ON AIR DATE
2025.09.14
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。

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TUDOR logo


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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--- 9月第一弾の“お便り"ナイト ---

皆さんからの“お便り”をまとめて紹介
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

そして、旅の話だけでなく、仕事、進路、
人間関係から恋愛、夫婦・親子関係まで
全ジャンル、全テーマにご対応!
曲のリクエスト、選曲オーダーにもお応えします。

番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。

2025.09.14

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

My Song / Labi Siffre

2

What Once Was / Her's

3

Fisherman / The Congos

4

Muskrat Love / America

5

深夜高速 / 斉藤和義

6

It's A Shame / The Spinners

7

Never Grow Up / Taylor Swift

8

Summer Sweat / Hannah Cohen

9

Anthem For A Seventeen Year-Old Girl / Broken Social Scene

2025.09.14

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

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★From RN:ラズ さん
ロサンゼルスは古着の買い付けで1年に4度ほど訪れていたのですが、あまりの気候の良さにロサンゼルスに住んでみたいという気持ちになり、観光ビザで渡米後、運良く就労ビザが取れて、気付いたら15年という年月が経っていた次第です。気候の良さなのかロスにいる人たちも陽気で、いい出会いばかりでした。5年前に帰国してしまいましたが、ロサンゼルスはアメリカ大陸の中でも好きな場所であります。

☆KUN:
訓:何度もこのラジオで言ってるんですけど、僕もロスは好きなんですけど、どうも僕は住みたいと思ったことはないんですよね。健康すぎるっていう。健康押しすごいじゃないですか。あれも疲れるし、車移動で1日2個ぐらいしか仕事ができないみたいのもすごく肌に合わないんですよね。やっぱりニューヨークって仕事して、友達に会って、ご飯食べてって、もうすごい色んなことが1日でできるんで、そこが好きなんですけど。ニューヨークでカメラマンをしている小浪くん。今ニューヨークに住んでどのぐらいに?

小:今8年目ですね、僕は

訓:どう、LAに引っ越したいとか思ったことある?

小:ないですね

訓:ニューヨークで住み続ける1番の理由は何でしょうか?

小:うーん、人が面白い

訓:そうだよね、やっぱりね。ロスに行くと人と出会わないよね

小:あと、写真が撮りやすいですね。街並みを歩けるので

訓:そうね。LAは逆に写真撮りにくい?

小:景色が、似てませんか?(笑)

訓:ニューヨークもそうなんだけどね。(LAは)ヤシの木ばっか撮っちゃうもんね

小:そう

訓:ロスがベースのカメラマンですごい色んな活動してる人ってあんまり・・・

小:聞かないですね。LAに別荘があるとかしか聞かないですよね

訓:まあ当たったカメラマンね。小浪くんはLAで別荘を買う予定はあるんでしょうか?

小:まあ近い未来に、買いたいです

訓:そんなに稼いでんの。すごい毎回会う度に飯とか奢らされるんですよ。絶対に俺より稼いでるはずなのに。こういうとこは年功序列じゃないけど、先輩みたいのあるじゃないですか。そろそろご飯でもご馳走してもらいたいな


★From RN:黒い太陽 さん
先日の日曜日、「大阪・関西万博」に行ってきました。その前日に“55年タイムトラベル”をして、万博記念公園の「太陽の塔」に登ってきました。 「大屋根リング」も素晴らしかったのですが、それすら霞むような強烈なアンチテーゼと共にそれはそびえ立っていました。 この夏に内部の「生命の樹」を含めて「太陽の塔」に出会えてよかったです。

☆KUN:
なんか、万博行った人が結構面白いって言うんですよね。色んな議論があった万博ですけども、行った人たちみんなが言うのが「多分もうこの斜め左下がりの日本で万博が行われることは2度とないんじゃないか。お金も無いし。なので最後だと言って見に行く価値があるよ」と言われて。そうか、でも並びたくないしなっていう。人気パビリオンは入れないらしいんですよね、もう。涼しくなったら終わる前に行こうかななんて思いつつ、同じこと考えてる人が2,000万人位いそうなんで、今も悩み中です。


★From RN:バードマン さん
23歳男性です。兼ねてから訪れてみたかったモロッコのホテルからお便りを書かせていただいております。学生の頃、留学先からヨーロッパを巡っていたのですが、2度と来られないという半ば脅迫観念に似た考えのもと、激烈なスケジュールで観光地を回っていました。結局記憶に残ったのは観光地の感動よりも、夜行バスの待合場所での冷え切った雰囲気や乗り過ごしそうになって走った記憶がほとんどです。その反省を踏まえて今回はリラックスした旅をしてみようと計画したのですが、今日の歩数は既に約2万歩。どうやら予定通りには行かないようです。

☆KUN:
訓:モロッコはもう、すごい好きな国の1つなんですけども・・・小浪くん、モロッコとかアフリカとかで撮影に行ったことありますか?

小:アフリカありますね

訓:どこに?

小:ナイジェリアです。サッカーです

訓:全然自然じゃないじゃない。ナイジェリアの?

小:ラゴスですね

訓:サッカー以外で何か見れたりしたの?

小:ちょっとスラムに行きましたね。少し外れたところに

訓:強烈でしょ?

小:強烈な匂いと。強烈な人たちがいっぱいいました。はい

訓:その写真も撮った?

小:撮りました。ちょっといろいろ怒られそうだったんですけどね

訓:1人でふらふら?

小:はい

訓:結構カメラマンって無茶なとこに行くじゃない。友達でそういうカメラマンが何人かいて。旅に行ったから見てくれって言うと、これ1人でほんとに高そうなカメラ持って大丈夫なの?みたいな

小:隠しながら撮る時だけ出して

訓:このおっきいキャノンみたいの?

小:はい

訓:それはどっかで見れるんですか?アフリカの写真は

小:近々出そうかなと思ってるので、チェックいただけると

訓:それは、じゃあ小浪くんのインスタで見れば?

小:はい、お願いします

訓:Jiro Konami という名前でインスタを探していただければですね、エモい写真がたくさん見れると思います


★From RN:コラーゲン さん
昨年、専門学校を卒業し、そのままニューヨークに来てメイクアーティストをしております。先日、訓市さんがニューヨークにいらした際、ビーニーを被り街を歩きながら「いないかなぁ」と周りを見ながら探していました。なぜビーニーかと言うと訓市さんと仲の良い先輩方に連れて行ってもらったバーやイベントで何度かお会いしたことがあり、1度だけ話しかけてくれた事があります。その時お互いビーニーを被っており、訓さんが「おまえ、夏なのにビーニー被ってて暑くないのか?」 と。私が「大丈夫です」と言うと、「俺は中が蒸れてて、大変だよ。すげえな」 と私の頭を鷲掴みにして去って行きました。かっこ良すぎて魂が抜けました。また夏の終わりにニューヨークでお会いできたらなと願っております。

☆KUN:
そんなことしましたっけね。でもビーニー被っててもう頭が痒くて死にそうだったことは何度かあったのは覚えてるんですけど。朝そんなに熱くないと思ってシャワー浴びるのが面倒くさくて、帽子を被ったらめちゃくちゃ暑かったっていう、確かそういうシチュエーションだったと思うんですけども。夏の終わりに行くのかな?行かないのかな?行くとしたらダウンタウンの辺をフラフラしてると思いますので、どっかで会えるんじゃないかと思います。


★From RN:いつも夜が勿体無い さん
現在、成田からセブ行きの飛行機の中で筆をとっています。 セブへはリゾートでの休暇ではなく、友人の事業の手伝いで向かっています。 このお便りは普段感謝を伝えられない妻への誕生日プレゼントとして贈らせてください。私たちには12月に生まれた娘がおり、現在8ヶ月が経とうとしています。それと同時に妻も母になり8ヶ月が経とうとしています。出産前から入念に迎え入れる準備、すくすくと成長していく娘の状態に合わせて環境を整え育てる姿は将来娘がこの家に生まれて良かったと思うでしょう。 あなたがいるお陰で私は外に出向くことができるのです。なかなか感謝の言葉を伝えられず、ごめんなさい。 いつもありがとう。そしてママ、誕生日おめでとう。そんなママへのプレゼントソングとして訓市さんからバースデーソングを贈ってほしいです。

☆KUN:
訓:なんかAIになった気分なんですけど、ありがとうございます。これそのまんまChatGPTとかに入れたら「オススメの曲はこれです」とか出てきそうなんですけども。ニューヨークに住んでいる小浪くん・・・娘さんがいるんすけど、結構いろんなとこに連れてくるよね

小:はい

訓:すっごい面白い娘さんなんですけど、完全にお父さんの友達じゃなくて、自分の友達だと思ってるよね、あれ

小:はい、訓市さんはそうですね(笑)

訓:すっごい遠くから「くんちゃーん!」っていう声がして、出た!みたいな。今2年生?

小:7歳です

訓:7歳か。毎年見てるから成長を見届けられてすごく嬉しいんだけど、できることも増えてるし。この間、ポップアップでニューヨークでお店やってる時に小浪くんが娘さんと来て、「最近、側転に凝ってるから見てくれ」って店の中で。で、「やってみせてよ」って言ったら、「えーどうしよっかな〜」みたいな。髪の毛とかしながら、手で。「じゃあやる」って言って、いきなりそのカフェのど真ん中で側転をした瞬間に店中のお客が振り向いて、ものすごい拍手したんですよ。多分みんな構えてたよね、あれ。会話を聞いてて多分この子が側転をするんじゃないかっていう時のあの拍手の仕方がアメリカってすごい良いなって思わなかった?

小:思いました。瞬間ね、いいなって

訓:すごいよ。やって子供が絶対、得意げになって多分一生の思い出になると思ったら、あの後どこでも側転するようになっちゃったんでしょ?

小:そう(笑)

訓:でも、あの拍手で君はすごいっていう、あの応援の仕方って絶対…本番にアメリカ人って強いじゃない?オリンピックとかでも。あれはああいう場面場面でみんなが褒めるからなんじゃないかってすごい思って、僕も印象深いんだけど。今ね側転職人になりそうだよね


★From RN:カモミール さん
8月に40年振りに片瀬江ノ島まで行きました。目的は「新江ノ島水族館」にクラゲ を見る為。横浜から町田で小田急線を乗り換え片瀬江ノ島駅まで行って来ました 。40年振りに江ノ島に着いたら凄い人でした。海の家もオシャレで日焼けしたお兄さん&お姉さんが呼び込みしてましたよ(笑)。やはり海って良いなぁ〜と思って帰って来ました。

☆KUN:
僕、結構江ノ島って好きで、今年は行ってないですけど、たまに行ったりします。着いて、お土産屋っていうか観光客向けのお店ばかりなんですけど、階段沿いになんかおせんべい売ってたり古い街並みで上の展望台があってちょっと公園もあるじゃないですか。裏の方に行くと急に怖くなるんですけどもね、なんか洞窟があったり。行ったこと無いっていうか興味無いやっていう人は是非一度、江の島に行ってみてほしいんですけども。思ったより悪くないっていうか、なんで今まで来なかったんだろうってきっと思うと思います。