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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市
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--- 如月の“お便り”ナイト ---
リスナーの皆さんから届いた“お便り”から
訓市が独断でセレクト...
旅のエピソードはもちろん、人生、進路、恋愛、
人間関係から趣味の話まで、
ノンジャンルでフリートーク
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Use Somebody / Kings Of Leon
No Such Thing / John Mayer
Jazz Burger / Royel Otis
Home / Phillip Phillips
最後の楽園 / 細野晴臣
Enracines / Chlorophylle
Love Theme From Spartacus
It Never Entered My Mind (Live at Pasadena Civic Auditorium) / Miles Davis
Flower Moon / Durand Jones & The Indications
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:あやや さん
43歳の女です。2025年12月27日から2026年元旦にかけて、アメリカのアリゾナ州・ユタ州へ旅行に行ってきました。約20年ぶりの海外旅行。就職試験に合格し、やっと本採用になり、自分へのご褒美として大手旅行会社の1人参加ツアーに申し込み行ってきました。20歳の時に3週間のホームステイ以来の米国、その偉大さ、時間のゆとり、トイレの個室の隙間、細かいところは気にしないアバウト感…。20年前と変わっていませんでした。今回の旅のメインは、グランドキャニオン、セドナ、モニュメントバレー、ホースシューなど。自然の偉大さに心を癒されてきました。4泊6日の短い旅でしたが、人生もあっという間に過ぎてしまうほど短いと思っています。後悔のない人生を送りたいので、また海外へ旅立つつもりです。
☆KUN:
ありますね、確かに。トイレの個室の隙間。ドアの立て付けが悪いっていうか、必ず見えますもんね。下もガッツリ空いてて、閉まってんのか空いてんのか分かんない時、屈むとぶっとい足とかが見えて「この人の後は嫌だな…」とか、そんなことも思ったりするのもアメリカな気がします。
★From RN:ブレーメンのねこ さん
初めてメッセージを送ります、ドイツに住むリスナーです。いま大好きなアーティストがいて、彼らのライブを観るために2月にオーストラリアに行きます。訓市さんのオーストラリアでのエピソードや、オーストラリア人との想い出があれば、お聞きしたいです。リクエスト曲は、そのアーティスト、Royel Otisの「jazz burger」でお願いします。彼らは2月に東京でライブをするので、もし気に入っていただけたら、是非!
☆KUN:
ちなみに先週もかけましたっていう感じで。この番組でも話したことありますけど、友達の彼女がいて「私の弟がバンドやってるから、クン、フジロックで見に行ってよ」って言われて、「へー弟がミュージシャンなんだ。なんてバンド?」って言ったらRoyel Otisでしたっていうオチなんですけども。とても良いバンドだと思います。皆さんもぜひ聴いてください。そしてオーストラリア人との思い出、色々ありますよ。一緒に住んだこともありますし。まあとにかく僕が知ってるオーストラリア人は、異常にビールを飲むっていう。記憶がなくなるぐらいまで。で、だんだん、だんだん、喋ってる内容が意味不明になっていくのがオーストラリア人だと言ったら怒られてしまいそうですけども。国を出て、色んなところほっつきまわる人が多いですよね。だから色んなところに行って、この人何人かなと思うとオージーだっていう。ここにもいた!っていう、たくましい人たちだと思います。
★From RN:つぎつぎ さん
初めてラジオにメッセージを送ります、地方でグラフィックデザインの仕事をしている30代の男です。1月に、シドニーに住む親友の幼馴染に1人で会いに行く予定です。彼も私も大学時代からお互い単独で海外へ旅に行くことが大好きで、 時には近場のアジア圏内、時には地球の反対側へと、一緒に海外に行ったことはないけれど、お互い最高な旅の思い出を持っています。そんな私たちですが、海外の旅となるとハタチの時から続けている「恒例行事」があります。それは旅先に私の私物のゴリラ、「ドンキーコング」のフィギュアを持って行き、現地の絶景を背景にゴリラのオブジェをパシャリ。撮った写真と一緒に、「現地に到着したよ」とメッセージを送るというものです。ハタチの頃、初めて彼がボリビアに旅に行く前に「じゃあ、これとウユニ塩湖の写真を撮ってきて」とゴリラのフィギュアを渡したのですが、冗談で始まったふざけたノリがこうして10年以上も続く不思議な恒例行事となっています。ちなみに、写真は毎度シュールな画で思わず爆笑してしまいます。今度のシドニーの旅にも、もちろんフィギュアを持っていく予定です。訓市さんにも、旅先で楽しむ「恒例行事」みたいなものはありますか?
☆KUN:
良いですね。どんどんその写真が色んな背景で溜まっていくっていうのは素晴らしい友達との遊びだと思うんですけども。旅先で楽しむ恒例行事。そういうのは無いんですけど、着いた日はどんなに疲れていても眠くても朝まで飲むっていうのが恒例行事で。「これは時差ボケ用のストロングスタイルの対処方法だ」とみんなに言われるんですけども、1日でどう強引にネジを回しきるかっていうのがね、1番大事なんじゃないかと。僕も昔はもちろんひよって寝たことありますけども、初日に。次の日から頑張ろうと思ったらとんでもない眠気で、漫画みたいに夕飯のパスタに顔を突っ込んだことがありますからね。要は寝落ちしちゃったんですよ、パスタに。しかもあれですよ、ボロネーゼに。もう大惨事ですよ。鼻の穴にひき肉が入るんですよ。それを避けるために、皆さんも初日はストロングスタイルで言ってください。
★From RN:アイラブ、デッキーズ さん
思いっきり遊び、心地の良い疲労感と満足感の日曜日の夜。ビールを飲みながら毎週楽しみに聴いております52歳のおじさんです。高校を卒業後、ただ外の世界を見たいという気持ちと、スノーボードがしたいと言う理由だけで、18歳の時カナダのバンクーバーアイランドにESLクラスに2年間留学しました。英語はまともには話せませんでしたが、親切で温厚なホストファミリーや友達に恵まれ、ホームシックにもならず異国の文化や生活を満喫して生活していました。学校の夏休みに1ヶ月かけて友達6人とフォードのエコノラインをレンタカーして、ロサンゼルスを目的地にし、7割キャンプ3割モーテルの気ままな貧乏旅行をしました。朝起きて行きたい所を話し合い、夜は焚き火をしながら酒を飲み、将来の事・夢・音楽・車・女の話で盛り上がりました。またあの時のメンバーで気ままな旅がしたいです。
☆KUN:
僕も似たようなことをしていたので、ちょっとほっこりしてしまいましたけど。僕の場合は9割キャンプで1割モーテルみたいな旅でしたけどね。しかも僕らは全員長髪で汚い身なりでビーサンだったので、モーテルに行っても「ヒッピーはお断りだ」って言われて。「ここはヒッピーの本拠地のカリフォルニアじゃないの。」「ダメだ。オーナーが見たら俺が怒られる」とかで。ある日1晩だけバイトの子が泊めてくれたんですけど、「朝の8時かなんかにオーナーが来るから、その前に必ず出て行くんだったら泊めてやる」って言われて、泊めてもらったこともあります。お金を払ったのに、なんでこんな夜逃げのような感じで出なきゃいけないのかって思ったのがとても良い思い出です。
★From RN:エドウィン さん
初めてお便りさせていただいております。突然ですが、Spotifyのおススメ機能ってスゴイですね。私がNujabesの「The Final View」 を繰り返し聴いたからだと思いますが、 2010年頃に弟に貰った猪野秀史さんのアルバムに入っていた 「Spartacus」 が流れてきて、同じ旋律が入っていることに初めて気づきビックリ。急いでChat GPTに聞くと、この旋律自体は映画「スパルタカス」のテーマ曲のもので、この奴隷剣士の戦争映画のメインテーマは「ただ一緒に生きたいという願い」ということを知ることができました。いや、なんと便利な時代なのでしょう。私はNujabesを2年前に離婚した直後の1番落ち込んだ時に聴き込み、優しく、ゆったりした世界観に没入することで何とか毎日を前に進めていました。1年に1度しか会えなくなった為、余計に募る本当に本当に大好きな息子に対する思いは「ただ一緒に生きたい」 だったので、 Chat GPTが書いてくれた解説文を読みながら、ボロボロ泣いてしましました。1960年の映画の旋律が、2010年前後に弟から誕生日プレゼントとして猪野秀史さんのアルバムが私に届き、2023年にその旋律に救われ、2026年に偶然繋がったSTORYを知り癒される。時空を超えた旅行をしたような気持ちになり、この番組にどうしてもメッセージを送りたくなりました。
☆KUN:
このサンプリング文化みたいなのの素晴らしいところってこういうことだと思うんですよね。90年代に入って、HIPHOPとか特にそうですけど、昔の曲をサンプリングしながら新しいものを作ったり、ビートを全部入れ替えたりとか。で、そこでまったく違う音楽が生まれるっていうのは本当にすごいですし。最近よくInstagramとかで、サンプリングでできた有名な曲がどうできたかっていうの動画で見せるサイトがあるんですよ。Daft Punkのとかすごいですけどね。ある曲の一部分を飛び飛びにサンプリングして、それを逆回転して遅くしてメロディー作ってたりするんですけど。どういう耳をしてそれを聴いて、この部分とこの部分を切って繋げて逆回転にしたら良いメロディーができるって考えれるんでしょうか。ある意味、楽器を自分で演奏して浮かんだメロディーを作るより、よっぽど遠回りというか難しいことをしてるんですよ。なので僕はこういうサンプリングの曲が大好きです。
★From RN:珈琲は濃いめが好き さん
広告代理店で働く30代の男です。長年、懇意にさせていただいているクライアントさんが、「鹿児島の『知覧特攻平和会館』、1度は行きたいんですよね」 と飲み会でしみじみ語っていたのが気になり、先日妻と足を運んできました。鹿児島空港から車で約1時間。現在は緑茶の名産地として知られる知覧ですが、第2次世界大戦末期の1945年には439名もの若者たちが、いわゆる「特攻作戦」に従事したことで知られています。80年が経った現在、彼らが飛び立っていった基地跡地は「知覧特攻平和会館」となっており、館内では彼らの遺書や遺品、さらに海底から引き揚げられた当時実際に作戦で使用された零戦の実物が展示されています。自分よりも若く、そして優秀な方々が爆薬を搭載し、日本のためにと飛び立っていったことは知識としては知っていたものの、実際に飛び立っていった方々が直前に書き残していった、家族に宛てた直筆の文面の数々。そして作戦に使用された零戦の機体を目の前にすると、今の日常がとてつもない犠牲の上で成り立っていることを改めて実感しました。野村さんはこれまで様々な場所に足を運ばれているかと思いますが、特に印象に残っている「歴史的な場所」があれば、ぜひ教えてください。
☆KUN:
この戦争の話。特に特攻隊の話っていうのはもうすごい悲しいですし、僕も遺書集とか読んだこともありますし。美化されがちで、特に「今の日本を作ったのは彼らの犠牲の上にあるんだ」ってみんな言いますけども、彼らが自分たちから望んでいきたかったわけじゃなくて「こういう作戦があるから国のために特攻してくれ」って言って、彼らは「うん」って言ったんですけど、そもそもこの無謀な作戦を立案して戦後責任も取らない人たちがいたっていうことも同時に絶対忘れちゃいけないんじゃないのかなって僕はすごく思うんですけども。歴史的な場所っていうので僕がよく覚えてるのは、バルセロナで居候してたんですけど、夏で良い広場があって、そこにみんなバールが机と椅子を出して夜中まで飲めるんですよ。すっごくいいな、最高だなここと思ってたら、実は壁のちょうど頭の位置に弾痕があったんですけども。カタコトの英語しか喋んない友達に聞いたら、「フランコ軍にみんなパルチザンがそこの広場に押し込められて殺された場所なんだよ」って言われて、酔いが一気に冷めたっていう思い出があります。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


