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CHOYA NATURAL BEAUTY

Dec. 14 2018

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花生師・岡本典子さんに聞く、大切な人に贈るためのお花選び、お花を長持ちさせるコツをご紹介。

今日のテーマは『笑顔が増える花の贈り物』。そしてこのコーナーで花と言えば、花生師の岡本典子さんです。

花の仕事をする岡本さんですが、この時期に花を贈る時にどんなことを意識するのでしょうか?

「花を贈る時は季節感を第一にというのが一番。食べ物で言うと旬のものを食べると体にいいというイメージがありますが、目から入ってくる旬のお花も心のバランスに関わっている気がします。ただ美しいだけじゃなくて、どっきり、ワクワクも常に詰め込みたいと。ワクワク、ドキドキにするためにとっても大事なのは、贈る方の雰囲気をもし知っていたらどんなものを今日、この日にもらったらどう喜ぶかなってすごく想像します。例えば今は寒い冬で、暗い印象の季節感ですよね。今もらうお花はリースや冬のお花が多いんですが、少し先のワクワクするような春が待ち遠しいという気持ちを表してみる。春ばかりのお花にすると季節外れなんですが、クリスマスグリーンの中に、春の球根の花が入っていて春が待ち遠しいと思えるような感じ。そこがワクワクするポイントです。冬の中に春をみつけたよ♪という、何を選ぶにしてもストーリーづけるのが、1つのワクワクするポイントかなと思います。」

例えばこの時期ならではのアレンジで、春のお花とクリスマスグリーンを組み合わせて、そこにあるものを加えるそうです。

「雪を降らせたいなと思ったりしますね。私の中のイメージでは、雪が積もっているその木の根元からクロッカスやチューリップや水仙の芽が出ている生命力を感じるシーン。本来なら、あたたかいポカポカの中に咲くべきお花が雪が降ったところから出てくる、力強さとかそういうものを感じさせるような、雪降るブーケを作りたいなと思ったり、雪はなんでもいいと思うんですが、雪のスプレーが売っているかもしれませんし、綿や綿をグリーンのところに乗せるというのも1つです。あとは、ポップコーンをボンドでちょんちょんちょんとつけるだけで、雪をイメージするものができると思います。」

そして今日は、岡本さんが実際にLiLiCoと稲葉友に花束をアレンジしてくれてました。
まず、LiLiCoへのお花はどんな花束になったんでしょうか?

「もしLiLiCoさんにお花を選ぶとしたら、華やかなお花にいきそうなんですが、毒を入れるに近いかもしれませんが、美しいお花にスパイスを。その時にお花のフローラルな香りもステキですが、クリスマスならではの針葉樹の香り、もみの枝とかをちぎるだけでとってもいい香りがします。そういったものを見た目だけではなく贈りたい。香りもプレゼントです。一番最初に感じて頂ける印象って大事だと思って、見た目も大事ですが、もらった時の香りって記憶に残ると思うので、そういったものも一緒に。あとは、LiLiCoさんといえばチューリップ!美しくキレイに飾って頂いて、その先にある、開ききった姿、朽ちていく姿にエロスを感じて頂きたいなと思います。」

続いては、稲葉友の花束アレンジ。男性への花束選びっては難しい気がしますが、どんなふうにセレクトするといいのでしょうか。

「稲葉さんには、いろんなお花を入れることによって刺激をプレゼントしたいと思います。1類のお花の花束よりも、いろんな種類のお花を混ぜて、家に持ち帰ってほどいて、それぞれのお花が早くダメになっちゃったなとか、長く持つなとか、こんなステキな咲き方、開き方をするんだ、だらしない開き方をするんだとか。全部、お勉強というか、見たり聞くだけよりも、ご自身が実際に見るとよりお花を好きになるかと。どんなお花が好きな人でも、花を仕事にしている私も発見。それを楽しみに変えて頂けたらすごく刺激的だと思います。」

岡本典子さん  公式インスタグラム >>