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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- 皐月の“お便りナイト” Vol.2 ---
リスナーの皆さんから寄せられた“お便り”から
訓市が独断でセレクト
旅のエピソードから進路、人間関係、恋愛、趣味など
オールジャンルのテーマについて語る
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
In Your Eyes / Edwyn Collins
Dumbo / Travis Scott
Tell Me I Never Knew That / Caroline Polachek
Untitled #4 / Sigur Ros
ゆかしき世界 feat. 山嵜廣和 / ホテルニュートーキョー
Untitled (How Does It Feel) (from Live in Stockholm) / D'Angelo
Chocolate (Acoustic Version) / The 1975
Old Man / Tom Misch
Sun Rays Like Stilts / Tommy Guerrero
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ラジオネーム Jaku さん
この春、高校2年生になりました。最近クラスの空気が少し変わってきて、 去年まで普通に話していた人たちもいつの間にかそれぞれのグループに分かれていって、気づけば自分はそのどこにも属していない・・・そんな感覚があります。 実は一番仲の良かった友人も色々あって学校が変わってしまい、 ひとりで過ごす時間が増えました。無理に合わせることも出来るとは思うんですが、教室で交わされている会話を聞いているとどこかで、「ここに時間を使うのは違うかもしれない」と感じてしまう自分もいます。自分は美大に進んで、 いつか分野は少し違いますがNIGOさんや尊敬するVERDYさんを超えるようなアーティストになりたいと思っています。自分のブランドを立ち上げて世界を相手にして行きたいです。だからこそ今のこの感覚も間違いではないと思いたい一方で、賑やかな教室の中でひとりでいると、ふとした瞬間に「これでいいのか」と揺れることもあります。群れないことを選んでいるつもりでも、この孤独が前に進んでいる証なのか、まだ自信が持てません。訓市さんは10代の頃、どのように過ごされていましたか。どう、今を楽しめば良いでしょうか。
☆KUN:
めちゃくちゃ青春なお便りですね。自分も付属校に通ってまして、小さい頃から一緒の友達とか周りにたくさんいましたけども、どこか自分の居場所じゃないなって思うことも多々ありましたし。でも、学校に行ったら行ったで楽しく過ごしたいなと。せっかく行ってるわけで、くだらない話をしたり、いたずらをしたり、学校とは真逆のパチンコや雀荘に行ったり・・・そういう、ごく普通の高校生活だと思いますけども昭和の。放課後は放課後で、また違う学校の友達、例えば趣味が合う子とか。何でしょうね?自分は結局どこにも属してなかったような気もしますけど、バラバラな友達グループみたいのがいて、例えばスケボーをする一派、ダンスミュージックが好きな一派、グランジとかそういうロックが好きな友達とか日を変えて違う友達と遊んだりしていたような気がします。なので、Jakuさんも肩肘張らずに1人でいたいなっていう時は大いに1人でいればいいと思いますし、楽しそうだな、私もこれなら喋れるなっていう時はみんなと一緒に遊べばいいし。美大に行きたいと言って、もし美術とかグラフィックが好きな友達といたらそういう子と遊べばいいし。高校生活って多分人生最後のご褒美の時間っていうか、悩みもしますけど可能性しかない時期だと思うので大いに楽しんでください。
★From RN:焼酎の水割り さん
ロンドンでヘアスタイリストをしています31歳女です。渡英してから明日で2年。仕事での技術と英語力が身に付き、よしバンバン活躍してやるぞと言いたいところですが現場では必要最低限の英語とスマイルで1日をなんとかやりきる勉強の毎日でした。年3回ほど電話する熊本県に移住した友達がいます。彼は「竹細工職人になる」と言ってから8 年、一日中、竹を編む仕事をしています。先日、彼に電話をしました。電話越しに聞こえてくる鳥のさえずり、夕陽が見えてくるようなカラスの鳴き声とともに、毎朝、新聞屋のおばちゃんが「うちへあがっていけ」と手作り朝食をいただいてる話や、師匠が「ウチでタ飯を食ってけ」とカマスの塩焼きと手作り野菜の炒め物を頂いた話をしてくれました。電話を通してロンドンの喧騒から離れて旅をした気持ちになりました。そんな私は今、朝5時のバスの中「ケンプトンマーケット」というイギリスの中でも1、2番目に大きいアンティークマーケットに向かっています。朝6時半からスタートするこのマーケットは朝から多くの人でいっぱい。山のような中からお宝を見つけた時がなんとも言えぬ癒しの瞬間です。気持ちが上下することの多かったロンドン生活でしたが、「自分の機嫌は、自分で直す」を覚え、明日、日本へ帰国します。
☆KUN:
ロンドン、いいじゃないですか。僕も住んでいたことがありますけど最初はとにかく訛り、訛りっていうかイギリスが英語の発祥地なんですからあっちが本家なのかもしれませんけども、自分が覚えたアメリカ英語とはとても同じ言語とは思えないぐらい違って、ほんとにショックを受けたことを覚えてます。ヒースロー空港の入国の時に「イギリスはすごく厳しいから働きに来たんじゃないのか」とか「学生のふりして長く居座ろうとしてるんじゃないのか」「アメリカよりもはるかに厳しいからうまく答えないと、銀行の残高を見せろとか、そういうことを言われて強制帰国になるぞ」って言われてたんで、「楽勝でしょ、普通にペラペラ喋ればいいんだ」と思ったら、「何しに来た?」っていう質問すら分からなくて、最初。「はい、はい」みたいな。これやってけるのかな?ってその時は思いましたけど、住めば都というか音楽に本当に溢れてる街で、僕の人生の中で一番音楽的に豊かな1年を過ごした気がします。マーケットにもよく行きましたしね。夏のロンドンにまた戻りたいなと思います。
★From RN:緑が好き さん
1年間のワーキングホリデーが終わり日本に帰ってきました28歳男です。英語も出来ないまま経験がほしいと思い飛び込んだニュージーランド。その心配も今では思い出に変わり、1つ1つが物語のように思い出されます。日本への帰りの飛行機に乗る時、この場所を離れるのかと思ったら涙が出ていました。それは1年頑張ったというより、「この国を出るのか」という寂しさでした。本当に良いワーキングホリデーを過ごしました。そして、日本に帰ってきて何かをしないとと思い僕は決めました。初参戦で1人ですが、このラジオを聴いてずっと気になっていた「フジロックフェスティバル」に行くことにしました。3日間全て行きます。今後も気になることをたくさん経験して行きたいと思います。
☆KUN:
帰る時に涙が出るっていうのは、素晴らしい時を過ごした印っていうか、良いことじゃないですか。経験ばかり積んでどうするんだっていう人もいますけど、僕らの人生って1回しかなくてもったいないじゃないですか。色んなものを見て、食べて、聞いて、大いに笑いたい。それ以外に何があるというか、そのために仕事をしてお金を稼いでるんじゃないのかなって僕はすごく思うんですけども。緑が好きさん、どんどん色んなものに挑戦したり、興味のあることに時間を費やしてください。
★From RN:ぎょうざ大福 さん
オーストラリアからインドネシア行きの飛行機の中でお手紙を書いています。約2年間のオーストラリアの旅を終え、インドネシアでのサーフキャンプの後、日本に帰国します。2年前、オーストラリアに来て間もない頃に初めてお手紙を送り、その時、ヌーサという地域に魅了されたことを書きました。まさかそのヌーサに自分が住むことになるとは。ヌーサはサーフカルチャー、特にロングボードのカルチャーが根付いている地域で、サーフフィルムを見に行った夜に出会った友達と帰国前に会うことができました。サーフフェスティバルが開催されていたヌーサではビーチに色々なブースが設営されていて、無料サンダルを友達と一緒にもらった後、彼女の働くお店で最初で最後の乾杯を交わしました。カウンターで会計を待っている間、彼女の同僚と話しながら、「来週、オーストラリアを出るんだよね』」と僕が話すと、横にいた彼女は間髪を入れずに 「彼はまた戻ってくるよ」と。僕はその言葉に少し微笑みながら会計の値段を見ると、そこにはドリンク1杯にも満たない金額が表示されていました。少し僕がフリーズしている間、彼女が支払いを済ませ、店員の彼にロクにお礼も言えないまま店を後にしました。車に向かいながら「本当にありがとう」とお礼を言うと、彼女は「本当にありがたいなら戻ってきてよ」と、最後にハグをし、さよならをしました。 ああ、いつかまたここに戻ってきて恩返しをしないとな。
☆KUN:
何ですかこれは。どこかしら恋の香りがするような。この彼女とぎょうざ大福さんの間には薄い薄い膜がありますけども、楊枝でつついたらすぐ穴が開きそうな、そんな香ばしい匂いがします。これはぎょうざ大福さん、とんぼ返りじゃないですか。どうですか。
★From RN:まるこ さん
都内在住、30代女性です。最近は暖かいを通り越して夏のような日が続いていますね。四季ではなく「二季」になってしまうんではないかというニュースも耳にしますが、まさにその通りだなと感じております。暑さに負けず、今年は行ったことのない場所に国内旅行に行きたいなと思っています。日本に住んでいながら知らない場所、知らないことが多いので自分の足でその土地を歩き色んな発見をしてきたいです。その時はまたお便りにて報告させてください。
☆KUN:
すごく良いと思いますよ。国内旅行って有名な観光地に行くっていうんじゃなくて、ただ色んな土地を見てみる。旅の話をよくしますけど、特に若い人。海外に行きたいなっていうのは分かるんですけども、実は自分の国のことをよく知らないっていうことがあると思います。若い時に海外に行って、「日本から来た」って言った時に声をかけてくれる人たちって日本に興味がある人が多いんですけど、聞かれても「いや、行ったことない」「知らない」っていう風になってしまうことが多々ありまして、やっぱり外に行くなら、まず自分の国も知るっていうのはすごく良いことなんじゃないのかなって思います。
★From RN:ナカメのメガネ さん
先日、少し早めのバカンスでベトナムのホーチミンとフーコック島へ行って来ました。初めての東南アジア。ホーチミンは勝手なイメージで衛生面やインフラが心配でしたが予想に反して街は綺麗で飲食店やトイレも清潔で驚きました。ローカルフードもどれも美味しく、心配していた「食あたり」も1度もすることなく安心して楽しめました。とりわけ良かったのはフーコック島での滞在です。淡路島ほどの面積の小さな島で、近年、リゾート開発が進む”ベトナム最後の楽園”と呼ばれるこの島は高級外資系ホテルが日本の約半額で宿泊できますし、マリンスポーツはもちろん、テーマパークやサファリパークなどスケールの大きいアクティビティが充実しています。円安の状況下でも日本円で贅沢な時間が過ごせる数少ないリゾートかもしれません。昼はプールとマッサージ、夕日を眺めながらビーチでのんびりした後、夜は街に飲みに行く。最高のリフレッシュ休暇になりました。島内では至る所で新しいホテルの建設現場を見かけたので近い将来一気に高級リゾート化してしまうのかもしれません。今のフーコックは手つかずの自然と洗練されたリゾートの良さが心地よく同居している面白いフェーズにあると感じました。訓市さんは最近リゾート地や東南アジアで何か感じた事はありますか?
☆KUN:
僕は元々、例えばハワイとかに行くぐらいならアジアに行った方がいいっていう人間で、それは90年代から変わらないんですけども、難しいのは自然が綺麗で安くて最高だなっていうところを僕たち旅行客が壊していくっていうか・・・人気が出て高級ホテルができて、そうじゃない安宿があるっていうまま残ればいいんですけど、開発って1度始まると止まらないじゃないですか。やがてそこは全てリゾート化されて、海は汚くなって、物価も高くて、地元の人にちゃんとお金が落ちてるのかも分からない現状。それをこう嘆いても、「お前がそれを片棒数えた人間だろ」って言われればその通りですし、どうやったらバランス良くできるのかなってよく思いますけど、なかなか難しいですよね。あと、東南アジアの物価の安さっていうのは最近あんまり感じなくなってきたんじゃないのかなって思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


