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チョーヤ梅酒

Nov. 29 2019

有機栽培ハーブ・ハーブスマンをご紹介!台風を乗り越えたパクチーやディル…そのお味は!?

本日は、有機JAS認定のハーブを作る『ハーブスマン`S』の福山久之さんに、今年の台風を乗り越えたパクチーやディルについてお話をお聞きします。
今年は台風や秋になっても温かい日が続くなど、ハーブ作る中でも大変な1年だったそうです。そんな天候の中でもパクチーがなんとか育ってくれたそうです。

「台風直後はかなり痛めつけられて水没したり土が被ってしまったりもあったんですが、その後順調に復活してくれてよくおいしくできています。台風や悪天候を乗り越えた強者パクチーですので、結構いい味で香りもいいです。毎年、微妙に味は違いますよね。今年は例年に比べて香りが薄いというか、甘味が強い感じですかね。生でバクバク食べて、サラダでもおいしいですし、あとは最近はハーブソースを作るんですけど、フードプロセッサーでパクチーもソース状にして、オイルと塩でソースを作るとおいしいです。お肉にもお魚にも合わせられます。オイルとお塩とうちではお酢も入れて、お好みでニンニクを入れたりしてもいいと思います。そうするとパクチー臭さと青臭さが抜けて、他の素材とも合わせやすくなりますので。」

悪天候の中でも収穫ができたということですが、それでもやっぱり気持ちが滅入ってしまうこともあるそうです。

「春に種まいて苗を育てて、畑に植え付けて、さぁ収穫だ!という時に全滅したりする時もあると本当にイヤになって、ヘタすると半年くらい何やってたんだろうって思います。でも、じゃぁ隣に背の高い草を植えていたら風から防げて倒されなかったのかなとか、こっちを掘っておけば水が逃げたのかもって思うと、また次もう1回やってみようって、これだけ痛め付けられているのにまたやるんです。すごい雨の中に収穫に出なきゃいけないこともあって、バケツをひっくり返したような雨の中カッパを着てもカッパも役に立たず。でもそのうちにハイになってきて「もっと来い!」って大声で歌を歌いだして、ほとんど変態だなって、ドMだなって。よく歌うのは、RCサクセションの『雨上がりの夜空に』です。「どうぞ、勝手にふってくれ!ぽしゃるまで!いつまで続くのかみせてもらうぜ!」それをよく歌いますね。」

ここからは、このハーブのお話です。

「フェンネルですね。株本が肥大化して顔の大きさくらいに。生のままスライスして、セロリのようにマヨネーズつけて食べます。ディルとそっくりですよね。ですが香りは全然違うんです。僕はフェンネルの香りが最初は苦手だったんですが、食べてみたらすっごくおいしいのでオススメのハーブです。ディルは僕も大好きなハーブで、魚のハーブと言われていますが、好きなので僕は何にでも入れちゃうんですけど、なんとも言えない清涼感なんです。お刺身のつまに使ってもおいしいです。サーモンとの組み合わせはもちろん美味しいのですが、マグロやハマチに合わせても美味しいんです。パスタやマカロニサラダにも合います。またマヨネーズと相性が良いので、タルタルソースによく使われていて、茹で卵細かくしてマヨネーズとあえてそれにディルを入れると最高にうまいですね。」

最後はハーブではなく、一緒に畑で作っている小松菜のお話です。小松菜は春になると違う味わいになるそうなんです。

「今年は虫が多く、だいぶ食べられちゃったんです。この前までモンシロチョウが飛んでいたくらいなんで、モンシロチョウが卵を産み付けてその幼虫が葉をかじってしまいます。この時期はもう虫はいなかったんですが、暖かいので虫がいつまでもいるんですね。葉っぱのいいところを選んで出荷しています。多少の虫食いはいいんですけど、出荷できずに年を越すと、とう立ちして菜の花ができるんです。その菜の花を出荷します。その菜の花の専用品種があるんですが、アブラナ科という種類はみんなとうが立って菜の花が春先にできます。青梗菜や白菜も菜の花ができるんですけど、こちらもおいしいですね。みんなそれぞれに違ったおいしさがあリマス。今年は出荷できないのが多いので、来年の春は豊作かなと思います。」

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