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CHOYA NATURAL BEAUTY

チョーヤ梅酒

Sep. 22 2017

秋冬ファッションの楽しみ方

お話を伺うのは、主婦と生活社から発売されている雑誌『ナチュリラ』の副編集長、大塚美夏さんです。

現在、発売中の『ナチュリラ』秋号は、この号で創刊10年を迎えます。
記念すべき『ナチュリラ』秋号のテーマは、どんなものなのでしょうか。

「今回のテーマは、“今こそ似合う服を見直そう”というテーマです。年を重ねるにつれて出てくるライフスタイルや体型の変化ときちんと向き合って、これからもおしゃれを楽しみましょう!というメッセージを込めています。具体的には、定番と言われるアイテムの選び方や着こなし方の見直し方法、おしゃれさんたちが今シーズンの着こなしで“やめること”と“始めること”など、自分なりのルールを聞いています。この秋の自分のおしゃれの更新ヒントを見つけていただけたらという思いでつくりました。」

そこで今日は、自分が持っているお気に入りのファッションアイテムを手放すタイミングや着続けたい場合にどうすればいいのか、大塚さんにお話を伺います。
まず、大塚さんがお気に入りのアイテムを手放すコツについて教えてくれました。

「これ本当に私の話で恐縮なんですが、私は朝着替える時に着てみてやっぱりこれじゃないなと思って脱いだ回数が3回続いたら、今の自分に合わないのかなと処分対象として考えます。それはどういうことかというと、身支度をして鏡の前で今日着ていく服を着るんですが、外に出かけられる状態の自分が着てやっぱりなにかこれは違う気がするということは、もう似合わないんじゃないかと判断します。その3回は、同じ組み合わせではなくて、組み合わせを変えて今日はこれに合うかなとか考えてやっているんです。それでも3パターン着てやっぱり似合わないな、これじゃ出かけられないなと思うことは、もしかしてもう似合わないとか、今の自分の持っている服に合わないんじゃないかと思っています。」

お気に入りのアイテムを、ずっと楽しめる方法にはあるんでしょうか?

「カーディガンって羽織りっていうことで、何かのシャツとかカットソーの上に、ボタンを留めずに羽織るという感覚の方が多いと思うんです。これを例えば、ボタンを全部とめて1枚のトップスとして着ると新鮮にうつりますし、巻物とか、ストール代わりに斜めに巻くのもいいと思います。カーディガンをずっと愛用して、好きだったけどこの秋は新鮮に着たいなと思った時に、この方法は有効なのかなと思っています。いつも印象が同じって、その人のスタイルなので決して悪いことではないと思うんですが、着ている自分がウキウキしなくなっちゃったり、でもあまりにも気に入っているので処分したくないという時には、着方を変えてみることをオススメしたいと思います。」

大塚さん、自分にとって似合う服を知るためには、こんなことも必要だとお話ししていました。

「大人にとって、トレンドは追うのではなく“知る”ことが必要で、トレンドを知りつつも今の自分に必要か見極めて取り入れる」ことが大事なのかなと思いました。例えば、自分の今のヘアスタイルや体つきなどをきちんと把握して、似合うものを取り入れたいですね。そのためには、試着や組み合わせ方、着こなしのひと手間が必要です。袖や裾のロールアップなどを鏡の前で研究するなど、着てみて合わせてみて工夫してみて、しっくりくるかこないかを試してみること。そうしてあれこれ試しておしゃれが決まったとき、お出かけも楽しくなりますよね。そんなちょっとしたことで、毎日少しでも気分が上がることがあればいいなぁと思っています。」

『ナチュリラ』  ホームページ >>

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