2018/07/14 ON AIR

横山エリカの街歩き@代々木上原

渋谷区の西エリアにある、代々木上原。
小田急線と、東京メトロ千代田線が乗り入れ、交通アクセスも便利な街です。
代々木上原は、高級住宅街のイメージがありますが、最近はカジュアルな飲食店やアパレルショップなど感度の高い若い世代の方がショップのオープンが続き、あらためてこの街が注目されています。
今回、横山エリカが代々木上原の注目のショップを訪れました。

●Adult Oriented Records
ファッションブランド「ユージュ」のデザイナーでもある弓削匠さんによるアナログ・レコードショップ。
80年代のような懐かしさと新しさを感じる店内。
ビンテージの音楽雑誌やレコードが綺麗にディスプレイされているのが印象的。
かつて「AOR=Adult Oriented Rock」と呼ばれたジャンルの中古盤を中心に大人のための音楽が厳選されているのが特徴です。

「今までの代々木上原は、モデルやミュージシャン、業界の人など限られた人たちの遊び場、というイメージでしたが、最近は訪れる人の幅が広がり、さらにこれから注目される街ですね」と、街の魅力を語るオーナーの弓削さん。
代々木上原が、新しいカルチャーの発信地になっていく予感がしました。

Adult Oriented Records
東京都渋谷区元代々木町10-7 代々木五月ビル102
03-5738-2045
●Tana diner
“タナダイ”こと田中大輔さんが奥様と二人で切り盛りするオリジナリティ溢れるオリエンタル料理のお店。
お店の看板メニュー「蒸し鶏の土鍋ご飯」は、和風仕立てのカオマンガイ。
ナンプラー、パクチー、和風だし、味噌の絶妙なバランスに、タイ料理好きの横山エリカも嬉しい驚き!
「生春巻き」は、ミントやパクチーなど緑野菜を使ったグリーン・ソースで頂きます。
こちらも他のアジア料理店をとは一味違う爽やかな味わい。
ドリンクもワインリキュールをジンジャーエールで割った「上原ハイボール」など、オリジナルなメニューがラインナップしています。

「代々木上原は、渋谷や新宿など都心に近いんですが、下町のような絆のある町です。他のお店の人たちと横のつながりが強いので、ショップ同士の交流もあるし、お客さんとの距離も近いですね。「うえとみ」さんで飲み始めて、「AUX(オグジュアリー)に流れて、最後にうちに来るなんてパターンも多いですよ」とタナダイさん。

「最近、“奥渋”がおしゃれスポットとして盛り上がっていますけど、代々木上原は“深渋”(笑)。今後は代々木上原に遊びに来る人も増えるんじゃないですか」

訪れて初めて分かった代々木上原の新しい胎動。
“深渋”が今後注目されるのは、間違いなさそうです。

Tana diner
住所:渋谷区元代々木町9-6
営業時間:18:30〜2:00
定休日:火曜