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STORY

2018.07.21

株式会社フィールドマネージメントの代表取締役・並木裕太さん

++ Introduction ++

数々の名門企業をはじめ、スポーツ、エンターテイメントなど
様々な領域において戦略コンサルティングを行っている会社、
「フィールドマネージメント」の代表取締役・並木裕太さん

並木さんの仕事はクライアントの経営者が何かしたいと思った時に、
それを実現するために寄り添って一緒に解決、成就することで、
従来のコンサルティング会社と差別化するに当たり
会社ではなく人を主語にして、会社の中にいる人たちの横に立ち
その人たちを支えていくことを心がけているそうです。

成果を図るのはとても難しく、
具体的な売り上げや利益で図る場合もありますが、
多くの場合、その対象を人とした時には不安が無くなったとか、
これからやるべきことが分かったといったような満足感を高めることが
重要になってくるということです。

クライアントから「正直、思い付かなかったよ、そんなこと」
と言われるのはほとんど無いそうですが、
その一方で新しいアイディアを求められたとしても、
そうそう出てくるものではないそうで、もし、求められた時には
その人が持っているスキルを別の場所で提供するアイディアを提案するとか。
例え話として・・・
ボストン・レッドソックスという野球チームがボストンにあって人気があり
野球関連に長けているので、野球のバットを作って売り出そうとしましたが、
レッドソックスのお客さんはファンの人たちであり、
野球のイベントを上手く運営するのが得意な会社であって製造業ではないし、
スポーツ用品店に物を卸す卸売業でもないので上手く行かない・・・
であれば、
“ボストン・エリアでコンサートをしたい人がいたら任せて!
3万人を無事に集めて楽しませるノウハウはあるよ“とか、
“レッドソックスのスタジアムの看板はいつも売れているので
イベントがあるからスポンサーを付けたいという広告代理店がいたら任せて!“
といったように同じスキルを違う人に
提供するという能力の応用だということです。

レッドソックスが例えに出てくるように、並木さんは大のスポーツ好き。
ロサンゼルスで育ったので野球はドジャースとエンジェルスがあり、
NHLやNFLのチームもあったので10代の頃はスポーツ観戦三昧でしたが、
運動神経ではない形でスポーツに貢献できるのかなと気付いたのは
大人になってから。今はプロ野球チームやJリーグなどのコンサルティングを
担当されています。

入場者が集まればチケット収入があり、スタジアムに看板を出してくれる企業が
集まるとスポンサー収入が立って、
さらに、グッズや飲食収入、ファンクラブ収入が
プロ野球チーム、プロサッカーチームの収入の基礎になります。
それ以外にテレビの放映権などがありますが、
それらをどの様に増やしていけば
もっといい選手を獲ることが出来るだろうか、
もっといいスタジアムを造れるだろう、
座席を増やせるだろう、キレイにできるだろう・・・
そういったことをアドバイスされているということです。


++ Until now ++

4歳から18歳までをロサンゼルスで過ごされた並木さん。
スポーツもたくさん観ましたし、音楽も当時90年代に中・高校生だったので
ヒップホップ全盛期で、
海が近かったのでサーファー・ファッションも全盛期。
世界的に有名になったSTUSSYのTシャツなどは15ドル位で売っていたそうで
そういった服を着てヒップホップを聴いてドジャース戦を観に行く・・・
といった生活を送られていました。

日本に帰ってきたのは18歳大学入学のため。
17歳の頃に父親が選択を迫ったそうで・・・
このままケビン並木として英語のほうが得意になり日系人になって
ロサンゼルスで過ごす人生と、
並木裕太として
日本人になって日本で頑張っていく人生・・・どちらがいいか?

学業の点でアメリカの高校生はあまり勉強せずに統一テストを受けるので
実力差が如実に出て、
そのスコアを基準に進学して大学で勉強するというスタイル。
日本の場合は高校で一生懸命頑張って受験して、
大学は少しゆっくり過ごすイメージ。
そこで、高校がアメリカで大学が日本だったら良い所取りだと思い
帰国を決めたそうです。

並木さんは日本の大学を卒業し、
外資系のコンサルティング会社に入社されましたが、
進路について考えた21歳の時に決め切ることができずにいたところ、
経営コンサルティング会社は新卒で入ると3〜4ヶ月ごとに
色々な会社のプロジェクトに関われることを説明会で聞き、
これはもう2〜3年は迷えるぞと思って就職されたということです。

そして、あっという間に3年経ち、25歳になって、
「3年一区切り」という会社でしたが、全く選べないぞ!という理由から
あと2年迷いたいということで留学されました。

その頃、三木谷浩史さんが「東北楽天イーグルス」を立ち上げて球界に参入!
というニュースを耳にされ、これはもしかしたら運動神経じゃなくても
貢献できるパターンだと思った並木さんは、楽天の問い合わせセンターに連絡して
「野球の仕事がしたい」と伝えたところ、
当時、球団社長に就任される島田亨さんから30分位で返事がきたそうで、
「早く仙台に来てください!チケットの値段の付け方、
スポンサー収入の増やし方を、一緒に考えましょう」
と言われて、スポーツとの接点が再スタートしました。

現在、代表を務める株式会社フィールドマネージメントで
手腕を発揮されていますが、
前に在籍していたような大企業の場合、
小さなアパレル会社やスポーツチームなどは
クライアントにできないそうで、
今は自分がやりたい分野をよりコンサルできる・・・
そういったところも大きいということです。

++ Right now ++

ストリート・ファッション・ブランド「STUSSY」のデザイナーだった
ショーン・ステューシーが手がける
新ブランド「S/DOUBLE」のスタッフたちと一緒に
自分が着たい洋服を作ろうと始めたのが、今から3年前。
そのブランドの服を着て日々を過ごしていたところ、
日本を代表する大きなセレクトショップと仕事をすることになり、
先方の社長と話した時に「そのシャツ・・・何?」と質問され
「うちの会社の制服です」と答えた並木さん。
すると、その社長さんが「それ、しっかり作ってるね」
「これ、うちで売るよ」という話になったのも3年前ということです。

当初はご自身の社名である
「フィールドマネージメント」というブランド名でスタートしましたが、
2年目になって、社名で洋服を売るのもどうかと思い、
架空のベースボール・チーム
「レドンド・ビーチ・ペリカンズ」とネーミングして
ユニフォーム、キャップ、Tシャツ、スウェット、パーカーなどを作って
そのセレクトショップで販売したところ好評で、
来年は他のセレクトショップで
別の架空球団を作って・・・といったようにショップの垣根を越えて
協力しながら売っていくというプランがあるそうです。
「好きな洋服を着たい」というシンプルな思いが、
徐々に仕事に繋がっている
ここ数年だということです。


++ From now on ++

来年、設立から10周年を迎える「フィールドマネージメント」。
今後の10年、20年についてのヴィジョンについて並木さんは
好きなことを仕事、事業にしていくことには情熱を傾けられるし
洋服だったり、居住空間だったり、
フィットネスだったりが好きなので
そういった事業を展開していきたいという思いがあるそうです。

「今まではコンサルタントの並木さんが
ちょこちょこ事業をしているという
見え方だったと思いますが、
これからの10年は主語を転換したくって、
そのジムやっていて、
あの洋服をやっている会社なのにノウハウを教えてくれるんだ。
この10年でそういった主語の転換をしていけたらなぁと思っていますね」。

日本でコンサルタントという仕事が根付くにしても、
経験ある人が話しているほうが
説得力があるということで昔は大体60歳位の人でしたが、
今の時代は30代、20代でも
上場会社の社長がいるし、色々な事業を展開している人がいるので
「フィールドマネージメント」としては、
日本で受け入れられるコンサルティングを
進めていくために、事業で何人も成功してもらい、そういった人たちが
「やったことあるよ話」をしてくれるような会社に
なればいいなと思っているそうです。

「夢は・・・
好きな人と、好きなだけ、好きなことをする時間をどのように増やしていくか。
自分が好きなことに正直でいられる時間を増やしていくのが幸せだと思うので、
それを出来るように、仕事を好きなことにしていく・・・
そんな夢を叶えていきたいですね」。

ON AIR LIST

  • THE LIGHT IS COMING / ARIANA GRANDE FEAT.NICKI MINAJ
  • FEEL IT STILL / PORTUGAL.THE MAN
  • REGULATE / WARREN G FEAT.NATE DOGG
  • SING LA(森羅)/ JIZUE FEAT.元ちとせ

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