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CHOYA NATURAL BEAUTY

Oct. 12 2018

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熊本・天草で作られる国産、無農薬栽培の椿を使った椿オイルをご紹介。

今日は、熊本県天草市で作られている椿オイルについて、化粧品の製造販売を行っている株式会社アマケンテック、取締役 米田揚昌さんにお話を伺います。

椿オイルというのは花の椿からとれる油のことで、日本には東京の伊豆大島や長崎県の五島列島が有名ですが、今日は天草の椿オイルです。
天草の椿オイル、どんな特徴があるんでしょうか?

「天草の椿油、熊本県の天草の椿油は、昔から作ってるところがあり、その椿油を使った化粧品を製造販売しています。長崎の五島とか東京の利島とかそういったところと比べると全然マイナーではあるんですが、昔から伝統的に作られていました。アマゾン西海岸の方に椿の木が二万本ほどなってまして、そちらの椿の木から取れた油を使って生活に密着した形で製造されていました。椿油というのは、基本的にはヤブツバキという品種から大体取れるんですが、天草という今年長崎と世界遺産に認定され、天草の椿はキリシタンの歴史とほぼ同じような歴史があって、歴史的にも聖なる木として椿が扱われていました。その油が使い続けてられていたというのが、大きな特徴になるのかなと思います。」

椿オイル、例えば、どんなふうに使われていたのかを聞きました。

「昔から生活油として使われてまして、例えば行灯の油や天ぷら油などにもよく使われてたようです。食用品としても使っていたという事もあり、こちらでも椿まつりっていうお祭りがあるんですが、そのお祭りでは昔から作ってた椿油ご飯であったり、例えば春の具材、しいたけや人参などを混ぜて炊き込みご飯にするんです。炊き込む段階の時に。ゴマ油というほどでもないんですが、艶が出て香ばしい香りもついて美味しい炊き込みご飯になりますね。そういった使い方を昔からしていたと思います。」

株式会社アマケンテックでは、『アマクサ カメリアオイル プレミアム』という椿オイルの販売を行っています。
プレミアム…!どんなオイルなんでしょう?

「椿油っていうと、そもそも少し香ばしい香りっていうのがついてるんですが、香ばしい香りといのが、例えば肌とか髪につけた場合にちょっと邪魔をする。香りのほうが強くてちょっと香ばしい香りですと、いつまでも残るというのがちょっとあるんです。でも『アマクサ カメリアオイル プレミアム』は不純物や香り、粘つきがある椿油のそれ部分を取り除いていて、肌に浸透性が高い油、化粧用の油として使うことができるが特徴を持っています。肌によく浸透していきますね。椿油はオレイン酸が85%含まれていて、肌との親和性が高い油ですので、すぐ馴染んでサラっと使えるのが特徴です。自生している椿ということもあって農薬などを使っていない油です。その椿を瓶に詰めているので全く無添加という形になります。」

そして、パッケージもとてもステキなんですが…それにはこんな意味がありました。

「紺のパッケージなんですが、椿油には黄色いパッケージっで赤い花のイメージが多かったと思うんです。天草は周りが海に囲まれてるんです。そのこともあり、この天草の海をイメージした青をパッケージに採用しました。若干、パッケージに凹凸があるんですがこれは天草に伝わった活版印刷というものをイメージしてこのようなラベルデザインになっています。キリスト教の伝来とともに活版印刷の文化も伝わったということもあり、様々な伝統を組み合わせてこのような商品が出来ていますということを表しています。」

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