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CHOYA NATURAL BEAUTY

Aug. 17 2018

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有機栽培ハーブを手掛ける『ハーブスマン』。夏におススメさわやかハーブとは?

今日は、茨城県行方市で有機栽培ハーブを手掛けて28年、『ハーブスマン』の福山久之さんにお話を伺います。
『ハーブスマン』は、農薬、化学肥料などを一切使わず、自家製の堆肥で有機栽培を行っています。

有機栽培でハーブを栽培するのは大変そうですが…福山さんが、どうして有機ハーブを生産しようと思ったのでしょうか?

「有機でやろうと思ったのは、自然の中で暮らしたいというのが第一でした。有機でやるというのはいろんな生き物がいて、例えばハーブは自分の身を守るために香りを発していて虫がいることが香りの高いハーブになる。効力も強いので、それを農薬を使って抑えてしまうとハーブの香りも薄くなってしまう。いろんな虫や動物などもたくさんいる方がハーブや野菜がおいしくできると思っていて、そんな中で自分も暮らしたいと思っていて、それがはじめたきっかけです。」

福山さんの畑、夏に収穫するハーブに、有機バジルと有機セージがあります。今年の夏、有機セージは、すくすくと育ちましたが…有機バジルには、こんなことが起こりました。

「バジルはベト病という病気が4、5年前から流行って、夏の最盛期に病気が広がって全滅してしまいます。ベド病に対応する農薬もでてきているんですが、うちは有機栽培でやっているんで全滅状態。バジルのお花は大丈夫でニホンミツバチが好きで、うちも飼っているのでハチのために花は残しています。セージはお肉とよくあうソーセージのセージなんですが、手作りソーセージとかに入れたりハンバーグに入れたりすると、手作りがレストランの味になったり、肉団子にまぜてもおいしいんです。セージは別名が薬用サルビア、サルベーションから来ていて救済、救うという元気づけたり、薬効が強いようです。ハーブは鎮静作用とかいろいろありますが、サルビア、セージは、元気づけるハーブみたいです。」

福山さんの畑では、夏の有機ハーブ、ミントがシーズンを迎えています。

「ペパーミントの畑で1つ1つハサミで、今収穫していますが、飾りとか料理に使う方が多いので、虫食いにないキレイな形のものを収穫しています。見栄えがいいようにこう見えても、よく見るとかなり虫にも食べられていて、その中からいいのを選び出しています。ミント一番ですね。香りに清涼感があるので、暑い夏にスキッとミントの香りを楽しみたい方が多い。食べ物や飲み物でもいいですが、うちではお風呂に入れた生ミント風呂として使っています。お風呂上りがスースーしますよ。ハーバルバスですね。家庭でも繁殖するので、カットして綿の袋に入れてお風呂に。洗濯のすすぎの時に入れてほんのりとハーブの香りがします。」

最後に福山さんから、ハーブは気軽に使ってほしい!とこんなお話をしてくれました。

「なんにでも使ってほしいですね。パンを食べる時にはちょっとハーブをサンドイッチにする時にハーブをはさんだり、ハムとセージをはさんだり、そうすることですごくおいしくなる。普段食べているサンドイッチとは違う感じがありますので、あとは、チャーハンを食べている時かラーメンを食べる時にも、刻んだハーブをのせるとすごくおいしいので。お刺身とか食べる時に、ワサビと一緒に、シソをつかいますが、イタリアンパセリを使うとか。フェンネルってハーブも魚と合いますし、ディルも魚に合うので、お刺身と一緒にディルを使うのもいいです。マヨネーズも一緒でも合うんです。そういうクロスオーバーというか、ボーダーラインを越えてチャレンジしてほしいと思います。和風、洋風、関係なく、ぜひ、試してほしいです。」

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