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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- お便りナイト in September ---
リスナーの皆さんから寄せられた“お便り”から
訓市が独断でセレクト
旅のエピソードから進路、人間関係、恋愛、趣味など
オールジャンルのテーマについて語る
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
New Light / John Mayer
The Night We Met / Lord Huron feat. Phoebe Bridgers
Limbo / Keshi
Taco Truck × VB / Lana Del Rey
ヨイトマケの唄 / Breath Mark
生まれた街で / 荒井由実
最後のニュース (from Blue Selection) / 井上陽水
同じ月を見ている / 奇妙礼太郎
I Would Die 4 U / Rose Cousins
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN : 09 さん
僕はいま高校3年生で、青春を楽しみ、苦しみ、喜び、悲しみ、なんやかんやで人生の物語を創り上げているところです。去年の夏、僕はアメリカのサンディエゴに留学に行きました。カルフォルニアでしか味わえない、あの夕日の時が止まったような瞬間、初めて食べたのにどこか懐かしさを感じた「IN-N-OUT」 のバーガー、夜更かしで疲れながらも皆で受けた授業…。瞬きをするのが勿体無いほどの経験をし、最初は言語の壁で独りぼっちだった自分は、最後には何十人もの仲間に囲まれて、アメリカンドリームを実感しました。今までの僕の人生経験では言葉には言い表せない、美しく儚い夏でした。気づけば早くも1年が過ぎ、高校2年生だった自分も進路について考えないといけない時期になりました。留学で出会った生涯の仲間達が自分の将来に向かって進む中で、自分は「何になりたいのか」「どういう人生を歩みたいのか」がまだ分からないです。世界を旅して、色んな文化に触れて、自由に生きていたい。でも現実は、そんな理想だけでは生きていけない。毎晩、そんな将来の不安に対する壁にぶち当たっています。色んな経験をした訓市さんから、アドバイスがあれば教えて欲しいです。
☆KUN:
若いうちにやりたいこととか「こういう人生を送りたい」っていうのを分かってる人の方が少ないと思うんですね。少なくとも僕も、そして僕のほとんどの周りの友人も何も分かってなかったです。まあ1年浪人して大学を受験して入りましたけども、その学科の授業を受けたいとか、卒業したらこういう職に就きたいからその大学に入ったって言うのでは1ミリもなくて。時間稼ぎっていう。授業料を何だと思ってるんだって感じですけども、とにかく時間を稼ぎたかったんですよ。稼いだところで何も見つかんなくて悶々としましたけど、今ある時間をとにかく無駄にしないで、色んなものにトライする。そして、決まってなくても海外で働ける仕事を見つけたいとしたら、色んな選択肢を持てるっていうところをまず持つ。なるだけその幅を多く取れるところを目指すっていうのでも良いんじゃないんでしょうか。1番ダメなのは、過去の思い出に浸って前に動かないことだと思うので、まず出来ることを1つ見つけて、そっから手を出してくっていうのがいいんじゃないのかなって思います。
★From RN :ふみ さん
先日サマーソニックに行き、その興奮が冷めずお便りをお送りします。東京の初日に参加したのですが、前日の千葉は大変な雨で開催も危ういのではないかという状況でした。アーティストの気迫が伝わるステージ。見たことのないダンスや演出、楽器が奏でる感じたことのないグルーヴ。自分が知らなかったり普段聴かないジャンルの音楽を体験して、自分の知っている世界なんて、ほんの一部で、世界は広いんだなぁと実感しました。天気が安定せず、とても暑くなったり、激しく雨が降ったりしたのですが、特に雨が激しかった時間帯のステージがkeshiでした。美しい歌声とギターに圧倒され、雨脚が強くなっても夢中で聴いていたのですが、途中で彼が雨の中を花道まで出てきて歌ってくれました。その光景はとてもドラマチックで、彼と私たち観客との距離がぐっと縮まった気がしました。夕方からは天気も落ち着き、スタジアムの上に見えた美しい夕焼けを見ながら平和の中で音楽が聴ける幸せを噛み締めました。これからも、このような時間が過ごせるよう努力していこうと思います。
☆KUN:
この、ふみさんが言う「自分の知ってる世界なんて本当ちっちゃいもので、世界は広いんだ」っていう実感をいくつになっても持っていたいなと思うんですけども。だんだん、だんだん、意識してなくても、「ああ、知ってる」「それはもうやったことある」「これはこういうものだ」って決めつけることっていうのがすごく多くなるのが年を取ることなのかなって思うんですけども。大体がそうじゃないですか。なので、意識的にめんどくさい、興味がないっていっても、1回は行ってみようとか見てみようっていう、そういうのが大事なのかなってすごく思います。なので、ふみさんが初めてこういうフェスに行って、普段聴かないジャンルの音楽を聴けたりしたっていうのも、これからとっても意味があるものになってくるんじゃないのかなって思います。
★From RN :ミニトマト星人さん
アイルランドでワーキングホリデー中の21歳、男です。お盆にも関わらず、夜はコーチジャケットを羽織って仕事に行く日々で、日本のカッと押し寄せてくる夏を恋しく思う日々です。日本でのバイト先の影響から飲食業界に興味を持ち、将来、奥さんと犬とタコス屋をやるために、どう20代を過ごすかずっと考えています。このことを最近よく人前で言うようにしていると、日本でタコス屋をやりたい34歳のメキシコ人2人と出会い、「お前が経営をして、俺らがタコスを作るんだ」と熱烈なオファーを受けました。彼らのキャリアの厚みと本気度に圧倒され、自分もこれは本当にチャンスかもしれないと思い始めました。訓市さんの人生のターニングポイントで、「覚悟を決めた」という瞬間のエピソードがあれば、お聞きしたいです。
☆KUN:
ターニングポイントってあんまりないんですけどね。何でもやってやろうっていう風に踏ん切りがついたのも以前番組で話しましたが、朝まで肉体労働のバイトをして始発の電車に乗って、居候している友達の家に帰る時にすごく晴れてて。桜も咲いてたのかな。すごく幸せな気分になって、その前の日までうだうだ考えていたのが、どこか遠くに行ったような気がしまして。だからターニングポイントってその始発の地下鉄なんですけども、そんなドラマティックなものってないと思うんですよ。ただ、自分がふと考えが切り替えられたかなーなんて思います。
★From RN :御鮨食べたい さん
神奈川県在住、39歳男です。私は今、夏休みを利用して来ている尾道の宿泊先のルーフトップバーから、それは美味しいジントニックを噛みながらお便りを書いております。尾道では、美術館、寺院を巡り、レトロ銭湯、旧中国銀行をリノベーションしたコーヒーショップ、しまなみ海道をチャリで爆走したりなど、大変充実した旅になりました。今見ている、尾道の夜景、ライトアップされた造船所、満天の星空。来週から慌ただしい毎日が始まりますが、今回の旅で心身ともに癒されたので、またゆるく頑張りたいです。訓市さんは、お気に入りの「国内の土地」などありますでしょうか?
☆KUN:
僕も尾道大好きですね。最後に行ったのがコロナ前になってしまうかと思いますが、尾道って昔の映画好きは「尾道3部作」だとかそういうので知った人も多いと思うんですけど、日本の原風景というか、生きていて見たものの全てが詰まってるような気がするんですよ。坂道とか古い家とか、お寺もそうですし、猫がたくさんいて、山があって、海がそっから見えて。毎回尾道に行くと、何か特別なこととか一切しないんですけど、なんか行きたいお店とか「朱華園」っていうラーメン屋さんがありましたけど、なくなってしまいましたしね。ただ、散歩してるだけでとても満たされるというか、「ああ、良いなあ」って。なんかちょっと長期滞在してみたいなって行く度に思います。
★From RN :もてちん さん
この初夏、登山中に子連れのクマに襲われてしまいました。傷を負ったものの幸い命に別状は無く、今は何事も無かったかのように生活ができています。それでも僕は、そのクマを憎いとは思いません。昨今の報道などでは、クマが街に出てきて危険だとか、怖いとか、悪者扱いのようにされている風潮かもしれませんが、むしろ私たちヒトの方が長い時間をかけ自然やクマに対して無知で、そうさせてしまったのではないかと実感しました。怖い怖いばかりの情報だけでなく、私たちはもっと自然を知り、何をすべきかを考える必要があるのだなと思いました。
☆KUN:
クマの問題っていうのは、本当に簡単に言えないというか。すごく増え過ぎてしまったっていうのもありますし、実際問題として。そして、クマの世界と人間の世界の境界線っていうのがやっぱり曖昧になって、クマが人を恐れなくなってしまった。こういうのって電線的に広がるみたいですね。どっかの1頭が知恵をつけると、それがあっという間に仲間に広まっていくというか。天敵もいないですしね。その適正な関係っていうのも難しいんですけども、その境界線をちゃんと作っていって、人間の世界とクマはクマの世界でやってけるようにするにはどうすればいいのかっていうのはすごく大きな問題だと思うんですけども。人間の方も出来ることってたくさんあると思うんですよね。荒れた里山に放置された果物の木とかで街に降りてきてしまったりとか、生ごみとかそういうのの処理で1回食べたらやっぱり覚えてしまうとか、その辺は人の対応で出来ると思うんですけども、山登りに行く人たちが熊に出会う確率っていうのも確実に増えてきたのかなと思います。そういう、クマに対してどういうことができるのかっていう対策っていうのは、国でちゃんと考えていかないといけないのかなって思います。
★From RN :ロマンスグルマン さん
46歳、カレー屋です。この番組で訓市さんにメールを読んでいただき、後押しをしていただいた事が大きなきっかけになり、2022年に始めた僕のカレー屋が今年の11月で4周年を迎えます。いつかお店が街に馴染んだらTシャツを作りたいと思っていたのですが、この4周年のタイミングで作る事にしました。Tシャツのデザインは友達に頼み、デザイン、Tシャツのボディ選び、プリントのインクの色の選定など、2人で色々と楽しみながら作りました。カレー屋だけど、カレー屋らしくないデザインにしたい。ライブの主催など、最近は音楽や文化に関わる事が多いので、カレーだけを売っているお店と思ってほしくないというコンセプトを友達が上手くまとめてくれて、とても良いTシャツが出来ました。不意にこのTシャツを着た人を見かけたら、凄く嬉しいだろうなと思いながら、最近は街を歩いています。末永く街でカレー屋を営み続け、この街のお腹と心を満たす存在であり続けたいなと思っています。
☆KUN:
4周年おめでとうございます。というか、この番組でカレー関連のお便りたまにあると思うんですけども、カレー屋さんをやる人たちって割とマニアックな人が多いですよね。やっぱこう、使うスパイスが多いとか、小さい事にこだわりを持つ人が多いのかなとお見受けしているんですが、ロマンスグルマンさんのカレー屋さんはどんなカレーなんでしょうか。僕もたまに趣味でカレーを作っていたんですけども、1日作業になっちゃうんですよ。玉ねぎ炒めるのに4時間とか、人にやらせたくないみたい。で、知り合いのポップアップばっかりやるレストランというか場所があって、「訓さんのカレーをぜひ出してくれ」って言うんで、「いいよー」って言ったんですが、最低1日100食作れって言うんですよ。100食ですよ?腱鞘炎になっちゃうじゃないですか。それで止まってるんですが、まあ今年中にもしできたら、N’sカレーという名前でやりますから。野村のNです。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


