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Dec. 06 2019

日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌『veggy』編集長・吉良さおりさんに聞く最新ナチュラルトピックス!

今日はこのコーナーではお馴染み、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌『veggy』編集長の吉良さおりさんにお話を伺います。
現在発売中の特集が、「日本人に不足しがちな植物性・微量ミネラル/マクロ&ミクロミネラル」ということで、今回の特集はどんな内容なのでしょうか?

「マクロミネラルというと一般的な鉄分とかカルシウムなんですが、近年、注目されているのがミクロミネラルです。それぞれの食材に微量しか含まれないので、ミクロミネラルと言われているんですが、最近は美容でも注目されているシリカも含まれます。マクロミネラルは、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどに、一般的に多く含まれるものですが、ミクロミネラルで注目されているのが、先ほど挙げましたシリカです。亜鉛も食材で摂取しにくいものになります。あとは、セレンやケイ素ですね。」

ミネラルは普段の食事からもとれそうな気は済ますが、どうして摂りづらくなっているのかお聞きました!

「近年の野菜は古代とは土壌が違うため、古代であれば薬品も何も使わずに育てていて、野生の食べ物なのでミネラルやビタミンも豊富だったんですが、同じ人参でも最近は科学的なものを使うこともあるので、オーガニックの野菜なら含まれているものが含まれていなかったりもします。野菜を買う時もなるべく自然に育てられたもの、選べるならオーガニックなものを選んだ方がビタミンやミネラルが豊富だとされています。今回、フルータリアンで有名な元東大教授の中野先生にもインタビューしていますが、フルーツだけでミネラルが摂れるのかというと、すべてのミネラルを摂ることは出来ません。特にフルーツに豊富なのがカリウムですが、こちらは体内の水分をとってくれるので、むくみがちな方はカリウムをとった方がいいんです。果物全般にカリウムが含まれていて、バナナやリンゴ、ミカンなど、毎日、何かしらフルーツは生で食べた方がいいと思います。」

吉良さん流のミネラルのとり方について!

「ミネラル自体を意識しているのが、お塩です。海塩と、岩塩がありますが、成分が違うので両方を上手に組み合わせてとることにしています。海のエネルギーと陸のエネルギーは違うので、バランスよくとるようにしています。一番よく使う岩塩はピンクソルトで、独特な動物性の味を出したい時に最近使うのが黒いお塩のブラックソルトです。硫黄の香りがします。最近ノーエッグ卵料理といって、見た目はスクランブルエッグですが卵を使用していないものが、ヴィーガンの間で人気なです。こちらにはブラックソルトを使います。黄身になっているものに硫黄の香りがしてきます。黄身はお豆腐を使っていて、色はターメリックでつけています。ブラックソルトで味付けすることで、卵の風味になるんです。」

忘年会シーズン、上手にミネラルをとる方法教えてくれました!

「やはりミネラルが不足すると単純に骨や筋肉が弱くなります。体全体、歯ももろくなります。自然な天然なミネラルにはとりすぎてまずいものありません。意識して自然の食材からとる方がいいと思います。例えば、忘年会は鍋に行くのであればまず生野菜から食べるなど、野菜を多めに食べることを意識するだけでも違ってくると思います。消化酵素をあまり浪費しないためにも、最初に生野菜かフルーツです。忘年会、クリスマス、新年会の前に、お酒の前にリンゴをかじったり、ミカンを食べたりするだけでも違うと思います。飲みすぎない食べ過ぎないという意味でも、最初に体内酵素を正常に保つといったところで、フルーツを先に食べたり、生の野菜や果物を食べるというのをおススメします。」

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