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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- 訓市、新潟市を初訪問?! ---
先日、新潟で熱い一夜を過ごした訓市...
そもそも、新潟に行くことになった理由は?
地元飯、シーサイドの海の家、打ち上げで訪れたスナック...
一泊二日の新潟旅を満喫後、
訓市ご一行が帰路で話したこと
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Lights (Live Version) / Journey
Just The Way You Are / Barry White
Milagro / Lucybell feat. Beto Cuevas
Run Away / Beck
二人だけの海 / 服部克久
Let's Go Swimming / Arthur Russell
End Of August / Noah Kahan
This Heaven Has Bars / Pot Valiant
Trees For The Woods / Amie Blu
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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先日、新潟のイベントに呼ばれて行ってきました。僕は普通、週末にどこか遠くで、例えばDJをしに行くとかフェスに行くということが無いんですよ。仕事も詰まってますし月1で大体海外にも行ってしまうので、週末はなるだけ仕事をしないで家にいよう、泊まりで遊びに行くのは年に1回フジロックのみと。国内で地方に行くこともあるんですけども大体、京都とか大阪とか福岡とか内装の仕事が絡んでどうしても泊まらなきゃいけないという時くらいです。なので、なぜ急に新潟に?と言いますと夏の前、6月くらいだったと思いますがよく行くバーで飲んでいると、そこにいた知り合いの子達がたまたま故郷が新潟だという人が複数人いたんですよ。何でそんな話になったのか、今となってはまるで覚えてないんですがそこで、「訓さんは地方って行かないですよね?もし新潟に来たら喜ぶ地元の仲間もたくさんいるんですが」。そんな感じのことを言われて、「そんなことないよ。時間あれば行くし、地方で“地元飯”食うの大好きだし」・・・どうも僕は酔っ払ってそう答えらしんですよ。そしたら翌日くらいから本気になった彼らから連絡が来るようになりました。「日程いくつか出すから都合の良い日を教えてください」とか「場所も複数候補が出てるんで、またアップデートします」とか。それで矢継ぎ早に来るうちにだんだん追い込まれていきまして後に引けなくなってしまいました。最初は東京から若手の仲良しのDJ2人とその新潟出身の2、3人、そして話している場に居合わせたもう1人と、まぁ5、6人で行って向こうで食い倒れのようなことをしてさらっと音楽かけて帰ろうと。そしたらですね、結構暇な友達が多かったのか、「なにそれ、楽しそうじゃないすか。俺も行きますわ」「俺も食い倒れ入りたいすわ!」みたいな輩がどんどん増えてしまいまして、結局東京から総勢20人で新潟に行くことになりました。みな日々ハードに働いてハードに酒を飲む男たち、これは新潟で普段東京でやる同じことをすることになるのではという予感を持っていました。ところが、イベントのある週は台風に伴う雨がずっと降り続き進みの遅い台風の関東到達予定日がどんどんと遅れ、イベント当日が東京に再接近するという予報になりました。連日、色々な友達と飲んでいた僕はこれできっとイベントはキャンセルになるぞ、行かなくて済むとこっそり思っていました。特に会場が海の家だと聞いていたので。ところが、そのオーガナイザーとなった新潟の友達は毎度聞いても「大丈夫だと思います」「雨降らないはずです」「振っても屋根があるので大丈夫です」という気象庁もびっくりの根拠の無い大丈夫の一点張り。本当かなぁ、まあでもきっと出発当日の朝にキャンセルになるだろうと思い、飲まないつもりの前日の夜も深酒してしまいまして、一応と思って朝起きると嵐の前の静けさというやつで雨が小降りになってるじゃないですか。新幹線の運行状態を確認すると通常運転。午後過ぎにやって来る台風を避けるような形で僕らは新潟へ向かうことになりました。東京駅のホームに着くと、「あれ、君も来るの?」「あれ?」という感じで知り合いがまるでジオラマのように点々としていました。みな眠そうな顔をして小さなカバンを持ってボーとしてます。新幹線で寝ればいいやっていう計算で来た浅はかな人たちばかりです。それぞれがバラバラの席に座り新潟へと向かいました。
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新潟はスキーやスノーボードに行くことはあっても山間部ばかりで、まともに新潟市内を訪れるのは初めてかもしれません。駅に着き宿にそれぞれチエックインし最初の夕飯を食べる店に5時集合となりました。店に到着すると来るわ来るわ、あっという間に2階が全て埋まり、まずはそこで新潟名物だという半身の鶏の唐揚げと蒸し鶏を頂きました。佇まいから“ザ・昭和”なお店でいただく鶏料理っていうのは本当に美味しかったです。そして早速飲み始めると、すぐ次の夕飯場所へと。そうなんですよ。食い倒れということで夕飯が2回あったんですよ。そこで刺身や名物のタンメンをいただき、かなり良い感じにみんなここで出来上がりまして、そこからイベント会場へ。辺りには何も無い、街から離れた海岸に海の家が建っていましたが、それは関東で見る海の家というよりは壁が開けることのできる海沿いの倉庫といった趣。ちゃんと2階もありますし、なんならクーラーも付いていて、1歩出れば目の前は海という、湘南や千葉辺りにこんな場所があったならもうスクワットしてみたいと言えるような場所でした。そこを見てすっかり気分も上がってしまいまして地元の方と楽しく音楽をかけてお酒を飲むことができました。とても盛り上がったと思いますし、ラジオのリスナーさんだという人にもたくさんお会いすることができました。「こういうお便りを送って読んでもらいました!覚えてますか?」と何人かの人に言われたのですが、「申し訳ありません。全く覚えていません」と答えました。覚えていたとしてもですよ、もう何時間も飲んだ後に聞かれても思い出せるわけがないじゃないですか。がっかりした顔の人もいましたけど本当にすいません。夜中過ぎまでイベントをして、終わると市内へ移動してスナックで朝まで飲むことに。僕は夏が大好きで夏の終わりになると大変寂しい気分になるのですが、9月も後半にまた夏の延長みたいなことができて本当に楽しかったです。それに大の大人が集まってちょっとしたと言うより、かなり本格的な修学旅行に近いことができたのが最高でした。歳もみなバラバラなのですが陽気な酒飲みの音楽好きという共通点がありまして雰囲気で言うと部活の旅行みたいでしたね。一応低学年と高学年みたいなのがいて、要所要所に敬語らしいものも混じってるような混じってないような。そして新潟の人たちは本当みなさん親切で大変お世話になりました。街のサイズもいい感じで歩き回ることができましたし、また来年、もし機会があったらお邪魔したいと思います。そして新潟帰りの時にみなで話していたのが、こういう地方の街にイベントで行って安くて美味しい地元の料理とかB級グルメを食べまくるのって良いんじゃないの。みんなも大阪や名古屋、福岡とか大きな町には仕事等で行く機会があるらしいんですが、他はなかなか無いということでした。これからは友達たちの出身の街や古い昭和なご飯屋さんがたくさんありそうな街へみなで乗り込こもうという話になっていますから、その際はみなさん、ぜひ遊びに来てください。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


