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チョーヤ梅酒

Sep. 01 2017

防災食にもなる乾物

今日は防災の日ということで、食の備えにもなる乾物について、乾物普及活動をされている『DRY&PEACE』の田平恵美さんにお話を伺います。

『DRY&PEACE』は、いったいどんな団体なんでしょうか?

「DRY&PEACEというのは乾物で世界平和をもくろんでいます。DRYが乾物がPEACEが平和。なんで乾物で世界が平和になるかというと、乾物は常温で長期保存ができたり、エネルギー問題の解決、少しづつ使って無駄なく使えるなど、様々ないいところがあります。それをつなげていくと未来的な食であって、これから世界に知って頂きたい知恵じゃないかと思っています。そこから、乾物で世界平和をもくろんで活動を行っています。」

乾物は、どうして災害食に向いているのかも聞きました。

「乾物は特徴の常温で長期保存ができるという特徴があります。災害はいつやってくるか分からないので、長期保存できる乾物であればすごく心強い。それで普段、ちょこちょこ使いできるのであれば、食べた分だけ、使った分だけ補充していくということで、ものすごく防災時、いざという時に改めて慌てなくてすむ心強い食材です。とにかく乾物は、気が付いていなくてもいろいろみなさん召し上がっています。防災の時にオススメしたいのは、いろんな食材をストックしておくのはいいと思うんですが、そのまま食べられる乾物を1つおいておく。例えば、ナッツであるとか、ドライフルーツがあるといいと思います。過熱しなくても戻すだけで食べられるものを知っておく。それがすごく大事だと思っています。例えば切り干し大根は、煮物にしなくてもお水で戻すだけでサラダや和え物として食べられますね。そんなことを覚えておくだけでイザという時にとても役立つと思うんです。」

日頃の生活の中で、乾物をどのように楽しむといいのでしょうか?

「普段使っていることがイザという時にできること。なので乾物を何種類かでもいいので買ってみて下さい。そして普段から食べてみて、使ったものは足していく。そんなことでローリングストック…食べながら回していくということが奨励されています。普段使っていないものはイザという時に目に入りませんので、簡単なことでもいいので、10種類程度の野菜の乾物や、ダシが出そうな乾物、お腹にたまりそうな穀物や乾麺やナッツ類など。そういういくつか違う種類のものを組み合わせておいておき、お料理にチャレンジするのがいいと思います。自分の好きな物を持っておくのは、イザという時に心強いはずです。自分の好きな乾物なら食べて補充がしやすいですし、普段は災害食にする必要はなく、例えば、違う食材と組み合わせて普段の食として食べればいいんです。ちょっとだけお水で戻すだけで食べられる過熱しなくても大丈夫というものを知りつつ、普段は普段で楽しむことができたら、乾物の魅力が楽しんで頂けるんじゃないかと思います。」

田平さんオススメの乾物レシピもご紹介!

「例えば、普段こんなふうに食べらたらということでいうと、ヨーグルトで戻すと意外な魅力を発揮するんですね。簡単なレシピですと、ドライマンゴーをヨーグルトに一晩つけておくと生のマンゴーに近い感触に。これとってもおいしいんです。実はドライフルーツだけではなくて、切り干し大根や他の乾物もヨーグルトで戻すととってもおいしくなるんですよ。意外だと思われるかもしれないですけど、ぜひお試しいただきたい。ちょっとしたサラダ感覚で、ちょっとお塩とか味付けは必要かもしれないんですが、切り干しの重さにして3倍のヨーグルトを保存容器に入れてよくかきまぜて1番冷蔵庫に。そうすると、ヨーグルトの水分を切り干し大根が吸ってヨーグルトの白い部分がソースのようになり、それごとぜーんぶいただいて下さい。栄養分も全部含め、捨てるところなしです!」

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