅々のどこが反応して
どのように動けているかというのが全然違うんです。
そうやって自分と向き合っているうちに
何かを得ていくであろうという実感が掴めて、
これをいつか役者として表現できたら
僕にしかないものになるんじゃないかという
確固たる自信みたいなものができました』。

++ Right now ++

大の読書家として知られる平山祐介さんは“じっくり読みたい派”で、
小説に登場する人物の中で誰かを自分に投影して読み進めていくのが
好きだということです。
中でもお薦めは昔から愛読している作家、垣根涼介さんによる
ブラジル移民の物語を綴った「ワイルド・ソウル」。

『垣根さんの世界観が凄く好きで、
今、ハードボイルドを書かせたら一番だと
僕は思っているんですけど。
小説に出てくる登場人物がみんな色っぽいていうのと
車だったり武器だったり出てくる物ひとつひとつに意味があるんですよね。
「ワイルド・ソウル」を初めて読んだ時、僕はブラジル移民の話を知らなくて、
移民や雇用を考えるきっかけになった本です』。



++ From now on ++

俳優としての今後の目標について・・・

『モデルの時みたいに海外の人たちと仕事ができたらいいなと思っています。
一人でフラッと海外に行くことも楽しめるほうなので、
映画でもなんでもいいですけど海外に長期で住んで、
そこの作品を現地の人たちと一緒にというのができたらいいなと思いますね。
行ったことが無い所に行きたいし、
会ったことが無い人たちと会ってみたいですね』。

ON AIR LIST

  • WOMAN / JOHN LENNON
  • WHAT IS THIS THING CALLED LOVE / WILLIE NELSON AND NORAH JONES
  • JAZZ THING / GANG STARR
  • 歩み / 佐藤竹善

ARCHIVE

MESSAGE TO STUDIO

メッセージを希望する方は、
下のボタンから専用フォームにて送信ください。

メッセージを送る
  • TRUME

INSTAGRAM

HOME