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チョーヤ梅酒

Oct. 04 2019

ごま専門メーカーが作る、有機ゴマ油をご紹介。

今日は、ごま専門メーカー株式会社 和田萬の代表取締役である和田武大さんにお話を伺います。こちらの会社では、国産のゴマをつかった炒りごま、すりごま、ゴマペースト、練りごま、ゴマ油…などを販売しています。
話をお伺いする和田さんは、現在5代目!一体、いつから会社があるんでしょうか?

「創業1833年(明治16年)に、乾物問屋としてスタートしました。乾物問屋は、ゴマ以外にも海苔や豆、米粉や小麦粉など、椎茸などを扱っていたんですが、第2次世界大戦が終わって戦後は、3代目が少し形を変え、それから健康を気遣っている人たちが、もっとゴマに注目していくだろうと考えました。ゴマは栄養成分が豊富なので、仏教のお坊さんも大豆とゴマは絶対に必要な栄養食としてずっと食べられてきたものです。大阪に会社があり、現在は5代目の私が仕事を引き継いでいます。ゴマといってもゴマを焙煎して、火を入れて味や香りを出すという仕事をしています。」

和田萬では、ゴマ製品を作っているだけではなく、実は育ててもいるんです!

「私たちの会社は大阪なんですが、隣の奈良県に畑があって、そこで毎年社員全員で畑に種をまいて収穫しています。私たちはでいるだけ農薬や化学肥料を使わない栽培がいいことだと思っているので、国産ゴマでも栽培の間、無農薬だったり、または契約農家さんでも化学肥料を使わない農家さんに買い付けをしています。人の体にとってもいいゴマで、畑にとってもいいゴマです。農薬を使わない畑なので、畑にとってもいいことだと思います。栽培は、5月から6月に種をまいて3カ月ほどで実ができて、9月ごろが収穫です。そして新しいゴマが収穫の時期には、お米の新米がおいしいのと同じように、ゴマも新ゴマがおいしいんです。ご存知の方は、「新ゴマ入りましたか?」ということで問い合わせを頂いています。」

ここからは、和田萬のおススメのゴマ製品!!

「特に私たちの中でオススメしているのは、金ゴマです。一般的にはゴマには、金ゴマ、白ゴマ、黒ゴマの3種類あります。白ゴマと金ゴマは同じと思われがちなんですが、品種が違います。金ゴマは白ゴマよりも粒が大きく、油分の量が多い。油分が多いという事は、とてもリッチでコクのある風味が出ます。金ゴマの風味をいかした炒りゴマがサクサクしていて、ナッツのような香りがしてとってもおいしいんです。有機の金ゴマを絞ったゴマ油はデリケートでシャープで繊細な味がして、サラダにかけたり、お塩を一緒にお刺身に漬けて食べてもとってもおいしいです。」

最後に、和田さん、こんなお話もしてくれました!

「ですから、ゴマがなかったら日本の食文化はこんなに発達しなかったと思いますし、ゴマがあることで日本食は広がりを持っていると思うので、私たちを本当に豊かにしてくれるものだなと思います。ゴマというのは、その物自体は種なので、種を食べているということです。ゴマそのものは味も香りも何にもしない。そこに火を入れることで初めてゴマ独特の風味や味が出てきます。これは、似たようなもので、コーヒーも同じです。ですので、火を入れ焙煎をすることは、ゴマにとって大事なことです。この炒りたてを食べることで一番のおいしさを楽しめます。ゴマも炒りたてが一番おいしいので、それほど難しくないので、ご家庭でもゴマを炒って炒りたてを食べるのが一番の贅沢です。ゴマを炒る炒り器がありますね。私共のところでも売っていますが、簡単な道具ですが、この道具があるから手軽に家でやってみようかなと楽しんでもらえますね。」

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